今年も後4日となりました。今年は足尾鉱毒事件の問題解決に奔走した田中正造が亡くなって100年にあたり、生誕地の栃木県佐野市では記念行事が行われました。私も3回、栃木県佐野市を訪れ、田中正造の行いに想いを抱かせました。常に被害民の身を寄せ奔走した田中正造は、若いころから投獄されたり様々な体験から人権思想や憲法、そして弱い立場の人々への人間愛に目覚め、これを基盤とした行動が人々の心を動かし自らも国会議員として足尾鉱毒事件の問題解決に奔走しました。人はひとつの思想ひとつの考え方だけで行動するのではなく、様々な体験や様々な人々との出会いを通して気付き共感して行動するものだと思います。今、正に田中正造を想い、一人ひとりがより良い政治を創りあげていくときだと思います。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- サムライグローバル/小さくても受け皿を用意して続けるー吉田松陰記念北千住がん哲学外来カフェ
- アシェラッド/ボロボロの人生の中で歴史を楽しむ
- 舶匝/どうも人間がシステムに誘導されているようだ
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 前世占い師エティース/HPVワクチン被害者の生の声を聞いて
- もののはじめのiina/三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)の明治の生き方
- 舶匝(@online_checker)/昭和の動乱の根底にあるものー重光葵の視点
- 舶匝(@online_checker)/新しい生活様式は歴史と哲学から
- 舶匝(@online_checker)/歴史から見る危機の脱出ー松平定信・上杉鷹山