その日のまえに

その日のまえに (文春文庫) 重松 清

僕たちは「その日」に向かって生きてきた。
昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。
消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。
死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。

短編集はあまり読まないのですが、本屋でなぜか引っかかり、衝動買い。
アマゾンでもちょくちょく買いますが、本屋での衝動買いにあまり外れはありませんね。
この本、どんぴしゃでした。
どのお話も四十前半の人のお話なので、感情移入しまくりです。

花火大会のシーンがあるのですが、花火は死んだ人の大きな迎え火になる…というお話が出てきます。
お盆は過ぎてしまいましたが、例年より一ヶ月遅い先日の８月２７日（土）、隅田川花火大会が地元でありました。
東日本大震災で亡くなられた方々にとって、たくさんの花火が里帰りついでの浅草観光の目印になってくれたらと思います。
お帰りなさい。



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今週の鳥越神社

どうやら柚子（ユズ）のようです。
ユズとカボスとスダチの違いはよく分かりませんが…。
柚子は成長が遅い木のようで、「ユズの大馬鹿18年」などと呼ばれることがあるそうです。
急に親近感が増してきました。

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たまにはユッケジャンのことも

完全に夏バテです。
暑くて眠りは浅いし、食欲ないですし、ついつい夜は冷たいビールをガバガバ飲んじゃうし…。
耐力保持のために毎週柔術の練習はしていますが、クタクタです。

そんな時、ユッケジャンクッパを食べたくなります。
浅草の大成苑という焼肉屋でたまに食べます。
汁物なので飲むように食べられるし、辛くて熱いので汗いっぱいかいてスッキリ。

みなさんもたまにはユッケジャンのことを思い出してあげてください。
韓流スター、チャン・グンソクなんてどうでもいいから

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今週の鳥越神社

キレイな花が咲いていました。
なんていう花だろう…？

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石巻で網を張る男

再度行って来ました、石巻へ。
避難所の湊小学校で網を張るボランティア。
行政が石灰を撒いてくれているので、最盛期ほどではないそうですが、それでもすごい数のハエがブンブンしています。
この網は単なる網ではなく、ハエが止まると死んでしまう特殊な網で、既にアフリカで活躍している代物です。
まさか日本でも活躍するようになるとは…

業界最王手セイホクの丸太置き場。
復興に向けて着実に動き出しています。
でも背後には瓦礫が大量に置かれていました。



女川へ。
こちらままだまだ復興の兆しもない…。
あまりにひどい状況に、不覚にも吐いてしまいました。



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今週の鳥越神社

こうして毎朝神社に行っていると、強く神道を信仰していると思われるかもしれません。
でもワタシはあまりそのような感覚はありません。

神道は太古の日本から信仰されてきた固有の文化に起源を持つとされる宗教です。
宗教といいましたが、神教ではなく神道と言われています。
神道には明確な教義や教典はありませんが、森羅万象に神が宿ると考えます。
いわゆる八百万の神々ですね。
そして、「浄く明るく正しく直く」を徳目としています。
「ただあるがままを生きる。この世には人智を超えた神々の計らいがあり、その中をただ自然に生きることこそ大切」といった感じ。
根幹にあるものは森羅万象や祖霊、死者への畏敬の念です。
神道と仏教の違いは、神道は地縁・血縁などで結ばれた共同体を守ることを目的に信仰されてきたのに対し、仏教はおもに個人の安心立命や魂の救済を目的で信仰されてきたという点です。

このように改めて神道を考えてみると、ワタシには神道が一番しっくりあっているような気がします。

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木で自由工作

子どもたちは夏休み真っ盛り。
夏休みの宿題で自由工作がある学校も多いことでしょう。
ワタシが小学生だった頃は、木を使っていろんなものをつくりました。
自宅と会社が隣接していたので木の端材は豊富にあったし、会社の人に木の削り方や塗装の仕方を教わることができたし…。
思い通りのカタチに、あるいは思いもよらないカタチに出来上がっていく喜びはたまりません。
勉強やスポーツでは味わえない喜びがものづくりにはあります。
夏休みの自由工作に木をおススメします。

木が身近にない方は、当店でお買い上げください。
でも、何をつくったらいいか分からない…という方におススメのイベントがあります。
新宿にあるリビンデザインセンターＯＺＯＮＥでは、「自然とつながる夏時間キッズワークショップ」を7月21日から8月30日までやってくれています。
木に関係するワークショップは下記の通りです。

「カプラを使って建築家と遊ぼう！」　7月24日　13時から15時
「割りばしを使って建築家と遊ぼう！」　8月26日　13時から15時
「森のかけれでお名前プレートをつくろ！」　いつでも
「家具職人と一緒に子ども椅子づくりにチャレンジ！」　8月20日・21日
「小さな未来の建築家、集まれ。3万個のつみ木を使って、君の夢を築こう。」8月27日・28日
「木をつかっておうちをつくろう！」　いつでも
「おだわら木くずを使って、ユニークな作品を完成させよう！」　いつでも

自由に参加できるワークショップもあれば、申し込みが必要なものもありますので、詳しくはＯＺＯＮＥのサイトでご確認ください。

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今週の鳥越神社

毎月神社にはグッとくるお言葉が掲示されます。
東京都神社庁が出しているようです。
八月のお言葉はこちら…

知って行わざれば　知らずに同じ（貝原益軒）

ホントにその通りですね。
でもなかなか出来ないのが現実で…
それ以前に、知ろうと努力しないことは罪ですね。
例えば歴史を知らない政治家さんは、政治家の資格はないし、その上で貝原益軒さんの言われるように、行わない政治家はダメダメです。

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自分史を書けない自分

当店サイトの社員紹介のページを更新しました。
それぞれの個性が出ていて面白いです。
人に歴史ありですね。
小さい頃の写真が今と違って（笑）、カワイイ！
嬉しいことは、社員のみなさんがみんな木が好きでいてくれること。
孔子さんもこう言っています。

「是を知る者は是を好む者に如かず　是を好む者は是を楽しむ者に如かず」

会社にも個人にもそれぞれ過去があり、未来があります。
過去は消せないですが、肯定的に過去の記憶を摩り替えることはできますね。
未来については、会社がどんな未来を描いているのか、社員のみなさんも共通目標として認識してもらい、各自の未来ともリンクしてもらいたい。
そんな気持ちです。
未来は勝手にやってくるかもしれないけど、思い通りの未来にしたければ、きちんと描いておかなければいけないのかなと思います。
そして、日々、木を好きでいて、木で商売できることを楽しむことを忘れないでいたいと思っています。

追伸：メディア掲載実績のページもつくってみましたので、ご覧ください。

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