Eight-Door Memories

~ 〃歌探し人〃 takaboh のブログ ~         ※コメントは、管理者の承認後に表示されます。

マネージャーの想い

2008-07-13 13:02:38 | スポーツ

 今日も市内の球場で、甲子園出場経験が両校ともある県南地区の強豪の注目カードがあったので、朝から観戦に出かけましたが、すごい車の渋滞で、さすが高校野球の人気はすごいです。試合は、結果的に1点上回った市内の私立高校が勝利しましたが、両者にはほとんど差がなく、なかなかいいゲームでした。
 選手もグランドで、高校生活最後の試合に全身全霊を傾け、戦うが、裏方のマネージャーも高校生活最後の戦いに向けて、選手達の裏方として、ビデオ撮り、スコア書き、ドリンク作り、ボール磨き、ボールガール、洗濯などいろいろな仕事をこなしながら、大会前の2ヶ月くらい前から写真のようなマネージャー達の想いを込めた必勝祈願の千羽鶴作りを行います。これは、家でも作るので、進学高では勉強もあるので、親が見かねて手伝ってあげようとしますが、小生の母校は、東北有数の進学高で、次男がかつて硬式野球部に所属していた際、監督は高校生を既に大人として見ているので、伝統的に親がそういう介入をしてはならないという考え方で、マネージャーが一心に千羽鶴作りを行っていました。
 作った千羽鶴は、最後の大会のベンチに持ち込まれ、マネージャーの想いとともに選手は試合に臨みます。現在は、部員数が少ない野球部などは、マネージャーもベンチに入って、スコアを付けたりしている姿も見かけますが、本来、ベンチに女子が入る例がなかなかなかった頃の伝統が今も残っているのではないかと思います。

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 試合に敗れた時、マネージャーは、相手チームのマネージャーに「自分達の分まで頑張って下さい」と涙ながらに、自分たちの想いがつまった千羽鶴を渡します。勝ち上がってゆきチームのベンチは、破ったチームの千羽鶴がたくさん飾られることになります。
 一方、ベンチ入りできなかった野球部員の応援団長が使った巨大メガホンは、相手チームの応援団長に託されます。ただ、涙に暮れる敗れたチームのそういう姿を見るとこちらまで泣けてくるのでつらい。

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 高校野球は、そういう純粋な部分があるので、この季節になると、どうしても球場に足が向いてしまいます。

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ブラスバンド部員の帽子もカラフル