浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

下草刈り

2008-06-26 13:43:10 | 木の話題
奥多摩の植林地で下草刈りをしてきました。
久しぶりの森の中はやっぱり気持ちが良かったです。
当日は小雨が降っていましたが、森の中は靄がかかり、幻想的な雰囲気で癒されました。

この日はTOKYO木材ネットワークの10周年記念イベントでした。
この会は東京の材木屋の若手が集まってできた会で、毎月勉強会やイベントを企画したりしています。
ワタシもそのメンバーの一人です。
このイベントには我々メンバーだけでなく、一般の学生さんたちも参加されました。

鎌を持って下草を刈ったり、ノコギリで間伐したり、急斜面での作業は骨が折れます。
今回は電動刈り込み機やチェーンソーも試してみましたが、いずれも山仕事の大変さが身にしみます。
そして、日頃扱っている木材への愛着が増しますし、日本の山の状況を直に見ることによって環境問題へも関心が高まります。

そして何より、作業が終わった後のビールと焼肉はたまりませんでした。

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  ワタシのお店
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佐久間町表敬訪問

2008-06-19 07:53:23 | 日常の話
名前なんて人を識別する記号でしかない…なんて考え方もありますが、名は体を現すものだと思います。
同じ名前の人と会えば親近感を覚えますし、もしかしてルーツが一緒かな?なんて考えたりもします。
ワタシと同じ姓の町が静岡県浜松市にあるのは以前から知っていました。
佐久間ダムで有名な佐久間町です。
我が佐久間家とは縁もゆかりもないはずですが、一度は行ってみたい所でした。
その願いが先日叶ったのです。

豊橋から飯田線でトコトコ登っていき、着いた佐久間駅は無人駅。
のどかな山奥の田舎町です。
佐久間小学校や佐久間郵便局、佐久間病院や佐久間交番。
なんだか自分が大富豪になったような錯覚に襲われました。
単に名前が一緒なだけなのにね。

町の中心を流れる天竜川で趣味である焚き火をしながら野宿しようと思っていたのですが、薪になりそうな木が全然なかったので断念しました。
あっ、今週末は奥多摩で焚き火する予定です。

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祭考察パート2

2008-06-13 09:43:02 | 日常の話
祭がストレスを発散させる効果があるのは、下記の要素があるからではないでしょうか。

①大声を出す。
②汗をかく。
③いつもと違う衣装を着る。

一番目は、神輿を担ぐ時に「わっしょい!わっしょい!」だったり「ソイヤ!ソイヤ!」だったりしますが、大声を出すのは気持ちのいいものです。
カラオケがストレス発散になるのと同じですね。

二番目は、100人くらいいれば担げる神輿に、数百人もの担ぎ手が競って担ぐわけですから、押しつ押されつ、汗びっしょりになります。
スポーツがストレス発散になるのと同じです。

三番目は、日本の伝統の衣装である半纏を着ることにあります。なぜかみんなガニ股歩きになりますね。
これによって自分の本来のキャラクターから、いつもと違うキャラクターの自分を演じる要素があるのではないでしょうか。
コスプレと同じで、これもストレス発散になります。

なんだか前回に引き続き祭の話を書いていますが、実はワタシ、それほど祭好きではありません。
でも、ストレス発散に祭っていいなぁと思います。

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祭考察

2008-06-09 18:12:27 | 日常の話
鳥越祭が終わりました。
やはり不良担ぎ手が大量になだれ込み、本社神輿が地面にペタッと落ちてしまいました。
血だらけになっている人もいました。
ワタシが警備していた場所ではなかったので、ワタシは無傷です。
無事、本日を迎えております。

祭について考えてみました。
祭は神輿を担ぎ、声を張り上げ、担ぎ棒を争って取り合います。
集団でトランス状態になります。
これは気持ちのいい状態です。
この状態がエスカレートするとケンカになり、殴りあったり何かを壊したりしてしまいます。
日本人は他国の人に比べておとなしい人種ですが、祭の時ばかりは人が変わったかのように暴れます。
お隣の国、韓国では政府に抗議してデモや暴動が起きたりもしますが、日本ではまずそうはなりません。
「消えた年金記録問題」や「後期高齢者医療制度」なんか、暴動が起こってもいいくらいの問題だと思いますが、日本人は動きません。
これはもしかしたら、祭がガス抜きの作用を果たしているのではないかと思うのです。
いい意味でも、悪い意味でも。
年に一度、圧制に悩まされた国民が、祭でストレスを発散する。
ついでにヤクザの人達も、日頃の警察の締め付けを、祭で発散する。
祭にはこういった効用があるのではないでしょうか。
鳥越祭と同じ日に起こった、隣町の秋葉原通り魔事件の殺人犯も、祭で発散できていればこんな事件を引き起こさなかったかも…なんてことを考えてしまいました。

翌朝、鳥越神社で本社神輿の担ぎ棒をチェックしたところ、やはり傷が付いて痛んでいました。
祖父が寄付した担ぎ棒なので、大事に使ってもらいたいです。
だって、使い物にならなくなったら今度はワタシが寄付しなければならないじゃないですか!?

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鳥越祭

2008-06-06 17:46:02 | 日常の話
明日(7日)からいよいよ地元の祭「鳥越祭」が始まります。
鳥越神社はワタシの氏神様で、毎朝手を合わせに行っている神社です。
その鳥越祭が今年、「荒れる」といううわさが・・・
というのも、5月中旬に行われた三社祭が、前年に神輿の上に乗ってしまった人が出たために、今年は本社神輿がでなかったので、フラストレーションの溜まった担ぎ手が鳥越祭に流れる・・・とか。
洞爺湖サミットが来月行われるため、警察や機動隊が例年のような警備ができない・・・とか。
実際、例年は鳥越神社前の蔵前橋通りはバリケードが高々と張り巡らされるのですが、今年は簡単なロープが張られているだけです。
そこで、町の氏子が自ら本社神輿を守ることになり、自警団のような組織が新たに作られました。
ワタシもそのメンバーの一人です。
そしてこの写真が自警団のオリジナル半纏です。
偽造防止のため、写真にはノイズを入れております。
我々に配られるのも、宮入道中が始まるの直前という警戒のしようです。
さてさてワタシは無傷で月曜日の朝を迎えられるでしょうか。
乞うご期待!

いずれにしても鳥越祭の本社神輿の宮入道中はすばらしいです。
千貫神輿と呼ばれる、重くでどっしりとした荘厳なお神輿を、
8日夜7時くらいから9時くらいまで、鳥越神社前の蔵前橋通りでご覧ください。
暴動に加勢しないように、あくまで見るだけでお願いします。

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木を触る

2008-06-03 08:36:16 | 木の話題
中華料理屋の店主が、自分の店の中華料理を食べたことがない・・・なんて店主はいないでしょう。
ワタシは材木屋なので、木材をしょっちゅう触っています。
切ったり、削ったり、塗ったりしながら、その樹種の特徴を体で感じ取っていきます。

この写真は母校を卒業する時にいただいた学習机です。
以前こげ茶色に塗装して使っていたのですが、無塗装で使いたくなったので紙ヤスリでシコシコ削っています。
なかなか骨の折れる作業です。
でも手をかけてあげればあげるほど愛着が湧くものです。

先に中華料理屋の話をしましたが、材木屋だからといって木造家屋に住んでいるかというと、そうでもない材木屋が多いのではないでしょうか。
いろんな事情がありますから、それが悪いと言っているわけではありません。
そう言うワタシもコンクリート住まいですし・・・。
できれば静かな自然の残る場所に、ツリーハウスのような木造家屋を建てたいという夢がありますが、そうもいかないいろんな事情があります
しかし少しでも木を身近に感じたいという思いから、この度我が家の床を無垢材にすることにしました。
桧の床の部屋と、楢の床の部屋をつくります。
柔らかく暖かい針葉樹と、シックで重厚感のある広葉樹の好対照な二つの樹種。
さらにそれぞれ幅広140ミリの存在感に、自然塗料を自ら塗り、マットな仕上がりにする予定。
使い込んでこそ味が出てくる木の良さを自ら味わってこそ、中華料理のようにお客さんにもおススメできるって思います。

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