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2014年4月29日 高知・愛媛旅行 3日目(その4)

2014年05月12日 20時47分23秒 | 旅行

徐々に日も暮れてきました。

 

 

 

そろそろディナーの時間、部屋を出て本館のダイニングルームに向かいます。

 

 

 

客室から本館までの道は、夜になると、まるで滑走路です。

 

 

本館に到着。

 

 

 

ここのディナーは、蝋燭の明かりだけでいただくのが特徴です。和蝋燭が一個、洋蝋燭が2個、テーブル上方に一個の4個の明かりだけ、ムード満点、というより、かなり暗いです。暗闇と呼んでもよいかもしれません。

 

 

明るく見えるのは、カメラの感度を上げているためで、実際には肉眼ではピントが合わせられないくらいの暗さです。

このような状況なので、料理の写真がきれいに撮れているか心配でしたが、意外によく取れていました。カメラの性能のおかげです。

 

 

藤棚もライトアップされていますが、正直、こちらのほうが明るいです。

 

 

 

 

 

 

 ここはお品書きがないので、あまり詳しい説明はありません。

基本はフレンチですが、箸とおしぼりがあるのがうれしいところです。

最初の料理、フォアグラと大根。

 

 

 

パンです。

 

 

 

ワインは、内子ワイナリーの内子夢ワインの白です。落ち着いた味わいで、わずかに苦味が感じられます。

 

 

 

 

 たしか、もち麦のリゾットだったと思います。

 

 

 

 山菜のフリットとコンソメスープ。

これは、山菜のフリットは、かなり和風で、てんぷらといってもよいでしょう。

 

 

 

 

 

 魚料理。魚の種類は忘れましたが、グラタン風のソース仕立てでした。

 

 

 

 確かこれはジビエ、はたして何の肉でしたか?

 

 

 

 

口直し。

 

 

 

 

 最後の肉料理。

 

 

 

最初はかなり暗く、感じましたが、だいぶ目が慣れてきました。

和蝋燭の明かりは、洋蝋燭に比べ、かなり赤みがあり、かなり揺らぎがあります。

芯が和紙なので、定期的に取り去る必要があります。とらないとだんだん暗くなっていきます。

 

 

 

和蝋燭の光がグラス越しにテーブルで揺れています。

 

 

 

最後のデザートは、地元産の苺をそのまま。

最高の苺なので調理の必要なしということです。

 

 

 

オーベルジュ内子のディナーは、単なるフレンチではなく、和の要素も盛り込んだ、素晴らしいものでした。さすが、オーベルジュ、と名乗るだけのことはあります。

 

これで公共の宿、ですが、公共の宿にしては料金は高めです。しかし、この内容の民間の宿が首都圏近郊にあったら、確実に料金は2倍はすると思われます。

この非日常を体験するために、わざわざここまで泊まりに来る価値があると思います。

 

 

 一度部屋に戻り、温泉に入りに再び本館へ。山間部なので、日が落ちると結構冷え込みます。

 

 

 

 

ここの温泉は日帰り温泉ですが、夕食後と朝は宿泊客専用となります。

お湯はやや茶色が買った単純泉で、公共の宿なので消毒有です。

ここのお風呂で残念だったのは、湯船のお湯をオーバーフローさせていないので、湯船の表面のごみがいつまでも浮いたままになっていることです。

特に、夕食前の、一般客が大量に入っている時間帯は目立つので、改善を望みたいところです。それ以外は清潔に保たれており、快適なのですが。

 

 

さて、今回宿泊した3件とも、温泉は日帰り温泉を利用するスタイルでした。確かに、宿の施設の中で、浴室は結構維持費がかかると思われ、ここで収益を上げたい気持ちはわかります。また、公共の宿の場合、それが条件になっているのかもしれません。

ただ、一つ言わせてもらうと、このスタイルは、宿泊客から見た場合には何もメリットはありません。

 

まあ、それを差し引いても非常に良い宿ばかりでしたが。

 

 

 

                         <4日目に続く>

 

 

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