「深夜特急 第一便・第二便・第三便」 沢木耕太郎
・誰もが寂しいのだ…
・私は、人々の生活の中に入り込み、また出て行くのが好きなのです。一定の場所で一定の人間たちと生活するのに、退屈を覚えるのです。
・ヒッピーとは、人から親切を貰って生きていく物乞いなのかもしれない。少なくとも、人の親切そのものが旅の全目的にまでなってしまう。
・私は自分がいつもあのようにして人から離れてきてしまったような気がして、さらに暗い気持ちになった。
・たぶん、本当に旅は人生に似ているのだ。どちらも何かを失うことなしに前に進むことはできない…。
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