Esperanza Spalding Endangered Species
今回は、ちょっと小生としては、これまでにあまり紹介したことのないような選曲をさせていただきます。
もう40年くらい前の話になりますが、学生時代に過ごした東京から帰郷し、それまでは欲しいレコードも努力して求めさえすれば手に入ったものでしたが、地方ではそれもかなわず、自分が求める音楽に触れることができなくなってしまい、途方に暮れて、タムボリンやプー横丁とかの通販店を利用し、細々とレコードを入手したりしておりました。
しかし、それでも自分が欲しいものを入手できることは、なかなかありませんでした。そうこうしているうちに、ジャズが当時流行っていたのか、この片田舎の八戸まで世界の名プレーヤーが来てくれたりとかした時期があり、小生も嫌いではなかったので、一時期、ジャズもよく聴いたことがありました。
当時は、ジャズにも新しい流れが出てきており、当時一世を風靡したのが、チック・コリアのリターン・トゥ・フォ-エヴァーでしたが、その他キース・ジャレット、ハービー・ハンコックや彼のV.S.O.Pクインテットとかウェザー・リポートとかでした。
自分は、マイルスやMJQ、はビル・エバンスとかも好きでした。ベースはロン・カーターとか・・・。
当時は、ロック喫茶はありませんでしたが、八戸にも何件かのジャズ喫茶があり、独身時代はたまにジャズに浸りに行ったものでした。
昔話は、このくらいにして、この彼女、エスペランザ・スポルディングをYouTubeで、初めて観た時は、若い女性ながら歌もペースもすごいので、本当にぶっ飛びましたね!
なんと史上最年少の二十歳で、バークリー音学院の講師に就任したほどの実力ベースプレイヤーだそうです。彼女の口から懐かしいウェイン・ショーターの名前も出てきたりして、嬉しくなりました。
また綺麗な黒人ですね。益々飛躍して欲しい女性です。