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2015年5月1日 長崎・五島旅行 3日目(その4 長崎~道の駅 夕陽が丘そとめ)

2015年05月21日 19時56分37秒 | 旅行

長崎では再びレンタカーで移動します。

今回利用するオリックスレンタカーの営業所はJR長崎駅前にあるため、長崎港から徒歩でJR長崎駅まで向かいます。

しかし、長崎市内の歩道、小砂利風の舗装になっていたり、石畳風になっていたり、しかも隙間や段差が大きいところも多くあり、キャリーバッグでの移動が非常にしにくいです。段差に車輪をとられるたびにいちいち持ちあげなければなりません。

 

これでは、車いすや、買い物用のキャリーバッグにつかまって歩くお年寄りはかなり苦労するのではないでしょうか。

 

 

JR長崎駅前に到着。

 

 

ここは終着駅、頭端式のホームのため、改札から停車中の列車を見ることができます。

885系、白いかもめ停車中。787系の黒いかもめもあるので、さながらホームユニとビジユニといったところでしょうか。

 

 

 ホームが長いのは、その昔、東京、大阪からの優等列車が発着していたころの名残です。

 

東京駅発の寝台特急が華やかなりしころ、その先陣を切って出発したのが16:30発、栄光の列車番号1レ、長崎・佐世保行「さくら」でした。

 

 

 そして、長い間逢ってみたいと思っていた、キハ66系がごろごろしていました。

 

キハ66系、1974年に筑豊地区に投入された国鉄の気動車です。普通から急行までの運用を前提とした車両ですが、何よりの特徴は、当時の国鉄、いや日本の鉄道全体を見てもはるかに優れた、冷房付で両開二扉+転換クロスシートという座席配置です。当時の国鉄の急行でも4人掛けボックスシートが当たり前の時代、このシート配置は異色の存在でした。当時、転換クロスシート採用で特別料金なしで乗車できたのは、阪急6300系、京阪3000系、西鉄2000系くらいで、関東では皆無でした。

 

関東でこれに匹敵する特別料金不要の車両の登場は、1982年の京急2000系まで待たなければなりません。しかし、現在ではつめこみ優先となっており、後継車両は登場していません。

現在、JR九州では魅力的な車両が多く存在しますが、キハ66系はその原点、ともいえる車両です。筑豊地区電化に伴い、現在では全車この長崎地区に移動し、大村線を中心に運用されています。車齢すでに40年、いつまでも走り続けてほしいと思います。

 

ところで、長崎駅ビル「アミュプラザ」の裏手に回ると、留置線を間近で見ることができます。

 

 

 

 

キリがないので先に進みます。

オリックスレンタカー 長崎駅前店は、JR長崎駅前広場の北側の角にあるガソリンスタンドの中にあります。

手続きの後、車両を受領します。マツダのデミオでした。

 

 

ここから、外海をめざします。

まずは長崎市内のメインルート、国道206号を北上します。が、長崎市内、よそ者には非常に運転がしにくいです。

路線バスが多く、2~3台連なって運行されています。バス停は広くなっているところがほとんどですが、先頭のバスが停車しても後続のバスは道路上に残ったままで、流れが止まります。そして、道路中央には軌道があるため、右折車があるとこちらも流れが止まります。つまり、渋滞する要素が重なっているわけです。

 

道ノ尾を過ぎで左折するとようやく渋滞はなくなります。国道202号に入り、海沿いを進み「道の駅 夕陽が丘そとめ」に到着。

この道の駅、相撲灘を一望にする絶景の場所にあります。

 

 

はるかに五島の島影も見えます。

 

 

 

先ほど、上五島からの高速船から見えた建物です。

 

 

今日は昼食を食べていないので、ここで軽く食事をします。レストランのバイキングを食べてみたかったのですが、すでにオーダーストップの時間を過ぎているため、売店で購入することにしました。

 

 

 

ドロさまそうめん。やや太めで、あごだしのつゆとよく合います。

なぜドロさまなのかは後で分かることになります。

 

 

 そして、地元産の生ウニ。

甘くて、非常においしいです。この辺の甘めの醤油ともよく合います。

 

 

 

 食後のデザートは、長崎名産の伊木力みかんのシャーベット。

 

 

次は、この道の駅からも見ることができる、出津に向かいます。

 

                      <その5に続く>

 

 

 

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