仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




冬場とあって、仁淀川の水位もずいぶんと下がっていました。


普段は中州として見えていたところも、右岸からは完全に陸つながりとなり、砂石の上を歩いて川の中央までやってくることができました。


高知県の海岸はほとんどが青砂で、桂浜も様々な色の玉石で埋め尽くされています。かつて桂浜では、それらの小石を集めて五色石としてお土産に売っていました。そしてそんな飴もあったように思います。ということで子どものころは、海岸の砂は青砂が当たり前だと思っていました。


ところが瀬戸内や紀州の海に行くと、黄砂がほとんどですね。鳴き砂で有名な山陰でも細かい黄色い砂だったと思います。


桂浜の砂は、ほとんどが仁淀川から運ばれた砂だと思うのですが、河原にはいろんな色と形をした石がたくさんあります。これらは河川管理上、採取は禁じられていますが、小さな石を集めている人もいます。その方達はやはり、仁淀川の石の形や色が面白く、観賞用に採取しているようです。


ところでこの石、秋の夕陽に見えませんか。大きな夕陽と左下の枯れ木、少しだけ残った赤い蔦の葉があるようで、なかなか趣がありました。

コメント ( 5 ) | Trackback ( )