DixieChicks & James Taylor - Carolina in my Mind
明日から、親戚の結婚式の為、横浜まで行ってきます。
さて、昨日は、ジェームス・テイラー、61歳の誕生日でした。今年でデビューから41年経ちます。医者を務める厳格な家庭の教育になじめずに音楽や薬に救いを求め、デビューしたもののオートバイ事故を起こしたりして、精神的にもいろいろあったようですが、シンガーソングライターという人達が多数出てくる中、自分の心の中を見つめた歌など多数作り、独特の存在感を示し続け、今や押しも押されぬ大スターになりました。
自分もシンガーソングライターに目覚めた20歳のくらいの時にヒット・アルバム「Sweet Baby James 」を聞いて、それ以来、彼のファンです。しかし、ほとんどのシンガーソングライターがそうだったように、70年代にハートウォーミングでナイーブな歌を歌っていた人達が、80年代あたりになると時代とともにタイトなロック・サウンドに変わっていくにつれて、自分も仕事の忙しさなどとともに音楽への興味が薄れてきてしまい、あまり聞かなくなっておりました。
そうしているうち、クラプトンの有名なアルバム「アンプラグド」が出たあたりから、アコースティック・サウンドが再認識されるようになってきたと、自分ではそう思っているのですが、そういうアコースティック・サウンドへの回帰がみられたあたりからまた少しずつ音楽への興味が出てくるようになりました。
そして、父母が亡くなって、三回忌を済ませた後、そろそろまた自分の好きなことを始めてもいいかなと思うようになったここ2年くらい前から、またよく聞くようになった次第です。
ジェームス・テイラーも今こうして、また聞いていると長く熟成されたワインのように、益々幅と円熟味が増し、尊敬される素晴らしいアーティストになったと感じます。
この曲は、デビューアルバムに入っていた曲で、日本でもそうですが、御当地ソングというか、曲名に地名が入っていると何か共感を覚えるのですが、きっとジェームスもカロライナに想いを馳せて作った曲なのだと思います。
曲はいいのですが、1枚目のアレンジはあまりいいとは思いませんでした。今にして思うと、2枚目からのバックのダニー・クーチをはじめ、セクションの面々がバックで、彼のサウンドを支えていたんだなとあらためて思います。バックやアレンジは、やはり非常に重要なんですね。
一緒に歌っている人気女性カントリー・バンド、DixieChicks 、彼女達も大好きですが、コーラスもいいですね!