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歴史は素顔を見せてくれないー半藤一利「歴史と人生」より)

2020-07-09 22:16:50 | 日記
「そもそも歴史という非情にして皮肉な時の流れというものは、決してその時代に生きる民草によくわかるように素顔をそのままに見せてくれるようなことはしない。いつの世でもそうである。何か起きそうな気配すらも感ぜぬまま民草は悠々閑々と時代の風にふかれてのんびりと、あるいはときに大きく揺れ動くだけ、そういうものなのである」(半藤一利「歴史と人生」より)

1868年の明治維新の頃も民草は「なんだか幕府と薩長は対立して騒いでいるようだが、この世の中はどうなっちまうのだろうか」と世間話に明け暮れていたことでしょう。実際に明治維新という言葉も後から生まれたものです。
2020年という今年も歴史の大きな転換期だと思いますが、これをそう見るのは後世の人々であると思います。
たぶん2020年は1868年よりも大きな歴史の転換期だと思いますが・・・
コメント
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