私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

私は限定品に弱いんです!

2015年02月28日 | 「いと をかし」なものたち

これはどうしてでしょうか、、
期間限定、季節限定、地域限定、個数限定などなど、、
「限定」と付くと、まるで買わなきゃ損!とまで思ってしまうのは、、

* *

先日からマッサンのウイスキーに興味津津の私はインターネットであれこれと調べています。
そしたら、出てきましたよ!地域限定のウイスキーが!
それは、宮城県限定販売の「伊達」という名のウイスキー。
仙台の街から西へ約25Km、山形との県境に近い緑豊かな宮城峡蒸溜所謹製です。

* * *

そんな時に主人の東北出張の話があり、渡りに船とばかりに
「宮城県限定の伊達ってウイスキーがあるんだけど、帰りに買ってきて!」
「小さいのでいいから、、」とお願いして買ってきてもらうことに。

* *

そして四日後に、小さいサイズがなかったと、700ml入りの「伊達」が到着しました。

「ニッカ独自のカフェモルトとカフェグレーンの特徴を生かしたブレンデッドウイスキー。
心地良い樽熟成香と柔らかくモルティーな香り、バニラのような甘さとなめらかさで
クリーミーな味わい、ビートのほどよい苦味が全体を引き締めます。
フルーティさと甘くビターな余韻が続きます」

以上はボトルの裏ラベルに記載の事柄。
これだけ読んでも、まだ何がどうなのか分からないウイスキー音痴ですが、
ちびりちびりと、時間をかけて楽しんでみたいと思います。
その内に、ここに記載の事柄の意味が全て分かるようになるかも知れません。

* *

案外、こんな限定品に飛びつくことから私の世界が広がっているのかも、、

それにしても、楽しみですねえ♪
「このウイスキーはね、フルーティーさと甘くビターな余韻が続くのよ」
なーんて、講釈できるその日がね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越後美人と南部美人

2015年02月27日 | 各地の旨いもん
全国には多くの酒蔵があり、それぞれ特色のある地酒が造られていますね。
旅先でその土地の地酒を買って帰り、家族で「ああでもない、こうでもない」と
言いつつ飲むのが我が家の楽しみの一つです。
この度は、主人が東北出張の折に、岩手県の「南部美人」を買って来てくれました。

~ * ~ * ~

「南部美人」は精米歩合40%の大吟醸酒です。
日本酒は9ランクあり、この大吟醸酒は最高級の「純米大吟醸酒」に次ぐランクのお酒です。
箱書きには、華やかな香り、芳醇で凜とした味わいを持ち、日本酒の芸術品の域に達して
おり、数々の栄誉に輝いている、とありました。
伝統の南部杜氏の技が生きたお酒はどんな味わいでしょう。
楽しみ♪楽しみ♪

~ * ~ * ~

ワクワクしながら開けて頂きました。
甘やかで、複雑に何かが絡まったような深い味わい、これを「芳醇」と表すのかと頷き、
香りは、甘さと酸味が立ち上るような感じ、これが「華やかな香り」なんだと納得!
昨晩は、タラととりモモ肉と野菜たっぷりの鍋をしました。

鍋を突きながら飲むと、その美味しいこと♪美味しいこと♪

~ * ~ * ~

そう言えば、新潟には「越後美人」と言う名のお酒があります。
私のブログ名が越後美人なので、嬉しくなって昨年取り寄せて飲んでみました。
「越後美人」は「純米吟醸酒」で、ランクから言うと「大吟醸酒」の次ですが
高級酒の一つには変わりありません。
芳醇な香りとコックリとした味わいで、お茶事にも登場させました。
お客様方は、私が越後出身とご存知でしたから、それも絡めて楽しんで頂きました。

南部美人、越後美人と、二つの美人と名のつくお酒を知りましたが、
日本全国でいったいどれだけの「美人酒」があるのでしょうか、、
しばらくは、その「美人酒」を探し求めてお酒ライフを楽しんでみたいと思っています。

さらに、山形には「くどき上手」というお酒があるそうですね。
その名に惹かれます♪なんと精米歩合35%の大吟醸、その内手に入れたいお酒の一つです。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺にはどれもない!日常五心

2015年02月24日 | 思うこと

昨年のこと、あるお店で、注文を取りに来た店員さんが
「しばらくお待ち下さい」と言ってお茶の入った湯呑を置いていった。
料理を待つ間に、夫はその湯呑をしげしげと眺めながら
「俺にはどれもないな」とつぶやいた。

その湯呑には「日常五心」と中央に書いてあって、その両脇に
日常で心がけるべき五つの事柄が書かれていた。

それは何かと言うと

1に「有難う」と言う感謝の心



2に「すみません」と言う反省の心


3に「おかげ様」と言う謙虚な心


4に「私がします」と言う奉仕の心


5に「はい」と言う素直な心


ということだった。

そうですか、、お分かりでしたか、、

そこで夫は、この湯呑を手元に置いて日々眺め、自分を戒めたいということで
熱心に店主に頼んで、とうとう頂いてきたのである。
そして私に「これが出来ていない時に、その言葉を俺に向けてくれ」と言った。

それはいいねえ!そうしましょう!

そして、何回か実行してみたが、笑ってごまかされた。

まあ、本人がそう言っても分かっていますよ。
本当は「有難う」も「すみません」も「おかげ様」も心にあって
言いたいけれど、シャイだからその言葉が出ないだけ。
「私がします」と本当はしたいけど、謙虚すぎて出来ないだけ。
そして「はい」と素直に言えないのは、考えすぎてしまうから。

傍にいる私が分かっているんだから、いいんじゃないの。
そのままで。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お雛様を出しました

2015年02月18日 | 「いと をかし」なものたち

我が家もようやくお雛様を出しました。
もう七段飾りにする元気はありません。
それでもこの時期になると華やかさが欲しくなるので
男雛と女雛だけ出すことに。



娘二人はもう独立して遠くに住んでいるので
見てくれるのは主人と息子だけです。
だけど、二人とも目に入っているのか、、いないのか、、
全然関心を示しません。
男の人達はみんなこんなものでしょうかねえ、、

まっ、いいでしょう。
娘達に写メで送って、反応を楽しみにしましょう♪




こちらは、わたくしめ手作りの木目込み人形です。
高さ15cmほどの小さなお雛様。
とっておきの屏風がよく似合います。



こちらのお雛様は、男性陣の目にも必ず入るように
玄関の下駄箱の上に置きました。
聞いてみると「ああ、あったね」「うん、見たよ」とあっさり。

まっ、いいでしょう。
どう感じたかは分からないけれど、目に入ったんだからね。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やってみなはれ!カフェオレウィスキー

2015年02月16日 | 「いと をかし」なものたち

4日の私の誕生日に、マッサンのウィスキーハイボールでワイワイと乾杯したあと
息子が「ハイボールは飲みやすいけど、スモーキーフレーバーが効いたのが飲みたいのう!」
そう言って、数日後にコンビニで「余市」という名のウィスキーを買ってきた。

~ * ~ * ~

この瓶の表のラベルには「芳醇な香りのシングルモルト余市」と名前があって
裏面には、果実を思わせる香り立ちと甘く香ばしい樽熟成の香り、
やわらかでクリーミーな口当たり、モルトの豊かな味わい、とあった。

うわあ!これは楽しみや!
お気に入りの大連切子のグラスに注いで、さあ!乾杯!
「あっ、なんやいい香りやで!」
そして一口くいっと飲み下すと「いやあ!喉にきくわあ!」
「おー!きっつ!」
そこで主人曰く「ウィスキーはごくりと飲むもんじゃないんだよ」
「舌の上で転がすようにして味わうもんなんだ」と。

確かに、そうすると、口の中に甘い香りがふわーっと広がった。
だけど、やはりもっとソフトな感じで飲みたいなあ、、
アルコール分43%だから何かを入れないときついということで
「じゃあレモン絞っていれてみようか?」
「えーっ、それじゃあ焼酎みたいやん、、」
「そうかなあ、、合うと思うけど、、」
ああでもない、こうでもないと言いながらチビチビと飲んだ。

~ * ~ * ~

そして
「そうだ!カフェオレ入れたら美味しいんじゃない?」私が言うと
「えーっ!そこまでしてウィスキー飲まなくてもいいんじゃないの?」と息子。
「いいじゃないの!、、鴨居の大将だったら言うんじゃないの」
「やってみなはれ!」って。
そうだ、やって見なければ分からない。
それで、少し残ったウイスキーに市販の甘いカフェオレを入れてみると
まあ、なんとその美味しいこと!
いい香りに甘い味、邪道かも知れないけれど
意外とこんな突飛な思い付きからヒット商品が生まれたのかも、、

大将の「やってみなはれ!」
チャレンジ精神の肩押すいい言葉である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君に捧げる詩

2015年02月14日 | 思うこと


今日でいったい何回目のバレンタインデイを君と過ごしたんだろう、、
数えてみれば懐かしく若い君の姿を思い出す

あの時はこうだったね、、
この時はああだったね、、

ああ、、いろいろあった

君との原点
このホテルの
いつもと同じチョコレートを
今日も贈ります





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薔薇のクッキーのはずが、、

2015年02月12日 | ぶきっちょ主婦の料理
ある方のブログで「薔薇のチョコレートクッキー」の紹介をしていた。
薔薇の花びらが折り重なってきれいだったし、作り方を簡単に説明してあったので
「これなら出来る!」と嬉しくなって、早速チャレンジすることに、、

*~ ~*

昔、紙粘土で人形作りをしていたので、クッキーの材料をこねて、
薔薇の花びらを作るなんて「簡単!簡単!」そう思って
喜々として材料に向かった。

ところが、簡単に出来るはずの花びらが、どうしても薄くきれいに出来ない。
仕方なく、分厚いままの花びらを重ねてみたら、なんとヒマワリみたいな
でっかいお花が出来てしまった。

*~ ~*

あーっ!こりゃダメだ!
家人に見つからない内に何とかせねば、、

仕方ない!
急いで、丸めて、焼いた。

すると、いかにも素敵なお菓子が出来たような、あまーい匂いが部屋に充満した。
そこに、焼き上がりを楽しみにしていた背の君がやって来て
「あー、いい匂いだねえ、出来たの?」
「うん、出来たよ、食べてみて」

「まあまあ、普通のクッキーだね」と言いながらまんざらでもなさそうだった。

そうそう、、普通のクッキーでいいんです、、
薔薇のクッキーを作るつもりだった、
ということは私のみぞ知る、ということに。

結局、何でも思い通りにならなくてもいいのだ、と
ゆるーく思えたクッキー作りの結末でありました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の装い、梅の染め帯

2015年02月11日 | 着物の楽しみ

♪春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

♪氷解け去り葦は角ぐむ
さては何ぞと思うあやにく
今日も昨日も雪の空
今日も昨日も雪の空

♪春と聞かねば知らでありしを
聞けば急がるる胸の思いを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か

~ * ~ * ~

春って聞かなければ、知らないでいたのに
聞いたばかりに、春を待ち急いでしまう
毎日毎日雪の空
春を待ちわびるこの胸の思いを
どうしたらいいのでしょうか、、

~ * ~ * ~

本当にこの早春賦の歌詞のような毎日ですが
せめて着るものに春を託してみたいと思います。

この一揃いは、紬の着物と縮緬地に梅を染めた帯です。
「染めの着物に織りの帯」「織りの着物に染めの帯」とよく言われますので
その基本に沿った合わせ方をしてみました。

着物の色がおとなしいので、帯揚げと帯締めを赤色で揃えて、
明るく、くっきりとさせ、帯回りを華やかにしてみました。
外は寒くとも、心は春、そんな装いで春を待ちたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然のガラス、透かして見れば

2015年02月10日 | 「いと をかし」なものたち
毎日寒いですね。特に日本海側の方は雪で大変なことと思います。
怪我のないよう、くれぐれもお気をつけ下さいね。



こちらは、真冬であっても零下になることはほとんどありませんが
珍しくここ三日間は零下の朝が続きました。
そして、今朝は今冬最強の寒気によって、こんなに立派な氷が出来ました。
直径27cm、厚さ1・2cm、手で吊り下げてもしっかりしていてガラスのようです。




バケツにためていた雨水ですが、その大きさのままに凍ってしまいました。
今までに出来た氷の中で最大、最強の氷です。
嬉しくなって、いろんな所を透かして見ました。
すると、向こうにある物が、まるで印象派の絵のよう、、

冷たいのを我慢して、庭のあちこちを透かして見て
しばし一人遊びに興じた朝でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪マッサンのウィスキーで乾杯♪

2015年02月04日 | 思うこと

今日は2月4日
立春ですね
そして、私の生まれた日でもあります
とうとう亡くなった父の年と同じになってしまいました

もう誕生日が嬉しいという年ではありませんが
父母により命を与えてもらったことに
また、無事に一つ年が取れたことに
感謝を捧げる日だと思うようになりました




NHKの朝ドラの「マッサン」、毎日楽しく、またハラハラしながら見ています
日本人に全く馴染みのない未知の飲み物「ウィスキー」を製造し販売する
その大変な事業に体当たりのマッサン
そして、そんなマッサンを支えたリタさんの物語
こんな歴史があったなんて知りませんでした



我が家はビールにワイン、たまに日本酒の家庭
ウィスキーの味わいがわかる者は一人もいません
ですが、今年はマッサンのウィスキーで誕生日を祝ってもらうことにしました



ビンのものを買っても「猫に小判」ですので
飲みやすそうなハイボールを二缶買ってみました
レモン味とリンゴ味です
~どんな味でしょうか、、楽しみです~

※上の二缶は先日試し飲みしたものです
本日は下の二缶を開ける予定です
マッサンや二人の写真付きのものは期間限定品で
発売は三月末まで
* 記念のハイボールです *

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瀬戸はさざ波

2015年02月03日 | 旅の楽しみ

瀬戸内海国立公園ー兵庫県赤穂市御崎より望む

我が家にカタツムリの赤ちゃんが迷い込んで来た日、風はあっても日差しは春のような一日だった。
カタツムリの赤ちゃんじゃあないけれど、閉ざされた冬の季節からの解放感のようなものを感じて
海が見たくなってやって来ました。

~*^ ~ *^ ~ *^~

ここは高台から海を眼下に見下ろせる絶好の場所です。
時間は午後の二時頃だったでしょうか、、、
風があって、水面には「さざ波」が立っていました。
遠くはるか向こうまで細かい波の連なり。
「さざ波」を「漣」と書く理由が分かりました。

この「さざ波」は水面を弱い風が吹いた時に出来る「しわのような小さい波」のことです。
「漣」の他、「細波」「小波」とも書きますが、私はなんと言っても「漣」を選びます。

水の連なりと書く、、なんて素敵なんでしょう、、

※向こうに見えるのは小豆島です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする