今日も朝から小雨が降っています。さて、昨日は、はちえきキャンバスで行われた弦楽四重奏団〃ザッツ・アンダンテ〃の演奏を聴いて参りました。レベルの高い演奏に、ただただ驚きながら、そのアンサンブルに酔いしれました。本当に八戸にはたくさんの素晴らしい音楽家がいるんですね。あらためて思いました。
曲は、モーツァルト、バッハの曲はほとんど知っていましたが、チャイコフスキーの曲は分かりませんでした。弦楽四重奏は個々の力量が高くないといけないので、非常に難しいと思いますが、呼吸もぴったりで、それぞれのパートをこともなげに弾きこなしているような演奏は見事でした。間近で素晴らしい演奏を聴くことができ、貴族になったような気分で、心を洗われるような時間でした。はちえきキャンバスさん、〃ザッツ・アンダンテ〃の皆様、本当にありがとうございました。
ところで、8月も最後の日となりました。今日は、自分に贈る曲を選ばせていただきました。ザ・バンド、このバンドにもいろいろな思い入れがあります。解散時のライブ、ラスト・ワルツ、ロビー・ロバートソンが抜け、まただリチャード・マニュエルが元気だった頃のジャパン・ライブの映像も何回見たことでしょう。そして、何年前だったか忘れましたが、新生ザ・バンドで来日した時は、もう最後だろうということで、東京まで行って彼らを生で見てきました。
彼らに会えた感動とともに音楽は変わりませんが、メンバーが違うので、頭の中では、彼だったら、こう弾くだろう、こう歌うだろうというイメージが出来上がっていますので、それが微妙に違うのは、やはり違和感を覚えました。
そして、あの時、巨漢化し、声も出なくなっていたリック・ダンコが数年前、亡くなりました。もうあのザ・バンドは・・・・。でも、彼らのスピリットは、やはり次世代に引き継がれているというのを、You-Tubeで垣間見ることができた時は、やはりミーハーになって驚喜してしまいます。名前のごとく、アメリカン・バンドとしては、最高峰だと思っていますし、一番好きだったグループ、彼らの代表曲をウディ・ガスリーの再来と言われたフォーク歌手、ギリアン・ウェルチがtakabohが最も好むザ・バンドのような泥臭いアメリカン・ミュージック・スタイルを継承しているかのようなバンド、Old Crow Medicine Show(この名も何か、The Bandを連想させます。)とともに歌っています。
The Weight - Gillian Welch & Old Crow Medicine Show
※ この演奏に感動する方がいたら、コメントを・・・・。 m(_ _)m m(_ _)m