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浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

展示会再開

2021-10-25 00:00:00 | 木の話題

久しぶりの展示会。
久しぶりのビックサイト。
コロナでずっと展示会が中止になっていて、オリンピックでビックサイトが使用できなくなっていたので、本当に久しぶりです。
二週連続で行ってきました。

今回は大きな収穫はありませんでしたが、刺激を受けるし、トレンドもつかめるし、ディスプレイも参考になります。
楽しい楽しい。


製造年月1977年6月

2021-10-18 00:00:00 | 日常の話

現在、佐久間木材が入っているビルの一部をリニューアル工事しています。
そこで、今まで気づかなかった機具を発見。
壁についていたのですが、なんのための機具か分かりません。
製造されているのは「1977年」。
なかなかの年代物です。
かっこいい!
「日本電算設備株式会社」と書かれているので、オフコンか何かの電源かと思われます。
もちろん現在は使っていないのですが、かっこいいので取っておくことにしました。

只今、いろんなところをリニューアルしています。
整理して捨てて綺麗にして…。
会社も個人も建物も設備も…。


今週の読書

2021-10-16 09:07:22 | 今週の読書

「樹木たちの知られざる生活」 ペーター・ヴォールヘーベン

・人間の電気信号は1000分の1秒ほどで全身に広がるが、樹木の場合は1分で1センチしか進まない。
・ブナなどの木は仲間意識が強く、栄養を分け合う。
・根を使って、私たちが想像する以上の情報が交換されているにちがいない。
・70万本の樹木を調べたところ、木は年をとればとるほど生長が早くなる。
・広葉樹がこの世に現れたのはおよそ1億年前と考えられているが、針葉樹はすでに1億7000万年前に誕生していた。新しい広葉樹が行う落葉は、冬の嵐という巨大な力に耐えるためだ。
・樹木の子ども時代は人間の子ども時代の10倍の長さがある。

☆☆☆☆★


何度目かの深夜特急

2021-10-11 00:00:00 | 日常の話

コロナ禍で読書の時間が増えました。

夜、全くやることがなくなってしまったので、本があって助かっています。
このブログでは週に一冊「今週の読書」としてアップしていますが、実際は週に数冊読んでいます。

定期的に本屋さんに行きますが、全く読みたい本が見つからずに帰ってくることもあります。

そんな時は、以前読んだ本をもう一度読んでみます。

例えば「深夜特急」。

これを読んだのは私が二十代前半で、当時バックパッカーとして世界各国を周って帰ってきた時でした。

この本を読んでからバックパッカーになった人は多かったと思います。

著者が香港からロンドンまで旅していた時は、バックパッカーというよりはヒッピーと呼ばれていました。

この本には共感することが多々書かれています。

例えば…

 

「私は、人々の生活の中に入り込み、また出て行くのが好きなのです。一定の場所で一定の人間たちと生活するのに、退屈を覚えるのです」

「ヒッピーとは、人から親切を貰って生きていく物乞いなのかもしれない。少なくとも、人の親切そのものが旅の全目的にまでなってしまう」

「たぶん、本当に旅は人生に似ているのだ。どちらも何かを失うことなしに前に進むことはできない」