浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

ジュラ紀の木、発見

2006-02-09 11:58:38 | 木の話題
ジュラシックパークという映画が何年か前に流行りましたね。
恐竜が現代に蘇るなんて夢のよう話ですが、木の世界では「ある話」なんです。
その木の名前はウォレマイ・パイン。
ナンヨウスギ科に属する木ですが、なんと2億年の歴史を持っております。
この木が10年前、オーストラリアの最大都市シドニーからわずか200kmの国立公園で、 あるブッシュウォーカーによって発見されたのです。
この発見は、地球上に未だ生存している小さな恐竜を発見することに匹敵します。
野生の成木は約100本あったそうです。
直径が1mを越え、高さ40mまで達する雄大な針葉樹。
「見に行きたい!」っと思う人は多いと思いますが、正確な場所はナイショです。
この稀少で絶滅の恐れのある木種が人間に荒らされたら大変ですから。
そこでこのウォレマイ・パインの将来的な生存と保護を確保し、さらに増やしていこうという運動が世界規模で起こっています。
野生のウォレマイ・パインの種や切り枝をもとに育った若木からの植物栽培が行われていて、なんと2005年から2006年にかけて販売されます。
あなたの庭にも一本いかがですか?
300本の苗木をオークションし、一本1000万円で落札されたといううわさです。
えっ!?
詳しくは、こちらまで≫≪http://japan.wollemipine.com/≫

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コメント
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