浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

ボーイング社

2007-02-27 10:48:28 | 木の話題
私、先日36歳の誕生日を迎えました。
なんだか最近腰まわりの肉が取れなくなってきたし、やたらと肩こりが激しいし、階段の上り下りで膝を痛めちゃうし…。
「35歳が終わってしまったな~」なんて、感慨にふけっていた時、ボーイング氏が材木商から飛行機製造に転身したのが35歳だったことを思い出しました。
そうです、ボーイング氏とは飛行機製造メーカーの大会社である、ボーイング社の創業者です。
私と同じ材木屋だったと知って、一人勝手にボーイング氏に親近感を覚えていたのです。
ボーイング社の最初の航空機は海軍のテストで不合格となり、二番目のモデルも50機売れましたがその後、契約が取れませんでした。
設立4年目の1919年から20年にかけて経営危機に陥り、当時としては多額の30万ドルの赤字決算を出すも、個人資金の投入と家具・モーターボートの製造で生き延びたそうです。
そして、現在は誰もが知っている大会社に成長したのです。
私はボーイング社のような大会社をつくりたいと思わないし(つくりたいと思ってもできないけど…)、材木商から転身したいとも思っていませんが、一人の同じ人間としてボーイング氏をかっこいいと思うし、一生懸命に生きた人として刺激を受けます。
「年取ったな~」なんてほざいていないで、気合を入れていこうと決意した誕生日でした。(タコ社長)

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ナチュラルローソン

2007-02-07 09:18:15 | 木の話題
便利な世の中になりました。
うちから歩いて2分くらいの距離に3軒ものコンビニがあります。
先日そのうちの1軒が閉店したかと思ったら、ナチュラルローソンとしてリニューアルオープンしました。
新しい物好きの私としては早速チェックしに行き、お弁当を買うとなんとビックリ、素敵な割り箸が付いてきました。
「ナチュラルローソンは木づかい運動を実践しています。」
「国内産杉を製材した後の端材を有効利用し、1本ずつのお箸にしました。」
日本の割り箸はもともと端材利用されたものでしたが、かつての間違った環境保護運動によって割り箸バッシングが起き、国内の割り箸製造業者が軒並みつぶれてしまい、割り箸の大部分を中国からの輸入に頼らざるを得なくなってしまった苦い経緯があります。
ローソンさん、分かっていらっしゃる!
木を使わないことが環境保護なのではなく、木をうまく使うことが本当の環境保護なのですよ。
最近のローソンさんはなかなかいいです。
健康に配慮した品揃えを充実させているナチュラルローソンでは、合成保存料や合成着色料を使用した食品の取り扱いを止めたり、原材料は国産使用を優先したり、日用品は出来るかぎり地球環境に配慮した商品を置いてあります。
その他、生鮮食品の品揃えを増やしたSTORE100という店もできているようです。
画一化されたどこにでもあるようなコンビニとはちょっと違いますね。
応援しますよ、ローソンさん。

ちなみにローソンは、アメリカのオハイオ州でローソンさんが牛乳販売を始めたことが起源です。(タコ社長)

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