浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

宮脇昭の本

2009-04-01 14:53:00 | 木の話題
すごくいい本に出会ったものですから、感動のお裾分けをしたく、書きなぐります。
宮脇昭さんの絵本「森は地球のたからもの」という本です。
植林木を扱う材木屋のワタシとしては、自然本来の森をつくる宮脇さんと一見違うようですが、木や森を愛する心は同じ。
お気に入りの文をいくつか抜粋させていただきます。

「緑の植物、森は、生態系の中の唯一の生産者です。それに対して人間を含めた動物は消費者であり、緑の植物の寄生者であるといえます。」

「人間が…生きのびるためには、少々苦手ないやな相手でもすべて排除しない。絶滅させない。おたがいが少しがまんしながらともに生きていくことです。…勝ちすぎることはむしろ危険なのです。」

「日本文化の原点である照葉樹林ですが、現在ではわずか0.06%しか残っていません。」

「4000年この方、私たちの祖先が鎮守の森としてつくり、守ってきた土地本来の森をできるだけ残し、守り、また新たに21世紀の鎮守の森をつくっていくことがたいせつです。」

1~3までのシリーズですが、一冊40ページで、写真やイラストがたくさん入っています。
漢字にはルビが書かれているので、子供でも読めます。
小学校高学年になったら、ぜひ読ませてください。
めちゃくちゃおススメです。

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