木材をお届けするのが現在のお仕事です。
木材が動かなければお仕事になりません。
運送会社を使ってお届けする場合は、基本的に車上渡しをお願いしています。
でも、お届け先がお得意先や近所の場合は、もちろん自社便でお届けします。
一人で荷上げしなければならない時は、マイペースでコツコツと作業しています。
途中、心が折れそうになるほど辛い時もありますが、そんな時こそ「感謝」しながら作業するようにしています。
嫌になってくると、必ず顔に、表情にその「嫌」が出てきます。
いやいや運んでいる様子をお得意様が目撃したらどんな印象を持たれるでしょうか?
「お届けさせていただいて有難うございます。お陰様で家族を養えます。」という気持ちで商品を運ぶようにすると、表情が柔らかくなります。
自分も気持ちいです。
先日、お客様が一緒に荷上げしてくださいました。
有難いです。
最初は一枚ずつ運んでいらっしゃったのですが、私が二枚持っているのを見ると、二枚ずつ運んでくださいます。
私が三枚持つと、「すごいね~」とおっしゃって、ご自分も三枚。
お互い笑いながら、いい汗をかきながら楽しい荷上げをさせていただきました。
「百年先が見えた男」江上剛
・人間の生とは苦役そのものだ。
・家訓なんぞを作って古い者の言いつけを後生大事に守っているような人間では、仕様がない。子孫というものは、祖先を訂正するためにあるんだ。
・企業経営とは、もっと泥臭く、欲望まみれで、人間的であるべきではなかったのか。
・私が迷えば、社員全員が迷う。
・社訓の重要性を認識してはいた。会社も家も、そのよりどころとなる基本的な考え方がある方がいい。困難に遭遇した時、その考え方に立ち戻れば、間違った判断をしないで済む。
・世のため、人のため、他人のやらないことをやる。
☆☆★★★
いつもは鳥越神社早朝参拝で「お願い事」をすることはありません。
家族と社員が元気でいることの感謝を伝えるのみです。
でもこの日はどうしてもお願い事をせざるを得ない日でした。
本人が頑張っているので、後押ししたい。
私は祈ることしかできないけど。
いよいよ社員募集を本格的に始めます。
いままでも募集していたのですが、当店のサイトに記載している程度でした。
以前から今年中には採用したいと計画していたので、やっと本腰を入れることに。
リクナビNEXTで掲載します。
この日はその打合せと写真撮影。
社員の集合写真も撮ります。
みんな笑顔で写ってくれるかな?(カチコチの顔になっていそう…)
社員募集をしてみると、改めて自分の会社の特徴や問題点が浮き彫りになります。
スタートアップ企業であれば、成長性をPRするのでしょうが、うちの会社のような創業115年の零細企業は声高に成長性を歌えません。
ただ、成長を描いていないわけではありません。
急激な成長を選ばないのです。
それは、扱っている商材が木材であるからかもしれません。
木は人間の10倍、生長が遅いです。
木の100歳は人間でいうと10歳みたいなものです。
樹種にもよりますし、同じ樹種であっても個体差がありますが、木は1000年生きます。
生き抜いた後も木材として、人のために役立ってくれます。
私たちは、そんな木のように、慌てず騒がず、ゆっくりした成長を目指しています。
それが、木のためであるし、環境のためでもあるし、社会のためであると思っています。
一緒にコツコツと働いてくださる方、ぜひご応募ください。
お待ちしております。
先日、祖父の三十三回忌と、曾祖母の五十回忌の法要を菩提寺で行ってきました。
曾祖母は私が産まれて2年で他界しているので、私は曾祖母の記憶はありません。
ただ、きっと跡継ぎの誕生を喜んでくれたのかと思います。
8人の子どもを産み、そのうち2人を材木屋にし、4人を材木屋に嫁がせました。
すごいです。
2人の材木屋のうち、1人が祖父ですが、もう一人(祖父の弟)の息子さんと今うちの会社で一緒に仕事をしています。
人と人とのつながりによって、いま自分があるのだということを、法事があるたびに痛感します。
五十回忌の次の法要は百回忌だそうです。
つまり、私ができる曾祖母の法要は今回が最後です。
私の跡継ぎが五十年後、無事に百回忌をやってくれることを願って…。
しばらく二天門が工事中でしたが、キレイにお目見えされていました。
ピカピカと輝いています!
この二天門、1649年の創建だそうです。
国の重要文化財に指定されています。
樹種は何で出来ているのでしょうか?
2010年に改修工事を終えているとのことですが、今回の工事は何の工事だったのでしょうか?
私の記憶にある二天門は、千社札がベタベタ貼られていて汚い印象でした。
今は本当にキレイです。
現在、コロナ禍で観光客がほとんどいないので、特に写真のような夜のライトアップを独り占めできます。
コロナが終息すれば、恐らくあっという間に以前のように観光客であふれかえるかと思います。
とは言え、既に閉店しまった飲食店が多々あります。
二天門のようにリニューアルしてピカピカになって再起していただきたいです。