流行っていますね、サウナ。
私も好きです。
暑いサウナの中に居る時間はしんどいのですが、汗をたくさん出すのはデトックスされているようで気分がいいですし、その後に水風呂に入るとさっぱりして爽快です。
その後、ボーっとする時間に何だか気持ちがフワッとする、いわゆる「整う」という現象が起こるらしいのですが、私はまだ未経験…。
そのサウナ、本場フィンランドでは、ケロという木材でつくられるのが良しとされているそうです。
「ケロ(kelo)」…材木屋でありながら聞いたことがありませんでした。
ケロ材は、フィンランドのラップランド地方で採取される「木の宝石」や「幻の木材」と呼ばれているパイン材とのこと。
ただのパイン材ではありません。
樹齢200年以上のパインが立ち枯れて、その後100年ほど雨風にさらされた材のことをケロと呼ぶそうです。
立ち枯れしている木なんてあまりないと思うので、希少価値があるのでしょう。
天然乾燥され、樹皮は剥がれ、表面が銀色になるため、シルバーパインと呼ばれています。
長い風雪を経てきているので、通常のパイン材より曲がりにくく、反りにくいはず。
サウナの他にもログハウスなどの建築材料としても利用されており、上記のことから外壁に使う場合にも塗装の必要がないとのこと。
さらに、甘く柔らかく香りがして、副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整える作用があるそうです。
どうです、ご自宅にケロ材でオリジナルのサウナをつくってみては?
佐久間木材ではケロ材は扱っていませんが…(汗)
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