浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

垂木

2007-12-28 09:27:34 | 木の話題
なんだか毎年、年末になると焦りと寂しさを感じます。
「あ~一年がもうすぐ終わってしまう」
「大晦日までに何とかやり終えなければ」
ワタシはまだ年賀状書いてません。トホホ

営業は本日で終わりです。
毎年、店先に干支の絵を描いた垂木を飾り付けします。
なかなかいいでしょ。
近所の人達が毎年楽しみにしていただいているようで、記念写真を撮っていかれます。
垂木とは、屋根を構成する野地板を支える斜めの構造材のことです。
地域によって寸法は違いますが、関東では30ミリ×40ミリが主流。
赤松がよく使われます。

来年は子年ですね。
このブログもこれで今年最後かな…。
また来年、お会いしましょう。
良いお年を!

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格子

2007-12-18 08:36:07 | 木の話題
格子に魅力を感じる今日この頃です。
古くは飛鳥時代から格子は存在していたそうですが、最近は「ルーバー」なんて言って、洋風な使い道もあり、幅広く使われています。
格子は防犯上、設置されますが、外部と内部を完全に遮断しない緩やかさが好きです。
中にいる住人は気にせずに外の気配を感じることができる。
暗い所から明るい所が見え、明るい所からは暗い所が見えづらいというハーフミラー的な効果もあり、そこには風通しと適度な光や影を感じることができます。
対人関係の苦手なワタシ(?)には、自分の周りに常に格子を付けていたいほど(笑)。
一口に「格子」といっても、いろんな格子があります。
酒屋格子、米屋格子、糸屋格子などなど、職業から見た格子。
台格子、平格子、出格子などなど、意匠から見た格子。
京格子、奈良格子、吉原格子などなど、地域の名が付いた格子。
吉原といえば我が浅草の遊郭。
昔は男と女が格子を隔てて…、いろんなドラマがあったんでしょうね~。
かたやタイの歓楽街、パッポンという町ではゴーゴーバーが有名です。
ひな壇にずらっと並んだ女を…、こちらは直接すぎて風情がありません。
あっ、すべて聞いた話ですよ、ハイ(汗)。

格子の素材は木、竹、鉄、アルミなど様々な材種で表現されています。
ワタシはやっぱり木製か竹製の格子が好きです。
月日が経って灰色に変色した木の風合いがたまりません。
今ではアルミに木目プリントシートを貼り付けた格子がありますが、ちょいといただけない。

こんな文章を書いているうちにパッポンへ…、いやいや京都の町家へ格子見物の旅に行きたくなってきました。

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午前、結婚式。午後、結婚式。

2007-12-17 15:54:35 | 木の話題
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午前、結婚式。午後、結婚式。

2007-12-17 15:53:58 | 日常の話
午前に浦安で結婚式があり、午後に池袋で結婚式がありました。
結婚式って、やっぱり感動します。
バージンロードを歩く姿にウルっときたり、新婦から母親への手紙朗読でウルっときたり、最後の新郎からのあいさつでウルっときたり…。
親でもないのに泣けてきてしまいます。
人生の岐路に立ち会い、ただただお二人の幸せを祈ることしかできないワタシ。
将来の愛娘の結婚も想像してしまってさらにウルっと…。
一生懸命育てた子供がどこかの男に連れて行かれると思うと…、なんて考えてしまいます。
ワタシが女房と結婚した時も、おそらく義父はそんなこと考えてたのかな~なんて思ったりもします。

「愛とは、見つめ合う事ではなく、同じ方向を見ることだ。」(サン・テグジュペリ)

両方とも我がファミリー全員お呼びいただきました。
さすがの我がファミリーも、午後の結婚式ではお腹一杯でほとんど食べられませんでした。
ちょっと残念。

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講演会

2007-12-06 18:36:24 | 日常の話
いつの間にか年末になってしまいました。
忘年会も11月から数々あったり、子供の餅つき大会があったり、来年度の仕事の計画だったり、何かとせわしなく動いております。
そんなあわただしい中、先日講演会に行ってきました。
この不況の中でも増益を続ける株式会社武蔵野の小山昇社長と経営コンサルタントの岡本史郎さんの講演でした。
内容はここでは触れませんが、すんごく勉強になりました。
早速両氏の本を購入して、さらに勉強します。

それにしても両氏の歯切れの良いお話っぷりには尊敬です。
ワタシは人前で理路整然とパパッと思ったことを口にするのが苦手なので、講演会はそういった面でも勉強になります。
人との会話で、会話が終わった30分後に「あぁ、あの時ああ言っていればよかったなあぁ~」なんて思うことがよくあります。
性格的なこともあるので、鍛錬では治らないような気もしますが、いかがでしょう。

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