私の裏方人生ー本日は薬害オンブズパースン会議のシンポジウム

今日は東京大学医学部の鉄門記念講堂で行われた薬害オンブズパースン会議主催のシンポジウム「子宮頸がんワクチン」問題を考えるに参加してきました。参加というよりは会場設営などでほとんど裏方仕事です。薬害関係のイベントではだいたい私は準備から関わるので裏方が多いです。内容はほとんど事前の準備会議で大筋のところは見えてきています。準備などで関わると一緒に作業をする人々と会話をしたりするのでより関係が深くなってきます。そのことが後の活動に大きく役立つことも多いので私にとって裏方仕事は重要です。今日も裏方に徹しました。

今年最後の渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ

今日は今年最後の渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ。回を重ねるごとに参加者も徐々に増え今回は参加者10名でした。今日はがん患者さんに加えて看護師さんも4名参加してくれました。患者さんから出る医師の対応について看護師さんが医療事情を話す場面もありました。メディカルカフェは様々な立場の人が参加して分かち合う場所でもあります。ゆっくりとお茶でも飲みながらくつろげる場所です。

人のつながりの大切さを学ぶ一日でした

今日は午前中に薬害オンブズパースン・タイアップ全国総会・東京総会が行われ1年間の活動報告と会計報告そして今後の活動について討議しました。社会の中では薬害問題は他人事のように関心が薄く支援者も減少傾向にあります。活動内容の見直しも必要ですが、他の団体との交流など人と人とのつながりを持っていくことも大切であると感じました。

午後は王子の飛鳥山博物館ホールで渋沢栄一記念財団主催の「企業の原点を探るー渋沢栄一と第一国立銀行」のシンポジウムに参加してきました。渋沢栄一が明治6年に第一国立銀行の設立に関わったとき、その創業期の行員は幕末に幕臣として交流した人が多く、歴史をみても活動するときに人と人とのつながりは大切であると感じました。

人と人とのつながりの大切さを学ぶ一日でした。

様々な立場の人々が参加して分かち合いー渋沢栄一記念王子がん哲学外来

毎月1回、北区王子で渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェを行っています。がん患者さんを中心にご家族の方や薬剤師、看護師などの医療従事者に一般市民も加わってお茶を飲みながら分かち合いをしています。新しい方のお問い合わせも頂き毎回徐々に参加者が増えてきています。がん患者さんだけでなく様々な立場の人が参加することによって新たな気付きが生まれがん患者さんの励みや力になっています。心の落ち着ける居場所つくりを大切にしていきたいと思います。

渋沢栄一記念がん哲学外来メディカルカフェ：http://www.gantetsugaku.org/img/event/20151025shibusawa.pdf

人間の居場所について考えるシンポジウム

「人間にとって最大の『悲惨』とは、飢えでもなく、ハンセン氏病や結核やがんでもない。それは、時分がこの世でまったく必要とされていない、だれからも見捨てられていると感じることである」（マザー・テレサ）
シリア難民こどもたちの写真展を見たとき同じような言葉が目に入りました。それは「最も苦しめているのは、世界から無視されている、忘れ去られているという感覚」という言葉です。人間の居場所は人間が作り人間が排除します。居場所を排除された現実を無視され忘れ去られることによって苦しめられます。他人事のように遠い世界の出来事ではなく、無視し忘れ去ろうとしている姿勢が自分たちの中にないか、どうしたらよいのか、人間の居場所について考えてみたいと思います。

日時：１１月２４日（火）１９時～２１時
場所：東京ボランティア市民活動センター・会議室A（JR飯田橋駅隣・セントラルプラザ１０階）
内容：「人間の居場所」について避難民医療支援やホームレス支援に関わっているメンバーと薬害エイズ被害者とのシンポジウム
参加費：５００円
主催：薬害エイズを考える山の手の会