昨日の続きになりますが、酒蔵でのコンサートは、以前山形かどこかの酒蔵でも開催されているとニュースで聞いたことがありました。何でも酵母もモーツァルトとかいい音楽を聴かせてあげるとまろやかに熟成するとか・・・。酵母にも人間と同じようにα波とかが分かるんでしょうか?!
しかし、八鶴酒蔵の橋本様のお話では、夏場は酒蔵は何もすることがないとのことで、酒蔵のまで見学させていただきました。八鶴の半被(はっぴ)を着た〃まーぶる♪〃の皆さんと酒蔵、そしてクラシック、三社大祭、なかなかいい組み合わせでした。このところ、喫茶ピーマンさん、はちえきキャンバスさん、それから八鶴さんと中心市街地でのライブ・イベントをたくさんやっていただけるのは、音楽ファンとして非常にうれしいことです。中心市街地の活性化には、非常にいい企画じゃないかと思います。
中心市街地活性化では、行政のほうもハード面の整備の発想をあらためて、せっかく南郷のジャズとかあるわけですし、お祭りとさらなる音楽とのタイアップ、アイススケートと音楽とのタイアップ・イベントとかうまく進めれば、美味しいものはたくさんありますし、〃音楽の街づくり〃とか打ち出していけば、中心市街地はもっと元気になるような気がしますけどねぇ・・・。何もプロを呼ばなくても、市民の手作りでもいいと思うんです。上手なアマの方がたくさんいますから・・・。
今はもう♪ 誰もいなくなった八鶴さんの酒蔵会場
子供の虎舞だ~い!
山車の先導だよ!
ところで、八戸三社大祭ですが、中日(なかび)に、喫茶ピーマンでお会いした函館からいらした小島店装の小島社長さんがおっしゃるには、「全国のお祭りは、大人中心で開催されているのに、これくらい子供を上手に取り込んで、子供から老人までひっくるめ各世代を通して、全体が参加しているお祭りは珍しい。お祭りは本来そうあるべき。子供達の表情が非常にかわいかった。山車も優雅で立派で、本当にいいお祭りで、非常に感動しました。」と絶賛されておられました。
私も最近は、お通りやお環りを見たことがありませんでしたし、若い頃は、もっと騒げるようなものがいいのではないかと思ったりしていたものですが、小島社長のお話や自分も歳をとり、改めてお祭りをひさしぶりにお還りを見た印象は、やはり昔思っていた印象とは違い、豪華な山車ばかりではなく、かわいい子供の表情や武者行列のお馬さんの表情(子馬もいた)などに目を奪われたりして、単に観光客を呼ぶことも大切ですが、やはり本来の姿というか、地元に根付き、地域の人達が楽しんでこそのお祭りこそいい祭りなんだ、八戸三社大祭はそういう誇れるお祭りなんだとあらためて感じた次第でした。