高橋源一郎さんと辻信一さんの対談本「『雑』の思想」を読み始めました。雑談、雑音、雑学、雑種、雑用、複雑、粗雑・・・現代社会が否定してきた『雑』。現代社会は効率化を求めるあまりに一人ひとりの個性ある雑を単純化して同じような顔にしてしまったようです。そこには一人ひとりの個性はありません。個性がないどころか効率化した単純化したものに当てはまらないと排除してしまいます。一人ひとりの個性を認める雑。いわば雑は人間を人間にしてくれる原理だというのです。人間らしい生き方を雑に求めて生きましょう。
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