バイオインダストリー協会主催の政策セミナー「包括的経済連携を進める上での農林水産業政策の現状と課題」に参加してきました。講師は農林水産省の大臣官房国際部と政策課の官僚です。包括的経済連携EPA(経済連携協定)やFTA(自由貿易協定)など、またTPP(環太平洋パートナーシップ)などのことで、国は内閣府を中心に各省庁が着々と準備を進めています。農林水産業分野でも内閣総理大臣を議長に内閣府が食と農林漁業の再生実現会議という専門家を集めた会議で議論されています。国の施策は専門家などを集めた審議会で議論して報告書をまとめると官僚が法案の準備をして閣議決定して国会に提出して法律の施行によって実行されます。国民の代表である国会議員が国会で審議するころにはかなり骨格が決まっています。最近では各省庁の審議会も公開され傍聴出来るようになってきましたが、審議会が行われていること自体がわかりません。また、審議会の委員も専門家といっても官僚が選ぶ委員ですから官僚寄りの考えが反映されることが多いです。まだ、なかなか国民と官僚の距離は遠いようです。
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