私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

お道具は一級、腕は三級のトホホ

2015年06月29日 | 茶の湯便り

~ 昨日は、社中で「お目出度い茶事」があった ~

この度「茶名」と「中級」の許状を拝受された方二名と、
6月にお誕生日を迎えられた方二名へのお祝いの茶事。

光栄にも、そのお席の亭主を務めさせて頂くことになり
ここ一週間は、手順の確認をしつつ緊張しながらも
お祝いのお席だから私なりに楽しみにもしていた。

~ * ~ * ~

そして、その当日となり師匠宅茶室に伺うと
準備して下さったお道具が一級品揃いであることに気づき、
単純にも、この立派なお道具を使わせて頂けることを喜んだ。

ところが喜んだのも束の間、普段出来ることもうまく出来ず、
初使いのお道具に立ち止まり、、、挨拶も言葉足らずで、、、
一つとして良いところがないままにお茶事は終わってしまった。

ああ!せっかくのお祝いのお席を、もっとスマートにまとめたかった!
もう少し出来てもよかったのにと、残念に思うことばかりが頭に浮かぶ、、
技量のなさは一級のお道具を以てしても、どうにもならなかったのである。

~ * ~ * ~

経験する度に分からないことが分かってくる。
そして、頂上が遥か雲の上であることにも気づくのである。
道は遠い
だけど上を向いて歩いて行こう。

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オウ!プリティ・リトル・ローズ!

2015年06月26日 | 花便り
次女が一歳半の夏のこと、東京まで寝台車で行ったことがあった。
東京駅に着いて、ドアが開くのを次女の手をつないで待っていると、
「オーウ!プリティ・リトルガール!」と声が聞こえた。
見ると、私たちの脇を通り過ぎようとしていた外人女性だった。
その次女を見つめる表情は、孫を見る祖父母のように慈しみ深く
愛情がたっぷりと詰まったものだった。



~ そんな懐かしい出来事を思い出させるプリティでリトルなバラを二種 ~



リトルアーチスト

作出国・ニュージーランド(1982)
小輪、八重の平咲きで赤地に白の覆輪が入ります
花びらの先が、つまんだようにちょっと尖ったところや
黄色い大きなしべがチャーミングでキュートな雰囲気です




エンゼルダーリン

作出国・アメリカ(1976)
房咲きでやや中輪、波打つ花びらとふんわりとしたピンク色、
花火のように広がるしべがファンタスティックでラブリーなバラです



小さなものを愛しく思う気持ちは万国共通のようですね。
そして小さくて可愛いものは、人の心をふんわりとやわらかにして
なんとも幸せな気分にしてくれます。

※画像は6月11日のものです。
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着物を着るための六月の決まり事

2015年06月24日 | 着物の楽しみ
女性はいつも出かける時に服選びに苦労しますね。

まあ、苦労すると言ってもそれが楽しい場合もありますが、
着物の場合は合わせる帯だけでなく、帯揚げ、帯締めなどの小物の取り合わせや
さらに、季節の決まり事にも気を配る必要があり、お手上げ状態になることも。

~ * * * ~

今回は、春から夏への衣替えの時期6月の決まり事を紹介したいと思います。




着物ーー6月いっぱいは薄い夏物ではなく、裏地のない単衣(ひとえ)の着用となります。
帯ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさっぱりとした名古屋帯に変えます。
長じゅばんーーーーーーーーーーーーーーー単衣のものから薄物(絽、紗)に変えます。
半襟ーーーーーーーー夏物(絽)のものが使えますが、中旬までは塩瀬のものも使用可。
帯揚げーーーー夏物(絽)のものが使えますが、中旬までは綸子、縮緬のものも使用可。
帯締めーーーーーー6月いっぱいはすっきりとした丸打ち、平打ち、丸ぐけを使用します。

※着物は迷うことなく単衣に変えなければなりませんが、
他のものは、この基本を知った上で、着用日のお天気や
気温に合わせて多少の入れ替えも良いと思います。

~ * * * ~

今回合わせた帯はしゃり感のある涼し気なものです。
帯揚げは「絽」、帯締めは「夏組」のものです。
6月も後半になると気温もずいぶん上がりますね。
そんな時には帯締めを「夏組」のものに変えるという
応用力があってもいいですね。

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「茶道を知的に俯瞰する」講演会に参加して

2015年06月22日 | 茶の湯便り

昨日、見出しの題名で岡本浩一先生のお話を聞いて来ました。

岡本先生は社会心理学者で東洋英和女学院大学人間科学部教授でもあります。
国内外でのご活躍の他に、裏千家茶道を修め、裏千家学園茶道専門学校理事、
巡回講師等、茶道の世界でも活躍され、月刊誌「淡交」の「茶道心講」を
長年にわたって執筆されておられますので、ご存知の方も多いかと思います。

~ * ~ * ~ * ~

昨日の講演は、特に「国際的にみる茶道」「欧米人が見る茶道」の視点から
いかに欧米人が、茶道を日本の文化として重要視し、東洋的教養の一つとして
深く理解していることか、反対に日本人の理解がいかに浅いかを説き、
先生ご自身が海外で感じたことをもとに、体系的に茶道を捉えていく必要性と
今後の修行の方向性をさし示して下さるという内容でした。

~ * ~ * ~ * ~

欧米では、日本人にしか分からないだろうとされた「侘びさび」の理解も進み
禅や武士道も日本人の心のありようを示すものとして関連の書物も
よく読まれるようになりました。

東洋的教養とされているもの

1、ーーー儒教、老荘思想
2、ーーーーーーーーー禅
3、ーーーーーー禅林建築
4、源氏物語、古今和歌集
5、武士道(新渡戸稲造著)
6、ーーーーーーーー茶道

※アメリカでは「侘びさび」の本が200冊ほども出版されているそうです。

~ * ~ * ~ * ~

「一億人の茶道教養講座」の本を会場で買ってきました。
岡本先生が隣のテーブルでサインをされていました。
この本ははじめからサイン入りでしたので、お姿だけ拝見しました。

今回の講演の内容と、具体的な道具や歴史について詳しく掲載されています。
読み進むにつれて自分の不勉強が思い知らされます。
お茶は到達点のない、果てしない知識の海に思えます。
諦めずに一歩一歩歩んで行くしかありませんね。


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飛龍の滝・軍師官兵衛タイトルバックロケ地

2015年06月20日 | 旅の楽しみ

こちらは兵庫県佐用町上月町櫛田にある名瀑「飛龍の滝」です。
昨年の一年間、NHKの大河ドラマ軍師官兵衛のタイトルバックに登場し
全国の皆さんにも知られるようになりました。

名前の由来は、突き出した壁岩で水の流れに変化がついており、
この姿が飛龍に似ていることから付けられたと伝えられています。

階段の遊歩道を90mほど上がると木立の正面にその姿を現します。
滝の落差は16mと、さほど大きな滝ではありませんが、
静かに鎮座しているような気を発し、神秘的で美しい滝です。
ここが軍師官兵衛のタイトルバックに使われた所以でしょうか。




遊歩道の上り口には「天門山瀧の不動明王」との石柱が建てられており、
飛龍の滝が信仰の対象であることがわかります。

古来よりここの竜神に祈ると雨乞いに霊験があるとされ、
近郷の人々が干ばつの年には集団で参拝したとのこと。
※郷土史探訪ツーリズム研究所資料参考

~~~ ~~~

思いのほか飛龍の滝は魅力的で
百聞は一見に如かずの思いを強くした観瀑の一日でした。
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傘香合で雨降りを愉しむ

2015年06月19日 | 茶の湯便り

今日は朝からしとしと雨降り
こんな日のお稽古は傘香合を荘り(かざり)
雨の日の風情を愉しみます。



「たのしむ」には二文字があり、「楽しむ」は普通に「楽しむ」「喜ぶ」等々
「愉しむ」は普通に楽しむの他に「不快な心を抜き取って楽しい」との意味があります。

「愉」を分解すると、左側に付いている偏はもともと「心」という字、
右側に付いている「兪」は「抜き取るとの意味があります。

ですから、こんな雨降りで気分がいまいちという時に
この傘の香合を愛でることによって、気持ちを雨降りの不快さから
「雨降りさえも楽しい」に変えてしまおうということなのです。



この香合は飛騨の一位一刀彫
木の国飛騨の「一位の木」はイチイ科の常緑樹で、古くから銘木として知られています。

「イチイ」の語源は、約800年前天皇即位の折、飛騨よりこの木で造った笏(しゃく)を
献上したところ、他の材より優れていたことから位階の「正一位」に因んで賜ったとのこと。

その後、江戸時代末期にこの一位材を用い、木目の美しさを活かし彩色を施さない
一位一刀彫が大成され、現在にその技術が受け継がれているとのこと。
なお、使用する一位材は樹齢四、五百年の貴重なものが吟味され用いられている。
以上、作者説明のしおりより



それにしても、この傘香合、見れば見るほど可愛らしさが増してくる。
それは、傘は傘でもあの骨太の番傘がそのまま小さくなった姿だからなのである。
今時は高級な旅館や料理屋でしか見られなくなってしまったが、
昔は家庭の玄関にも普通に置かれていたものだった。
こうして香合になった番傘から、しみじみと昔の懐かしい雨降りの日が思い出される。
そんなことを考えながらの一服、十分に雨降りを愉しみました。
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ササユリ咲く山里の花しょうぶ園

2015年06月18日 | 花便り
兵庫県佐用町西新宿・花しょうぶ園

こちらのしょうぶ園は、岡山県との県境近くに位置する山里にあり、
昔の田んぼをそのまま生かして約170種、50万本のしょうぶが植えられています。

通路脇の山肌にはアジサイやササユリ、山野草などが見頃を迎えています。
周囲の里山も含めて、瑞々しい気を楽しめる素敵なしょうぶ園です。




入口でお出迎えのおじいちゃんとおばあちゃんのお人形

このしょうぶ園の本当の名称は「おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園」
近隣のおじいちゃんとおばあちゃんが大切に育てたあげたしょうぶ園です。




通路脇には薄紅色のササユリが自生しています。
ササユリは人の手で育てることがとても難しい植物ですので、
今日の目的の半分は、このササユリに会うことと言えるかも知れません。




園内には八つ橋や東屋などが設けられ、花しょうぶとの良い景色を作っています。




アジサイの株もたくさんありしょうぶ園に彩りを添えています。




自生している植物の他にもいろいろな植物が植えられています。
こちらはカラーと花しょうぶのコラボレーションです。




水車も良い味わいですね。




山際のアジサイも見事です。


園内170種の中で気になった4種



~ 春の海 ~




~ 晴姿 ~




~ 酔美人 ~




残念ながら名前が分かりません。
花色が優しく、平咲きのすっきりした姿です。


~ * ~

園内には売店があり、地元料理や飲料の提供も行っており
飲食の不便なく、ゆっくりと一日を過ごすことが出来ます。
地元産のお土産やしょうぶ苗の販売があるのも嬉しいですね。

中国自動車道・作用インターから19km
山陽自動車道・和気インターから28km
花しょうぶ園TEL090-8820-3715(代表、三枝)

http://hanashoubuen.seesaa.net/

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虹色の帯を二枚の着物に

2015年06月15日 | 着物の楽しみ
複数の色を段染めにした虹のような色合いの帯です。
洋服でこのような色合いのものは、スカーフやショールのように顔に近いところに使いますが
体の中心で使いこなすのは、ちょっと難しいかも知れませんね。

ところが、着物の場合は面白いもので、体の中心に持ってきても違和感がなく
かえってその美しさが際立ち、色自体の美しさを楽しむことが出来ます。
そこで今回は色と雰囲気の違う二枚の着物に合わせてみました。

グレーの綸子の小紋に



6月に入ると着物は「袷」(あわせ)から「単衣」(ひとえ)に変わります。
それに合わせて小物も涼しそうなものに変えていきますね。

この帯は博多織りの名古屋帯で、表面に凸凹のある膨れ織りです。
一見して夏帯と分かるものは7月に入ってからの着用ですので、6月の間はこのような
見た目がすっきりとした薄手の名古屋帯を使います。

帯揚げは、中旬までは綸子や縮緬でも、さわやかな色合いのものなら使えますので、
今回は虹色の一色をとって、綸子の薄紫色のものを合わせてみました。
6月に入りますと絽のものも使えますので、気温に合わせて使いこなすといいですね。

帯締めは、帯のきれいな色が生きるように、薄い水色のものを合わせました。
6月いっぱいは、基本的には夏組のものは使わずに、丸打ち、平打ち、丸ぐけの
さっぱりとした感じのものを使うようにします。


緑の段染めの紬に



この帯にはいろいろな色が入っていますので、
一見、合いそうにない濃い地色の着物でも、意外とすんなりと溶け込んでしまいます。

ここが着物マジックと言えるところでしょうね。
着物は首から下、足首までをすべて覆ってしまうので、いわばロングドレスと言えます。
この圧倒的な着物地の分量が、この虹色の帯の存在感を悪目立ちさせずに、その魅力を
引き立たせることに役立っていると思います。

~ * ~

グレーの着物は帯と共に優しい雰囲気ですので、やわらかく無難な感じにまとまりました。
緑の着物の方は帯と明度がまるで違っていて、くっきり、はっきりと元気な感じに仕上がりました。

どちらも軽い観劇や会食などお楽しみの席にふさわしいでしょうね。
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カエルにも意思があるのかも

2015年06月13日 | 「いと をかし」なものたち


一昨日、小雨の中買い物に行った
出かける時には、確か、いなかったはずなのに
一つ目の店を出て、荷物を後部座席に乗せようと
ドアに目をやると、そこにカエルがくっついているのが見えた



この様子だと家から乗って来たに違いない
庭でケロケロ鳴いていたカエルだろう

こんな町中までついてきて
途中で落ちてしまう危険など考えていなかったのか、、



結局、私の心配をよそに、カエルは無事に帰宅した
それにしても、こんな姿を見ると、
つくづくいじらしく、愛しく思えてならない

カエルの考えていることははっきりとは分からないが
どうやら本能だけで行動しているようには思えず
その行動に意思が感じられるのである

「人は一生懸命な人を好く」といった心理があるそうだが、
それは、このカエルの一生懸命さにも当てはまるようで、
私に、いじらしさや愛おしさを感じさせるのだろう



それにしても、こんな馬鹿々々しいことを本気で思っているのだから、
これが科学的に証明されれば、イグノーベル賞ものかも知れない


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六月の花嫁・日本の美しい光景

2015年06月10日 | 思うこと



先日、参拝のため訪れていた湊川神社の境内で、美しい花嫁の行列に出合った。
雅楽を奏でる楽士に導かれ、その行列は粛々と本殿を目指して進んで行く。

* *

眺めていると色鮮やかに、数年前の姪っ子の結婚式が思い出された。
同じようにこの参道を歩いたからだった。
その時の姪の姿に、この花嫁さんの姿が重なって胸が熱くなった。
見ず知らずの花嫁さんだけど、幸せになってね、と。




木々に囲まれたお社と白無垢姿の花嫁
雅楽の調べ
行列は静々と進む
日本の美しい光景

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天使の歌声♪ウイーン少年合唱団来日60周年記念特別公演

2015年06月08日 | 「いと をかし」なものたち



6月6日(土)神戸文化ホールにて、来日60周年記念特別公演が行われた
チケットを手に入れてからどれほどこの日を待ったか知れない



約100名の団員の内、今回来日したのはブルックナー組の25名
10歳から14歳までの孫のような可愛らしい少年たちである

私が初めてウイーン少年合唱団を知ったのが11歳の時だったから、同世代の
遠く見も知らぬウイーンから来た美しい少年たちに憧れの気持ちを抱いたものだった





♪ウイーン少年合唱団の代名詞とも言われる「天使の歌声」は
トスカーニが命名したことで有名である

清らかに澄んだ歌声は、優しくやわらかで、気品があって、
本当に「天からの使い」のようである♪





この来日公演でAとBの二つのプログラムを披露するが、
こちら神戸公演ではBプログラムの披露となった

さすがに「祈り」の部は彼らの真骨頂であり、気高く、厳かに、、
聴きなれた「イタリアの音楽」「アメリカの歌」さえ格調高く、
「日本の歌」は優しく情感たっぷりに、
そして最後の「ウイーンの音楽」は優雅で夢見るように、
彼らは精一杯に歌ってくれた



それになんと言っても驚き、心に響いたのは
ウイーンフィルのニューイヤーコンサートでもお馴染みの皇帝円舞曲だった
皇帝円舞曲を合唱で?どんな風に?ガッカリの出来栄えだと嫌だな、、
そんな不安を感じていたが、聴いてみるとそんな不安など吹き飛ぶ出来栄えだった

そして最後の「トリッチ・トラッチ・ポルカ」はウイーンフィルとの共演で聴いたのと
なんら変わりはないほどで、フィナーレを飾るにふさわしく、
彼らの魅力が余すところなく発揮されていた

拍手が鳴りやまず、アンコールに、会場からの「ジャパニーズソング!」との掛け声に応えて
「荒城の月」を団員(日本人)のリコーダー付きで合唱してくれて公演の幕を閉じた



彼らは、今日はお休みで、あとの4公演は千葉と東京である
4月25日を皮切りに、ニか月近くのツアーも、あともう一息
頑張って!とエールを送りたい
そして、無事に終了して、楽しい思い出をいっぱい持って
帰ってね、と祈るばかりである

※写真はプログラムより


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