浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

木材利用促進法

2010-05-31 00:00:00 | 木の話題
我々は日本という国に守られ、法律に守られています。
普段の生活の中では当たり前のように感じてしまうものですが、世界的にはとても希少で有難いことです。
同時に規制もされています。
社会生活を送っていく上では当然ですね。
日本は世界的に見るとかなり自由な国かと思いますが、それでも偏った法律が現存するのも事実かと思います。
かつて、建築基準法や消防法で、木材をなるべく使えないようにする法律が作られてきました。
しかし、とうとう下記のような法律が登場しました。

『木材利用の促進に関する法律案が13日、衆議院農林水産委員会及び本会議上、全会一致で可決された。
公共建築物のみならず、ガードレールや防音壁、バイオマスエネルギーなどあらゆる構造物への木材利用の他、木材利用に関する建築基準法の緩和、撤廃も含まれる。』
(参照:林材新聞 平成22年5月20日)

さあ、面白くなってきましたよ。
これにより、今まで使うことができなかったところに木材が使えるようになります。
きっと木材業界のみならず、他業種もこれを好機と捉え、参入してくることでしょう。
大資本や大手がさらに有利になる状況が加速するでしょうが、当店のようなオチビちゃんもくい込んでいきたいと思います。

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新東京タワー

2010-05-24 00:00:00 | 日常の話
新東京タワー(スカイツリー)がどんどん高くなっています。
浅草のいろんなところから見えるようになってきました。
写真は新仲見世通りの出口です。
手前に「大人のオモチャ」という看板があるのが浅草っぽいでしょ。
先日、羽田空港から飛行機に乗って飛んでいたときに、建設中の新東京タワーが見えました。
「あぁ、あそこら辺りがウチなんだなぁ」と、早くも身内意識が芽生えました。
建設地誘致合戦では浅草や上野も名乗りを上げましたが、新東京タワーの眺めは少し離れたところからのほうが見やすいので、誘致できなくて結果的に良かったのかもしれません。

浅草は現在、祭りだらけ。
6月6日はいよいよ我が町の鳥越祭です。
今年の本社は我が家の前を通るので楽しみにしています。
ワタシも神輿を担ぎます。
子どものころからずっと祭をやっています。
浅草出身で毎年祭りに参加している…と聞くと、かなりの祭好きに思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。
嫌いじゃないけど、すごい好きでもない、まぁ常に身近にあるのでそう思うのかもしれませんが…。

いずれにしても新しさと古さの入り混じった浅草、魅力のある街です。

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厄除け

2010-05-17 00:00:00 | 日常の話
厄払いに行ってきました。
いつの間にか前厄の年になっていたようです。
厄年は数え年でカウントします。
自分の今年の数え年は、元日から誕生日前日までは「満年齢+2」、それ以降は「満年齢+1」で計算するようです。
受付を済ませ、本殿へ。
そこは普段は入れないところで、都会の喧騒を忘れさせる静かな場所でした。
多くの方々の尊い御霊が祀られ、数々の方々が手を合わされ、頭を下げ、祈った場所です。
年季の入った桧材に包まれた本殿でワタシの名前が読み上げられる感動。
短い時間でしたが、身も心も静寂につつまれ、心がスーっときれいになったような感覚。
以前、師匠のマザー・テレサとお会いした時、下記のメッセージが書かれたカードをいただきました。

The fruit of SILENCE is Prayer
The fruit of PRAYER is Faith
The fruit of FAITH is Love
The fruit of LOVE is Service
The fruit of SERVICE is Peace

静寂・沈黙がいかに大切かをうたっています。
これで厄は除けられましたが、自ら静寂・沈黙の時間を定期的に作ろうと思います。

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チキン南蛮

2010-05-10 00:00:00 | 日常の話
先日、宮崎県に出張してきました。
始発の飛行機で行って、最終の飛行機で帰ってくるというハードスケジュール。
疲れました。
しかも、朝食が取れずに、昼食もサンドイッチをパクついただけだったので、夕食はなんとしても宮崎っぽいものを満喫したいと思い、チキン南蛮を食べに行きました。
宮崎の方なら誰もが御存知という「おぐら」というレストランへ。
うっうっうまかったです!
ちょっと病みつきになりそうなくらい。
こうして書いていても今すぐ食べたい。
もともと「ほっともっと」のお弁当は必ずチキン南蛮を注文するというチキン南蛮フェチなので、本場のチキン南蛮はなんとしても食べたかったのです。
東京でもチキン南蛮がおいしいレストランがあったら、ぜひ教えてください!

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バックパッカー

2010-05-03 00:00:00 | 日常の話
ワタシは元バックパッカーです。
ワタシの従兄も元バックパッカーでした。
その従兄が、先日46歳の若さで亡くなりました。
発病するまではとても活力のある人だったのですが、病気には勝てず、残念でなりません。

ワタシはちょうどその時、石田ゆうすけ著の「行かずに死ねるか」という、七年以上にわたる自転車世界ひとり旅のことを書いた本を読んでいました。
その本の中に、とても共感しグッときた文章がありました。

『「自分が本当はどこに行きたいのか、何がやりたいのかわからなくなってきた」
これは、もしかしたら長期旅行者が陥りやすい心理状態なのかもしれない。
旅の日々に疲れ、感受性が磨り減り、目に映るものになんの関心も持てなくなってくる。
ただ、移動しているだけ。
あるとき、ふと我に返って呆然となる。
自分はどこに向かっているのだろう?
この感覚は、しかし、旅人に限ったものではないんじゃないだろうか。』

亡くなった従兄は、ひょっとしたらこんな感覚に陥っていたのではないか…。
いや、従兄だけでなく、こんな感覚を持っている方は多いのでは…。
そして今のワタシも。

安らかに、安らかに、従兄の冥福をただただお祈りします。
天国では重いバックパックを降ろし、自由に旅してください。
長旅に疲れる前の、ただただ新鮮で楽しかった旅を思い出して…。

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