ちょうど一年前に、隣地を取得し、台東区から住居表示プレートをいただきました。
紺色の薄いアルミ製で凸加工してあるやつです。
なかなかレトロで味があって好きです。
ただ、先日広島県の竹原に行ったときに、写真のような木製の住居表示プレートを見つけました。
このお宅だけでなく、竹原の町はどこも木製でした。
素敵です。
浅草も木製プレートに変えてもらうように運動しようかな(苦笑)。
昔、旅をしていた時、エジプトで出会った人にケニアで再開したり、タイで会った人にベトナムで再開したりすることがありました。
バックパッカーが辿るルートや安宿って、ある程度決まっているので、そんなに珍しいことではありません。
お互い「や~、どうも」くらいな感じです。
ところが先日の再開はうれしくてテンションが上がってしまいました。
うちの商品、杉LVLと広島県の生口島で再開したのです。
しかもとても上手に、カッコよく、杉LVLの魅力を引き出した使い方をされていたので、喜びも倍増です。
この生口島は、前日に行くことにしたので予備知識ゼロだったのですが、すごくいい島でした。
レモンの生産量日本一だそうです。
また、ファッションブランド「アニエスベー」がバックアップして生口島とコラボしていました。
古い街並みとおしゃれなデザインがいい感じで溶け込んでいます。
フェリーの船員さんがみんなアニエスベーのTシャツやキャップをかぶっていたり、フランスのおしゃれな自転車がレンタルされていたり、ワークショップがあったり、尾道レモンラーメンやレモン手羽先があったり…。
それもこれも、杉LVLがつなげてくれたご縁かもしれません。
そういえばバックパッカー時代にエジプトとケニアで出会ったDさんは広島出身。
その後ベトナムに移り住み、数年前に広島の実家に帰国したそうです。
今回の尾道での旅では再開できませんでしたが、今度会いたいな…。
30年会っていないのでお互い変わっているはず…。
木材のようにいい感じに経年変化しているといいけど…。
「自治体チラシ 仰天!ビフォーアフター」 足立区シティプロモーション課
・伝えたいことと知りたいことは違う
・ターゲットと目的を明確にする
・アイキャッチとメリハリをつける
・広報物は作るだけではなく伝わることまでが仕事
☆☆☆★★
世の中狭いなぁと思うことって、多々ありますね。
と同時に、世の中広いなぁと思うことも、少なからずあります。
材木業界は狭いですし、新たに起業する同業者が少ない、いわゆる斜陽産業でもあるので、同業他社の名前は結構知っています。
佐久間木材は、北海道材を多く扱っているので、北海道の業者はなおさらですが、広葉樹合板さんとは取引がありません。
一度はお会いしたいと思っていたのですが、そんな広葉樹合板さんが今、素敵な商品を開発中とのことで注目されています。
写真のような縦型の仮眠ボックスです。
見た目からしてカッコいいですし、ワクワクしますね。
イトーキさんの特許を利用し、立ったまま寝られる工夫がしてあるとか…。
確かに15分でも仮眠できると、午後からの生産性が上がります。
今年の夏には販売されるようなので、まずは現物を見に行きたいと思います。
佐久間木材も広葉樹合板さんを見習って、ワクワクする商品を出していきたいです。
ビニル床シートって、マンションの外廊下とかに長尺で貼ってありますね。
硬質で耐久性、耐摩耗性、防水性に優れているので良いです。
木目調のものがいろいろありますが、写真のように「集成材柄」を最近よく見かけます。
なぜ「無垢の一枚物柄」ではなく、わざわざ「集成材柄」なのでしょうか?
不思議です。
(集成材は我が通販サイト「エコモク」にて販売しています。)
集成材が市民権を得てきた証拠だとしたら嬉しい一面ですが、無垢の一枚物の人気がなくなってきているような気がして、ちょっと怖いです。
テーブルの天板でも、一枚物の無垢の家具は売れていないようです。
耳付きなんてのはもっと出ていません。
時代が変われば再び人気が出てくるかもしれませんが…。
4月は新入社員の季節です。
一足早く、当店では1月と3月に新しく入社してくれた仲間ができました。
うれしく、今後が楽しみです。
ご存じの通り、日本の人口は減り続けています。
人口が減れば、市場が小さくなり、企業数も減ります。
材木屋の数も減り続けています。
また、大工の数も減り続けています。
現在、大工は30万人弱と言われていますが、過去20年で半減したそうです。
40年前と比べると、3分の1になってしまっています。
減るペースが速すぎて、住宅修繕の停滞が懸念されています。
いや、今もう既に停滞しています。
数が減っているだけでなく、若者が新たに大工になる人数が少ないので、どんどん高齢化しています。
大工は一人親方と呼ばれる個人事業主が主なので、政府が進めるインボイス制度が足かせになる可能性もあると思います。
また、政府は空き家対策をすすめていますが、大工さんにリフォーム工事してもらわなければ、住むことができません。
今後、国を挙げて大工を増やしていく必要があるのではないでしょうか。
それには、待遇改善が必要です。
モノづくりに対するリスペクトも必要です。
若者の将来就きたい職業の上位が「会社員」だったり「ユーチューバー」だったりする国に未来はあるでしょうか?
(うちでもユーチューブやっていますが…汗)
当店もこの問題に関して、真剣に取り組んでいきたいと思っています。
アップルはおしゃれですね。
アップル信者が増えるのも頷けます。
先日、散歩のついでに丸の内のアップルストアに立ち寄ったところ、木質の素敵なディスプレイを発見しました。
写真のようにiPhone専用のカバーを多数壁にディスプレイしています。
iPhoneと同じ形の木をズラッと並べてるのは壮観です。
インパクトがあるし、見やすいし、ストックの箱としての機能もあるし。
木質で作られているので優しい雰囲気づくりにも一躍買っています。
ナラの突板とタモで出来ています。
イイです!
「男はつらいよ」は、リアルタイムで映画館に見に行きましたし、その後、テレビでも見ました。
50作すべて。
好きです、寅さん。
寅さんの名シーンは数々ありますが、その内の一つ。
甥っ子の満男との会話がグッときます。
満男「人間は何のために生きてんのかな?」
寅「ほら、ああ、生まれてきてよかったなって思うことが何べんかあるじゃない、ね。そのために人間生きてんじゃねえのか」
何べんか、でいいんですね、ずっと思うんじゃなくて、何べんかで。
最高です、寅さん。
マドンナもそうそうたるメンバーです。
吉永小百合に八千草薫、若尾文子に大地喜和子、松坂慶子もよかったな…
そんな柴又に法事で行ってきました。
帝釈天参道にある川千家さんが創業250年になる鰻屋さん。
そのあと、帝釈天にお参りに行きました。
写真の二天門は明治29年、江戸期建築の最後の名匠といわれた坂田留吉 棟梁によってつくられました。
すばらしい建造物です。
ずっと見ていても飽きません。
年月を経るとまた別の魅力が出てくる、木の良さを改めて感じた一日でした。
去年、合同会社カバノキをカバノキ株式会社に変更しました。
そして、佐久間木材の子会社にしました。
それを記念して、カバノキを植樹しました。
普段、木を販売しているからこそ、植えることに特別の感情があります。
必要なことだし、大事なことだし、嬉しいことです。
このカバノキがすくすくと育つことを見守っていきます。
間違いなく、私よりも長生きしてくれます。
私よりも、佐久間木材の今後を見守れる…
うらやましいな…
去年の年末に植えたばかりなので、まだ葉を見せていません。
早く見たいです。
水をあげながら、生長を願っています。
枯れずに大きく育ってほしいです。