浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

何度目かの深夜特急

2021-10-11 00:00:00 | 日常の話

コロナ禍で読書の時間が増えました。

夜、全くやることがなくなってしまったので、本があって助かっています。
このブログでは週に一冊「今週の読書」としてアップしていますが、実際は週に数冊読んでいます。

定期的に本屋さんに行きますが、全く読みたい本が見つからずに帰ってくることもあります。

そんな時は、以前読んだ本をもう一度読んでみます。

例えば「深夜特急」。

これを読んだのは私が二十代前半で、当時バックパッカーとして世界各国を周って帰ってきた時でした。

この本を読んでからバックパッカーになった人は多かったと思います。

著者が香港からロンドンまで旅していた時は、バックパッカーというよりはヒッピーと呼ばれていました。

この本には共感することが多々書かれています。

例えば…

 

「私は、人々の生活の中に入り込み、また出て行くのが好きなのです。一定の場所で一定の人間たちと生活するのに、退屈を覚えるのです」

「ヒッピーとは、人から親切を貰って生きていく物乞いなのかもしれない。少なくとも、人の親切そのものが旅の全目的にまでなってしまう」

「たぶん、本当に旅は人生に似ているのだ。どちらも何かを失うことなしに前に進むことはできない」

コメント
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