夕食の時間までロビーでくつろぎ、ダイニングに向かいます。
チェックイン時に、夕食は2時間制でお願いしますと案内がありました。食事時のの飲物も無料なので、つい長居をしてしまう人がいるんですかね。
席に案内されます。一人で宿泊している人も何人かいるようです。
おしぼりは4種類のフレーバーから選べます。これは初めて、ちゃんとしたラベンダーのフレーバーでした。
福島も日本酒県、なかなか良い品揃えです。
日本酒は手前のグラスで。このくらいの量の方が、いろいろ試せるので、かえって良いと思います。
一品目。
右から
本宮烏骨鶏卵とイクラのタルティーヌ仕立て
この料理にイクラを合わせるところがまずすごいと思います。いくらと卵のマッチングがばっちりです。
厚岸産鰊と北塩原山椒のマリネ アアルトスタイル
にしんの山椒漬けは会津地方の郷土料理、それを洋風にアレンジしたものですかね。ちょっと強めの塩辛さが若狭のへしこのような感じで、お酒がすすみます。
川俣軍鶏挽肉のタプナードソース和え
ソースの味が控えめで、肉の食感が良き感じられます。
白河清流豚トロの茗荷包みピンチョス
早稲沢丸茄子のフリット バルサミコ風味
二品目。
大蒜とバケット パプリカの健美スープ 黒胡椒をアクセントにして
スープは当然おいしいのですが、早くもスプーンを左利き用にしてくれたスタッフさんに感動です。
スープに合わせてパンも出てきます。
三品目。
北塩原 夏お野菜と国産夏鰻のプレス 四川花椒クリームをつけながら
昨日に続いての鰻です。東北の夏は鰻なんですかね?
野菜のおいしさが引き立ちます。
四品目。
勝浦の海より金目鯛と帆立貝柱のムニエル 郡山小田原屋お漬物とレモンオリーブのソースをかけて
金目鯛も帆立もちょっと火を入れると味に深みが出ますが、火加減が抜群です。
食感は生、漬物もよく合っています。
西郷村 泉崎畜産 大地を駆ける放牧牛ロース肉のグリエ 西京白味噌 白ワインヴィネガーをエッセンスにして
放牧牛だからなのか、赤身ですが、すごく柔らかいです。
そして、野菜が肉に負けていません。
本田屋氏郷継承米と伊達鶏 北塩原バジルのトマトリゾット
このリゾットがすごくおいしいです。色はトマトっぽくないのにしっかりトマトの味がします。
個人的に宿の食事では一番かもしれません。
最近、他の宿に宿泊したときにも同じことを言ったようにも思いますが、まだまだ世の中にはおいしいものがあるということです。
デザート。
歌川果樹園 暁桃のブラマンジェ すももとマスカルポーネのグラス。
「ホテリ・アアルト」の夕食、文句なしです。肉、魚介、野菜のバランスが良く、食後に胃もたれしないのも素晴らしいところです。
部屋に戻り、温泉に入ったりゆっくりしていると、夜食が届いていました。
<三日目に続く>