チャイコフスキーといえば交響曲4番・5番・6番が有名ですが、今日は交響曲1番・2番・3番を聞き入りました。作曲家になる前にチャイコフスキーは帝政ロシアの司法省書記官として弱い立場の人々の声を取り上げていたといいます。その後、作曲家に転進して数々の有名な交響曲、協奏曲等を作曲しますが、特に最初の交響曲1番「冬の日の幻想」・2番「小ロシア」・3番「ポーランド」は弱い立場の人々に目を向けたチャイコフスキーの想いが表れているかのようです。
伊藤塾という司法試験受験生のための塾の法学館憲法研究所というところが、一般市民向けに憲法講座を開いています。憲法は国の基本を示す法律ですが、なかなか一般市民には遠い存在で法律の専門家ばかりが議論しているように感じています。法律の専門家だけでなく一般市民も関心を持つことによって国はしっかりしたものになるのではないでしょうか。それには法律論を議論するのではなく、一般市民にわかりやすく生活の視点から憲法を学ぶことが大切だと思います。昨日は第1回目の講座で「経済と憲法」で私たちの生活の糧となる経済活動をテーマに憲法の考え方を学びました。5回の連続講座で、政治、租税、社会保障、社会生活をテーマに神戸大学名誉教授の浦部法穂氏がお話します。