私ほど不器用で貧乏で天涯孤独で人のお節介ばかりやいている変人はいないでしょう。以前に新聞記者から取材を受けた時、どうしてこんな変人にとたずねたら変人でなければ記事にならないと思わず納得してしまったことがありました。記事も私の裏方稼業が書かれていました。そう人のお節介です。お節介と言えば、そう勝海舟の親爺勝小吉。自ら号を夢に酔うと書いて夢酔。貧乏旗本で無役の御家人ー一生役につかず役が回ってきても上役と喧嘩してご破算、人の喧嘩の仲裁に入ったり放浪の旅に出たり息子の勝麟太郎(勝海舟)は座敷牢で生まれ親馬鹿。本当に親近感があります。そんな勝小吉は「夢酔独言」という本を残し自分の悪行三昧を記して自分の真似はしないようにと忠告しています。どんなに貧乏であろうと、どんなに厳しい状況であろうと、人を愛し難関を乗り越える雑草哲学こそ我が人生哲学です。
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