明日の投票日を控え都議会議員候補が最後の訴えに声を上げていました。来月も参議院議員選挙があるということで選挙戦も白熱しているようですが、最近、気になっていることは政党間を渡り歩く候補者がいることです。考え方、政策の違いで政党を変えることもあるでしょうが、私には当選目当ての政党移動にしか見えません。当選に有利な政党に動くということであれば、候補者は政党だのみということになります。政党よりも候補者自身が選挙民が信頼して投票する候補者になることです。それには候補者が選挙の時に訴えるだけでなく普段から政策に対する考え方を選挙民と対話していかなければなりません。私は政治の世界のことは詳しくありませんが、薬害問題や医療問題で国会議員や地方議員に要請に行くとその議員によってその対応が違うことを感じます。問題の事柄に十分理解している議員と世間に注目されているから関わる議員とでは違いが出てきます。問題を理解して動くかどうか、そして説得力のある政策が打ち出せるかどうかーここでよく見ておかなければならないのは単に票に結びつく問題や団体では、本当の解決にならないことです。選挙民も自分に有利に働く議員だけの考え方では良い政治は生まれないと思います。選挙民もまた、どうあれば政治が良くなるのか考えて議員と対話して選んで行くべきだと思います。今、正に候補者も選挙民もそのあり方が問われています。
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