パリオリンピックが始まりました。
大会前は全く盛り上がりに欠けていたようですが、始まってみると面白いです。
やっぱりスポーツっていいですね。
さて、東京オリンピックのコンセプトは「コンパクト」だったような記憶がありますが、今回のパリオリンピックは「街全体での開催」がコンセプトなようです。
セーヌ川での開会式や、ヴェルサイユ宮殿での馬術、コンコルド広場でのスケートボードが象徴的です。
パリの街並みと言えば石造りの建物が思い描かれますが、オリンピックに合わせたパリの都市計画の中で、実は木が積極的に使われているそうです。
木はサスティナブルな素材です。
そしてヨーロッパは脱炭素社会を目指した先進国の集まりですね。
なんでも、「France Bois 2024」というプロジェクトがあり、これは「2024年オリンピックに向けてフランスの建築物の木造化を推進しよう」といったものだそうです。
木材業界と連携して包括的な政策として押し進めているようです。
ヨーロッパは石造りの文化だと言われていますが、実は昔は木造の文化がありました。
ところが放牧が盛んになり、木の芽を食べつくして山に木が生えなくなってしまったため、石造りで建築するようになったと言われています。
ヨーロッパの山々って、牧草地が多いですよね。
(ドイツや北欧ではちゃんとした森が残ってますが…。)
ヨーロッパの山に木が生え、街中にも木造の建築物や立ち木が増えていくといいですね。
東京も街中に立ち木が増えると、この暑さも少しは和らぎます。
空き家は解体して立ち木を植える政策を推し進めてほしいです。
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