仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介





ニコンのD700を使うようになって一ヶ月ほどになりますが、最近はISO感度自動制御に設定して使っています。


(Photo with Nikon D700 Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro : f=90mm F9 1/200sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

メインのレンズはTAMRONの90mm/MACROで、絞り優先モードで使います。また、ほとんどが手持ち撮影ですが、接写距離が近く(撮影倍率が高く)なるほど手ぶれが酷くなります。そしてその最たる要因はシャッター速度の低下によるものです。


(Nikon D700 AF-S VR Nikkor 24-120mm F3.5-5.6G : f=120mm F5.6 1/125sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

このためISO感度自動制御設定にし、シャッター速度の低速制限設定を1/125に、制限上限感度をISO3200にしました。


(Photo with Nikon D700 Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro : f=90mm F8 1/125sec[A] -0.7EV ISO250[A] RAW)

これは絞り優先プログラム制御のひとつで、例えば通常設定のISO200で絞りをF8にすると、被写体の明るさに応じてシャッター速度が変化(自動制御)しますが、シャッター速度が1/125以下になるようであればISO感度を上げて(200~3200)露出を制御してくれます。


(Photo with Nikon D700 Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro : f=90mm F13 1/125sec[A] -0.3EV ISO1100[A] RAW)

ただし、ISO感度は最大3200までは自動制御してくれますが、それより暗い条件ではシャッター速度が落ちてきます。もっとも、そこまで暗ければ絞りを開けるなり、フラッシュを使うようになりますので、大概の条件ではシャッター速度低下による手ぶれを防いでくれます。


(Photo with Nikon D700 Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro : f=90mm F13 1/250sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

それにしても、絞り、シャッター速度、そしてISO感度もデジタル制御ですので、機械式では考えられない中間値が表示されて戸惑うことや、感心することしきりです。


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