憲法記念日に勝海舟を想う

ここでいう憲法とは大日本帝国憲法のことで明治政府に憲法構想が出たころ勝海舟は伊藤博文と会って憲法構想の批判をしたようです。なんでも諸外国の真似をしようとする明治政府に物申しているようです。勝海舟は幕末のころから幕府だの薩長だの対立するのでなく雄藩連合の政府を考えていたし、明治にはいっても日清戦争には反対してアジアの連合体みたいなものまで考えていました。それは明治政府が欧米列強に追いつこうとする物真似のようなものではなく真のアジアの平和を考えてのことでした。憲法記念日の今日、勝海舟だったら今の政府になんというか勝海舟の書物を読みながら考えています。