笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

一人ひとりの個性を活かす勝海舟

2015-09-22 20:16:26 | 日記
「人はどんなものでも決して捨つべきものではない。いかに役に立たぬといつても、必ず何か一得はあるものだ。おれはこれまで何十年間の経験によつて、この事のいよいよ間違ひないのを悟つたよ」(勝海舟「氷川清話」より)
勝海舟の中でも最も好きな言葉の一つです。勝海舟は殿様であろうと下級武士であろうと、また、江戸庶民のなかでも様々な人々と身分くらいに関係なく、どんな人でも同じように付き合っていました。明治に入ってから参議にになった勝海舟に三条公から忠告を受けても平気で普段どおりに会っていました。どんな人でも一人ひとりの存在を認め交流していた勝海舟の姿勢は、常に上しか見ない現代人にどこか抜け落ちているところではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする