私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

庭に咲く三月の花オンパレード♪

2019年03月31日 | 花便り
寒くて色の無かった庭が
色どりを増して明るくなりました。




~ 鶯神楽 (ウグイスカグラ) ~

小さな小さな花です。
秋に瓢箪の形をした真っ赤な実がなります。




~ 春蘭 (シュンラン) ~

地味な花ですが、報春花とも言われ
春を待っていた心にぽっと明かりを灯してくれます。




~ ヒマラヤユ雪の下 ~

別名「桜鏡」とも言いピンク色が優しい可愛い花です。
卵型の大きな葉をもつため「大岩団扇」とも言われます。




~ 春咲クリスマスローズ ~

別名「寒芍薬」の名の通り寒さに強く育てやすい花です。




~ 土佐水木 (トサミズキ)~

明るい黄色が華やかです。
レモンに似た芳香があります。




~ 碇草 (イカリソウ) ~

碇(イカリ」の形をした面白い花です。




~ 木五倍子 (キブシ) ~

フジのように垂れ下がる姿が可愛らしい花です。
バックの赤い藪椿と競演です。




~ 藪椿 (ヤブツバキ)~

シンプルでそっと咲いている姿が魅力的な花です。
しっとりとした赤色にも魅かれます。




~ 猩々袴 (ショウジョウバカマ)~

数年前、吉野山のお花見に行った時に買ってきた株です。
鉢に入れっぱなしでも細々と咲き続けています。
湿気が好きなのに、夏の強光を嫌うらしいので、
どこに植えようか思案中です。




~ 椿・玉之浦 (タマノウラ) ~

一重で筒咲きの可愛らしい椿です。
紅色地に白い覆輪が縁を飾っています。




~ 木瓜 (国華) ボケ・コッカ ~

緋紅色が魅力的な花です。
枝ぶりを整えて赤絵や染付の花器に活けるのが夢ですが、
まだまだ時間がかかりそうです。



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*初めて見る黄色い鳥* この鳥の名前を教えて下さい

2019年03月29日 | 野鳥のお話

聞き慣れない鳥の声がするので
外に出て見ると、
電線にお腹の黄色い鳥がとまっていました。
下から見上げているので羽の様子は分からないですが、
喉の辺りは黒いように見えます。




尾は長くて、裏側は白っぽいです。
当地に引っ越してから40年になりますが
初めて見る鳥です。
名前を教えて頂けますと嬉しいです。
よろしくお願い致します<(_ _)>



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感無量 薬師寺 *日光・月光両菩薩の御背中* 平城遷都1300年記念 国宝薬師寺展にて

2019年03月28日 | 神社仏閣・仏像

~ 国宝 薬師寺展のポスター~


*~歴史的展覧会~*

2008年 平城遷都1300年を記念して
「国宝薬師寺展」が東京国立博物館で開催された。

日本仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる
金堂の日光・月光両菩薩立像が2体揃って寺外で
初めて公開されるとあって、80万人に届こうかという
多くの入場者を動員し、天皇陛下も御覧になったという
歴史的展覧会となった。




~ 日光・月光両菩薩の御背中 ~

この写真は、日光・月光両菩薩を拝観したその同日に
息子のアパートでTVを見ていた時にタイミングよく
放映されたものである。
携帯で写したもので写りは良くないが、両菩薩の御背中が
一つの画面で見られるとは、こんな幸運なことはない。
威風堂々とした御背中の雰囲気が良く現れていた。


*~空前の仏教美術展覧会~*

この展覧会は、教科書でも知られる絵画の名品「吉祥天像」や
瑞々しく美しい「聖観音立像」など貴重な文化財が揃って
初めて寺外で展示されるという空前の仏教美術の展覧会でもあった。


*~堂々たるスケール~*

身丈 日光菩薩立像が317.3cm、月光菩薩立像が315.3cm
一般的な家屋では2階の床を突き破ってなお50cmほども
お顔が現れる御身丈であり、脇侍としては堂々たるスケールである。


*~尊崇の念抱く 日光・月光両菩薩の御背中~*

薬師寺金堂においては光背の前に立っておられるので
背部は目にすることが出来ないが、この展覧会では
その光背が外され、360度の視点で拝観することが出来た。

そこで驚いたことは、なよやかで美しい前面の姿からは
想像もつかない武人のような御背中の力強さだった。
そのどっしりと威風を放つ姿に衝撃を受け、
しばらくその場に釘付けになってしまった。

ある仏師は「仏像は仏様が降りてきて出来上がる」と言ったらしいが、
両菩薩の御背中から発せられる「大きな気」を感じた時に、
この菩薩の仏師は、まさに仏様と一心同体となっていたに違いない、
と思った次第。

深く感動した展覧会であった。


※ この記事は過去に掲載した記事に加筆修正したものです。
先日、読売新聞で「復興祈り法要」との見出しで薬師三尊像の
等身大の軸が掛けられたとの記事を読み、
展覧会での感動を思い出し再度アップしました。

参考: 「よくわかる仏像の見方」 西村公朝著 小学館
「国宝薬師寺展パンフレット」 東京国立博物館



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野の花のスケッチ・ギザギザ葉っぱのホトケノザ

2019年03月16日 | 野の花のスケッチ

~ ホトケノザ (仏座) ~
別名:三蓋草、三階草
シソ科の植物で高さは20cmほどの越年草

花は唇形で赤みがかった紫色
葉は半円形で対生しているため円形に見えて
それが仏様の座っておられる蓮座に似ているため
「仏座」ーホトケノザと言われています。

* * *

今、ホトケノザは空き地で満開
日差しを浴びて輝いていました。
雑草中の雑草ですが、花はとても美しく
葉は個性的かつ芸術的
その個性を強調して描いてみました。

花は何だか怪獣のよう~(^^;
結構難しくて、今回はこれが精一杯!
ホトケノザと分かってもらえたら良しとしたい。


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誰の役にも立たないけど、ぶきっちょ主婦がミニおはぎ作りました~♪

2019年03月12日 | ぶきっちょ主婦の料理

はっはっは~♪
今回も、笑ってしまう出来栄えですが、
いいじゃないの~美味しければ~

甘党の我が家の男性陣は
甘いお菓子がないと不機嫌になるので
残っていた小豆ともち米でミニおはぎを作りました。

以前に作ったものは小豆が足りずに
粒餡は表面だけでしたが、
今回はちゃんとくるんであります。

でも、ところどころ餡が乗っていない~💦
やっぱりぶきっちょだね~
それでも、無いよりまし!と思ってか
文句も言わずに食してくれました。

たのしみは 妻子むつまじく うちつどいひ
頭(かしら)ならべて 物をくふ時
橘曙覧 (たちばなのあけみ)

江戸時代の歌人も歌っているし、
見かけはどうであれ、家族が揃って
うまいうまいと食べるのが幸せなんだなあ~




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新刊本~人生はニャンとかなる!~を読んでニャンとか生きる!

2019年03月08日 | 思うこと

先日、新聞に載っている新刊の欄を見ていると
人生はニャンとかなる!
という文字が目に入って来た。
見ると、このシリーズの集計で、既に150万部も売れているとか。

こうなると野次馬根性がむくむくと起こってきて
こんなに読まれている本って、いったいどんな内容なの?
と興味は増すばかり。

いつもは、欲しい本は図書館にリクエストして買ってもらうのだが、
今回は、猫ちゃんの写真も可愛いので買って読むことにした。

* * *

副題は「明日に幸福を招く68の方法」

ページをめくると
まず初めに古今の有名人の名言が書かれていて
その下に詳しい説明があって
一番下の欄には他の偉人三名の
同様の言葉が列記してあった。

私は、いつも「なんとかなる!」と思って生きて来たから
うんうんそうだね~やっぱりそうか~と
人生に対する考え方が確認出来て
このまま行けばいいんだ!と後押ししてもらったようで、
エネルギーがチャージされた思いだった。

そして
内容に見合った猫の写真がそれぞれに添えられていて、
それらが中々オシャレでキュートで、言葉そのもので、
その写真を見るだけでも癒されて、幸せな気分になって行くのだった。

人生はニャンだかんだといろいろと起きてくる。
だけど、ニャンとかなる!と楽天的に考えて、
ニャンとでもなれ!と腹をくくって、
ニャンとかして、生きて行けばいいのである。




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雑草だけど可愛い*アメリカフウロ* 描きました♪

2019年03月05日 | 野の花のスケッチ


先日ブロ友さん(fukurouさん)のブログで、
花を咲かせて越冬したと思われるアメリカフウロが
アップされていました。

小さい花なので道端の雑草として
ほとんどの人が見向きもしない花ですが、
よく見れば、
花も可愛らしいし、葉も芸術的で美しいのです♪

「これで花が大きければ、きっと花屋の店先に鉢植えが
置かれていることだろう」とfukurouさんは語っていました。
まったく同感でした。

この花は、本来の花期は5月~6月
今朝近くを探しましたが、まだどこにも見当たりませんでした。
早く会いたいなあ~

そこで、以前に描いたものをアップしました。
エンピツと色エンピツです。
葉に力が入り過ぎて、肝心の花が沈んでしまいました💦
今度描く時には気をつけなくてはね(^_-)-☆



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ひそやかに、しめやかに、しとやかに、藪椿が咲きました♪

2019年03月04日 | 花便り


~ 2月26日の姿 ~

藪椿って、赤くて目立つはずなのに
どこかもの静かで、人知れず咲いている感じがします。
ひそやかに、しめやかに、しとやかに。




~ 2月27日 ~

椿の種類はたくさんあって、どれも美しく素敵ですが、
その中で私が一番心惹かれる椿です。




~ 3月4日 ~

竹久夢二も赤い椿を好みました。
いろんな作品に登場したのは、たぶんこの藪椿。
夢二が好んだ気持ちが分かる気がします。

今日は朝から雨模様
さらにしっとりと美しい。



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ピンクの蝋叩き染めの着物に合わせる帯揚げ二種と帯締め四種 *若い順に並べました*

2019年03月02日 | 着物の楽しみ

~ 20代前半~30代中頃 ~

着物は洋服と違って、着物だけでは着れませんね。
下着は当然ですが、その他に帯、帯揚げ、帯締めが必要です。

そこで今回は、ピンクの蝋叩き(ろうたたき)の着物に、
年代に合わせた小物使いを紹介したいと思います。

まず、20代前半から30代中頃の組み合わせです。
帯揚げは、白と薄ピンク
帯締めは、濃いピンク
明るく若々しいイメージに仕上げました。

※ 蝋叩き染め ー 白生地に温めた蝋を筆などに含ませ叩いて落とし、
防染してから生地を染める技法





~ 20代後半~40代前半 ~

少し年代が上がりました。
帯揚げは、抹茶色に薄ピンク
帯締めは、紅梅色と白のぼかしに銀糸模様入り
華やかさの中に品格を与えました。




~ 30代中頃~50代前半 ~

帯揚げは、白と薄ピンク
帯締めは、サーモンピンクに抹茶色、金糸模様入り
落ち着きの中にも華やぎを与えてみました。




~ 40代中頃~50代前半 ~

だいぶ年代が上がりました。
このピンクの着物は、この年代までです。
帯揚げは、抹茶色に薄ピンク
帯締めは、薄紫に金糸通し

一見おとなしい雰囲気ですが、帯締めの中央を走る金糸が
鈍い光を放っていて、年代に見合った貫禄を与えています。

* * *

如何だったでしょうか。
着物はこうした小物使いで印象が変わりますね。
手持ちの小物でいろいろと試してみて下さいね。

※ 対象年齢は一般的なものですから、お似合いになれば
どの組み合わせでも良いと思います。


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*驚きのメッセンジャー機器* NTT東日本関東病院

2019年03月01日 | 便利な物

NTT東日本関東病院は、NTT東日本の直営企業立病院です。
国際病院評価機構から、国際的な医療機能評価(JCI)の認証を取得し、
国内の実力病院ランキングでも高い評価を受けています。

1951年12月、 関東逓信病院として開設、次年度1月診療開始
1986年6月、 保健医療機関の指定を受け一般に解放
1999年7月、NTT再編成の実施によりNTT東日本関東病院と改称
2000年10月、 現在の品川区に新病院完成、12月診療開始
2011年、東京で初めて国際病院評価機構よりJCI認証取得

※NTT東日本関東病院HPより




先日、所用あって伺った折、
何やら頭上でうごめくものを発見!




何だろう?
眺めていると、この穴からその物体は出たり入ったり。




行くものも、来るものも、一端ここで立ち止まり、
行先に合わせてポイント切り換えをしている様子
はあ~!すごい!




来たものは、角度を変えてすいっと入って行きます。
驚きの光景!





この物体は、モノレールのようにレールに沿って
カーブも曲がって進めます。




あちこちにレールが伸びていて




こちらにもするりと入って行きました。

さすが最新医療を提供する実力派大病院
受付の人に聞いてみると、この中には書類が入っていて
館内のほとんどの所に届けられるとのこと。
まさに驚きのメッセンジャー機器でした。

※正式な名称は分かりません。



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