"No Tears" by Kenny Edwards
リンダに続いて、彼女と縁が深いケニー・エドワーズを mackkさんからのリクエストもあり、今日は取り上げてみました。
彼は、2000年8月18日に亡くなっておりますので、来月で5回目の命日となります。カーラ・ボノフのツアー同行中に倒れ、帰らぬ人になり、享年64歳でした。
彼は、ソロ・デビュー前のリンダ・ロンシュタットの在籍したストーン・ポニーズから始まったとのことですが、当時は、ストーン・ポニーズという名前だけは知っていましたが、リンダのことばかりで、ケニー・エドワーズを知ったのは、ずっと後になってからのことでした。
ストーン・ポニーズには、ボブ・キンメルも在籍していて、彼は、その後「フローティング・ハウス・バンド」を結成し、そのアルバムが大好きでした。
しかし、ケニー・エドワーズは、リンダをはじめ、ウエストコースト系の多くのアーティストを支え続けてきたので、そのうちに彼のことを知るようになり、好きになりました。
リンダのバックバンドの盟友、アンドリュー・ゴールド、カーラ・ボノフ、ウィンディ・ウォルドマンらと結成したブリンドルもまた記憶に残るバンドでした。
ソロ・アルバムを出したり、カーラ・ボノフを支え、彼女とともに来日も何回かしております。
ハーモニーの素晴らしさは、折り紙付きでしたが、ソロは聴いたことがありませんでした。
彼はベースの印象がありますが、You-Tubeで聴く彼のギターやギター・ソロもまた素晴らしかったので、本当に振り返ると惜しい人を亡くしたものだと思います。
明るく優しそうな人柄も偲ばれ、難病を抱えながら、最後までステージにこだわっていた彼を思うと切なくなってしまいます。
あらためて、ご冥福をお祈りいたします。