浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

おがくず使うバイオトイレ

2005-03-24 15:01:27 | 木の話題
私、実はトイレに詳しい男です。
なぜならいろんなトイレを経験してきたからです。
ドアのないトイレや便座のないトイレは序の口で、壁や天井のないトイレでもしてきました。
やけに位置の高い小便用トイレや、葉っぱで拭くトイレや、手で拭くトイレでもしましたね。
もっと言っちゃうとトイレでカマを掘られそうになったことも…。
思い出すわ~。
ホントにトイレにはいろいろなドラマがありますよ。
さて、数あるトイレの中にバイオトイレというものがあります。
バイオトイレは環境保全のために山小屋などに普及し始めていますが、これまではニオイの問題があり、室内では使いにくいものでした。
ところが新しく石崎教授(長崎大学環境科学部)が考案したバイオトイレは、洋式トイレの下部に尿と便とを分け、それぞれ個別に処理する仕組みです。
尿は、ある半導体でニオイの元になる菌の発生を抑制し、便はおがくずをかき混ぜて分解します。
おがくずの交換は三ヶ月に一度、尿の取り出しは一日一回で済むそうです。
間伐材の有効利用にもなるし、水洗式でないので水の節約にもなります。
ん~、いいですね、エコですね~。
家庭向けの介護トイレや災害時用としても最適でしょう。
私も早くバイオトイレを経験して、トイレを語れる男に磨きをかけたいと思います。
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百周年記念日

2005-03-04 16:06:47 | 木の話題
3月8日は当社の創業百年周記念日です。
百年前といえばちょうど日露戦争の時。
日本に重工業が発達し、産業革命を成し遂げ、先進国の仲間入りをした頃です。
木挽き(丸太を大鋸で製材する)職人だった初代は、その頃独立しました。
戦中の混乱の中、どのように創業したのか想像もつきませんが、かなり積極的で精力的でないと出来なかったことだと思います。
私で4代目になります。
代々続いていくと、事業が保守的になるものですが、私は木にこだわりを持つと言う点に関してはとことん守っていきながら、時代時代の変化にあった仕事を積極的にしていきたいと思っています。
百年後の今は第二の産業革命とも言われるIT革命の時代です。
当社も第二の創業の気持ちで、がんばっていきます。
今後ともご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
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