南では台風が荒れ狂っているようですが、北の地は、このところ、非常に冷え込んで参りました。こういう季節になると身体が冷えて、何もしたくなくなってきます。
そして、聴きたくなるのは、やはり遙か遠い北の地の音楽です。今日は、アイルランド共和国ドニゴール州の音楽を演奏するアルタンです。
ドニゴール州の音楽は、ほとんど外には知られていなかったそうですが、彼等の活動により今や世界的に知られるようになりました。やはり土着の音楽を大事にするということ、そして、郷土の伝統を守るということは、その地にしかない文化ですから、生物と同じで絶滅させてはならないものだと思います。
日本は、この伝統の大切さを最近忘れてしまい、軽薄な国民になってきていますが、方言などももっと誇りをもって大事にしたいものです。
アルタンの音楽は、メロディーといい、その言葉(アイルランド語?)といい、歌姫のマレード・ニ・ウィニーの美しい声も素晴らしく、癒されます。