to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2019年4月30日 長野旅行 三日目 その2(布引観音)

2019年05月16日 22時56分22秒 | 旅行

夜半から降り続いた雨も、チェックアウトするころには止んできました。なので、布引観音に行こうと思います。

 

 

 布引観音、正式には釈尊寺は、千曲川南岸の崖の上にあり、千曲川沿いにある駐車場からは険しい山道を上る必要があります。なので、雨だったら断念しようと思っていました。

 

中棚荘から15分程度で布引観音の登山口に到着します。雨はほぼ止んでいます。

 

 

ここは、「牛にひかれて善光寺参り」の発祥といわれる地です。「牛にひかれて善光寺参り」はことわざか何かかと思っていましたが、そのような伝説があることは初めて知りました。

 

最初の階段を登ったところに、杖が置かれています。ありがたく借用します。

 

 

参道は、足元が濡れていることもあり、思った以上に厳しい道でした。山形の山寺や、香川の金刀比羅宮も険しい登りですが、道があまり整備されていない分、こちらのほうが大変です。

 

天気が良ければ浅間山も見えるようですが、雲が厚く今日は見えません。

 

 

 

転ばないように注意しながらゆっくり登ります。

 

 

ようやく観音堂が見えてきました。

 

 

 

さらに登り、ようやく本堂のある平らな場所に到着しました。

 

 

 

 

ここから観音堂へは、崖沿いに少し歩くことになります。

 

観音堂に向かう前に、御朱印をいただくため、事務所に向かいます。

 

 

 

あの、すいません、呼び鈴を押したいのですが。

 

 

むじむじくんという名前だそうです。

 

 

この猫は臆病で、近づくとすぐに逃げてしまいます。

 

 

 

御朱印帳を預けて観音堂に向かいます。

岩のトンネルを抜けると、

 

 

観音堂に到着します。

 

 

 

なかなかの絶景です。

 

 

下を見ると結構スリルがあります。

 

 

本堂方面。

 

 

 

道は険しく大変ですが、ここまで来てよかったです。

 

平成最後の御朱印です。 

 

 

 

さて、登ってきた道を、滑らないようにゆっくり下り、ようやく駐車場に戻ってきました。

 

ここにはかつて、布引電鉄という鉄道が通っていました。1926年に開業し、わずか8年で休業、廃止となってしまった幻の鉄道です。殆ど沿線人口のないところに鉄道を通したので、慢性的に赤字で、最後は列車を運行する資金さえなくなり、勝手に運転を休止したとして免許をはく奪されるという、なぜ造られたのかが謎の鉄道ですが、その鉄道の最大の収入源が、布引観音への参拝客、この駐車場のあたりに駅があったはずです。

 

駐車場から、線路あとと思しき、緩やかにカーブした細い道が伸びています。その上に何やら白いものが。

 

 

にゃあにゃあ鳴きながら駆け寄ってきました。

 

 

 

 

すごく人懐っこく、きれいなので、どこかの飼い猫なのでしょう。

 

 

これだけ真っ白な猫も珍しいと思います。

 

 

 

 

 

この辺は民家も少なく、どこからやってきたのでしょうか。

もしかしたら、観音様の化身だったのかもしれません。

 

 

                            <その3に続く>

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする