人は皆どこかでつながっているー今も歴史の中に生きる

勝海舟は晩年に足尾鉱毒事件の被害者のために奔走した田中正造に会っています。勝海舟も田中正造も尊敬する人物ですが、最初はそれぞれに個別に興味を持っていました。それが調べていくうちに二人が会っていることに気付き更に奥深きものとなりました。
私は幕末明治維新の歴史に大変興味があり少し乱読気味ではありますけど、明治維新の源流となる水戸の歴史を調べていくうちに女性運動家の山川菊栄が水戸に深いつながりがあることを知りました。母方の青山家が水戸徳川家の儒学者。その山川菊栄は昭和55年に90歳で亡くなっています。私が26歳の時です。なんとなく若い頃聞いた名前だと思い出しました。
人は皆どこかでつながっているのでしょうーそして今この時が歴史をつくり人の志は未来につながっていくのでしょう。