仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




ロウバイがほぼ、満開になりましたが、梅も少しずつ花開き始めました。


清滝寺の鐘楼の近くには鯉が泳ぎ、ハスも植えられている池があるのですが、その岸に小さな梅の木があり、数輪の花がさいているのを見つけました。顔を寄せると梅の香りが漂ってきます。


梅の香を楽しんでいると、白い花が咲いている蔓草が目にとまりました。何だろうと近寄ってみると、どうやら仙人草のような花です。


仙人草はこの時期、あちこちでは白いヒゲの固まりのような実や枯葉になっているのに、この蔓は寒さで少し赤く焼けたようになっているものの、しっかりとした花を沢山つけています。どうもこの花も時季を間違えたようですね。


清滝寺からは土佐市の街並みや仁淀川、そして太平洋を見渡すことができるのですが、仁淀川が流れている谷間を通して、遠くの四国山地も見えます。遠くの山は青くかすみ、遙かな距離を感じますが、なんとなくあの山の向こうに行ってみたいなと言う気がしてきます。

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