私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

閑谷学校*論語の小径と紅葉美しい黄葉亭* 岡山県備前市閑谷

2021年11月30日 | 時空を超えて来たものたち

 *~ 論語の小径 ~*

閑谷学校の受付を出ると黄葉亭への看板があります。
⇩⇩⇩

渓流に沿って論語の小径が続き
450m先には黄葉亭(茶室)があります。





*~ 論語の小径について ~*

「論語の中でも親しみ易い二十章句を掲示しています。
閑静な自然に囲まれた論語の小径、
美しい風景を楽しみながら
散策のついでに論語に親しんでいただければ、
より旧閑谷学校の思い出が豊かなものになると思います。」

※ 看板より
(文字が小さいのでここに書き写しました)
以下同じです(訳文含む)




渓流沿いの紅葉を眺めながら進みます。



ゆっくりと孔子の言葉を
自分に照らしながら読んで行きます。









子曰(のたまわ)く
速(すみ)やかならんと欲すること母(な)かれ
小利を見ること母かれ
速やかならんと欲すれば 則ち(すなわち)達せず
小利を見れば則ち大事成らず。





*~ 訳文 ~*

孔子の弟子冉求(ぜんきゅう)が
「先生の説かれる道を学ぶのは大変嬉しいことですが、
私の力不足で、今だに身についておりません。」
と言うと

孔子が言われた
「本当に力がない者なら力一杯やって、
道中で力がつきてやめることになる。
しかし、お前はまだ力を使い切っておらず、
もうできないと自分で自分の壁をつくってやめているのだ。」




*~ 訳文 ~*

孔子が言われた
「人格者は落ち着いて謙虚であるが、
驕り高ぶったりしない。
そうでない者は驕り高ぶり、
落ち着きがなくてゆったりしていない。」



子曰く
過ちて改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)う。













*~ 訳文 ~*

孔子が言われた
「人は本来、正直に真っすぐ生きていくものだ。
それを歪(ゆが)めて生きていられるのは、
まぐれでたまたま助かっているだけである」





子曰く
三人で行くとき必ずわが師あり。
其(そ)の善き者を択(えら)びて之に従い、
其の善からざる者にして之(これ)を改(あらた)む。
 
*~ 訳文 ~*
三人で何かをすると、必ずその中には自分の師となる人がいる。
其の善き手本となる人を選んで見習い
その善からざる人を見ては我が身を振り返り
そうならないように改めることだ。








*~ 訳文 ~*

子貢(しこう)が孔子に訊(たず)ねた
「一言で言い表せる言葉で、人が一生心がけ、
行っていかなければならないことがあるとすれば、
それは何でしょうか。」

孔子が言われた
「それは恕(思いやりの心)だよ。
例えば、
自分がして欲しくないことは他人にもしてはいけない。」

* * *

子貢は孔子亡き後、
弟子の中で最も出世し豊かになったと
ある本で読んだことがあります。
渋沢栄一も「論語と算盤」の中で述べているように、
人の上に立ち信頼を得るには
孔子の言う「人を思いやる心」が大事なんですね。




*~ 訳文 ~*

孔子が言われた
「人は、遠く先々まで見通した配慮ができないようであれば、
必ず近い内に心配事が起きるものだ。」




これは有名な一節ですね。
未だ成し得ていないことばかりです(^^;)




*~ 渓流の脇に立つ黄葉亭 ~*






*~ 黄葉亭 ~*

生徒から儒者、文人までが茶を楽しんだ憩いの場

文化10年(1813)に来客の接待や教職員、生徒の
憩いの茶室として建てられ、頼山陽や菅茶山など
儒者や文人を迎え親交を結ぶ場としても使用されました。
※パンフレットより

よく今日まで保存されたものですね。
保存に尽力された皆さんの熱意と努力の賜物と思います。
この素晴らしいお茶室が後々までも
遺されていくよう願っています。

* * *

閑谷学校の見学の後に
ゆっくりと論語の小径を歩みながら
自分の来し方を振り返ってみました。

論語の言葉が身に染みて
味わい深い時間となりました。






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*一番星と残照美しい光景*

2021年11月28日 | ある風景


オレンジ色の残照が美しい西の空

暗くなりかけた中天には一番星が輝く。

地球が眠りにつこうとする前の

一瞬の美しい世界

私はこの光景を見るのが好きである。




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閑谷学校*明治38年落成の美しい校舎を利用した資料館・西薇山先生顕彰碑*岡山県備前市閑谷

2021年11月27日 | 時空を超えて来たものたち

江戸時代に建てられた学舎や寄宿舎(学房)の跡地に
明治36年(1905)この新校舎が落成しました。
現在はその本館部分が資料館として公開され
旧閑谷学校の貴重な資料が展示されています。






*~ 資料館に取り付けられた登録有形文化財のプレート ~*

現資料館は国の登録有形文化財に指定されています。
明治38年落成の建造物が当時の姿のまま
遺されているのに感動します。




*~ 学房跡 ~*

向こうに火除山が見えています。




*~ 資料館二階の窓から火除山を望む ~*

火除山の向こうは講堂です。
火除山は
学房からの火事の延焼を防ぐために造られました。




*~ 明治のロマン薫る一階部分 ~*




*~ 端正でシックな雰囲気の廊下 ~*

「閑谷入学の者 礼儀正しく学問すべし」
講堂に掲げられた「定(さだめ)」は
ここにも息づいている気がします。




*~ 廊下の窓からの風景 ~*




*~ 黒光りする階段の手すり ~*




*~ 資料館の美しい佇まい ~*




*~ 紅葉美しい資料館前の石塀と校厨門風景 ~* 

※校厨門(こうちゅうもん)
学舎、学房(現資料館)へ入る門
石塀沿いに左に進むと講堂です。






*~ 西薇山先生顕彰碑 ~*

西薇山先生の功績を記した顕彰碑は
大正14年(1925)に竣工。
現在も資料館前に現存しています。

参考ー閑谷学校パンフレット
あいうえお論語(旧閑谷学校顕彰保存会発行)
撮影ー11月17日

* * *

これだけ多くの文字が刻まれているところに
教え子たちの先生への深い思いが感じられます。
熱心に教え導かれた子供たちは
ここで人生の宝物を得たのでしょうね。


次回は「論語の小道」をアップしますね(^_-)-☆






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*冬の訪れを知らせる雪虫* フワフワと舞い始めました

2021年11月23日 | 虫のお話

数日前から
雪虫がフワフワと飛ぶ姿が見られるようになりました。
こちらもいよいよ冬のようです。





北海道や東北地方では
初雪の降る少し前に出現するとのこと。

当地の今朝の外気温は5℃
空は灰色の雲に覆われていて
北風強く今にも雪が舞い落ちそうです。





雪虫の正式名は「リンゴワタムシ」
リンゴの木の枝や根に寄生する害虫

白い蝋物質を分泌して体にまとい
フワフワ飛ぶ姿が雪のようだとして
雪虫の名があります。

寿命はわずか1週間ほどで
メスは産卵後に死んでしまい
熱にも弱く
人間の体温でも弱るそうです。

飛んでいる雪虫を
掌にそっと包んだつもりでしたが
体にまとっていた蝋物質は簡単に取れてしまいました。

その後も飛んでいたので命に別状はなかったようですが
蠟が取れて可哀想なことをしました(>_<)💦





皺だらけの手で失礼しました~(^^;)


翅は透明で白い蝋物質が無ければ一見蚊のようですが
これでもアブラムシ科なんだそうです。

今週は今日からどんどん寒くなる予報です。
雪虫も来たことですし
石油ストーブを出して寒さに備えようと思います。
皆さんも風邪などひきませんよう
温かくして下さいね~(^_-)-☆


※ 参考ーウィキペディア
原色学習ワイド図鑑(学習研究社)








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岡山藩*庶民のための閑谷学校と学問の木・楷の木*紅葉が見事でした♪ 岡山県備前市閑谷

2021年11月20日 | 時空を超えて来たものたち

*~ 講堂 (国宝)~*

こちらは日本最古の庶民のための学校です。

岡山藩主・池田光政公によって
江戸時代前期の寛文10年(1670年)創建され
身分制度が厳しかった江戸時代において
庶民をはじめ他藩にも門戸を開きました。
※講堂(旧)が完成したのは延宝元(1673年)

建学の精神は儒教
孔子による論語が根底にあり
地方のリーダーを養成したいという光政公の願いでした。





*~ 講堂内で論語の勉強をする中学生たち ~*

開校以来、講堂の床に正座して論語を学ぶ姿は
旧閑谷学校の伝統でした。
今でもこちらでは論語の勉強を体験する姿が見られます。

訪れた時には、広島からやって来た中学生たちが
論語の朗誦の声を響かせていました。

 ~ 子曰、義を見て為ざるは、勇なきなり ~
シノタマワク、ギヲミテセザルハ、ユウナキナリ
※この一節だったかは定かでありません。

その声を聞いていると
ふっと江戸時代にタイムスリップしたようでした。
「礼節を重んじる」ことは
今の時代に甦ってもらいたい日本人の大切な心持ですね。






*~ 代々の生徒によって美しく磨かれた拭き漆の床 ~*

学ぶ心、礼節を重んじた近世の教育が
近代化の原動力となり、
現代にも受け継がれていることが認められ
平成27年(2015年)4月には
「近世日本の教育遺産群」として特別史跡旧弘道館、
史跡足利学校跡、史跡威宜園跡などとともに
最初の日本遺産に認定されました。



*~ 講堂と楷の木 ~*

講堂の屋根は備前焼の本瓦葺きです。




*~ 孔子を祀る聖廟と学問の木・楷の木 ~*

閑谷学校は二度目ですが、この度は
楷の木(かいのき)の紅葉を楽しみにして来ました。

楷の木は、元々日本には無かった木です。
中国山東省にある孔子の墓の周りに
弟子たちが多くの木を植えた中のひとつが
この楷の木でした。

その孔子廟から種を持ち帰り、育苗したものが
この聖廟前に移植され「学問の木」と呼ばれています。





*~ パンフレットの写真 ~*

向かって左が紅葉、左が黄葉するのですが
今年は夏の暑さで
右の木が、葉を秋まで保つことが出来なかったそうです。
一対の紅葉、黄葉を楽しみにしていましたが
残念なことでした。
現在の気候変動がここまで及んでいるとは
暗澹たる気持ちにさせられました。
遥々中国から渡って来た木です。
何とか復活出来ることを願って止みません。



*~ 二本の楷の木 ~*

葉を落とした右の楷の木が痛々しいですね。





*~ 楷の木と講堂 ~*

楷の木の大きさが分かりますね。





*~ 校舎を囲む石塀 全長765m ~*



*~ 石塀と紅葉 ~*

幅約1.8m、高さ2mのかまぼこ形
巧みに石を組み合わせ独特の塀です。
全国でも珍しいようです。
紅葉が見事でした。




周囲は山に囲まれています。
石塀があることで気持ちが更に落ち着きます。




*~ 火除山 ~*

こちらも珍しい施設です。
資料館と講堂を隔てています。
講堂が延焼しないように造られたものと思われます。




*~ 石塀と資料館前の校厨門 ~*




*~ 石塀の外から見る講堂 ~*

初めて閑谷の地に来観された光政公は
「山水閑静、宜しく読書講学すべき地」と賞賛され
この地に学校の設立を決めたとのこと。

その言葉通りの
静かで勉学に集中出来そうな雰囲気でした。





*~ 校門(鶴鳴門)~*

旧閑谷学校の正門
屋根は備前焼の本瓦葺き、棟には鯱が載せられています。



*~ 備前焼の瓦と鯱 ~*

後ろは楷の木です。


※ 参考 旧閑谷学校パンフレット
現地スタッフの説明より

続きは
資料館と論語の小道、黄葉亭などをご紹介しますね(^_-)-☆





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紅葉のきれいなナナカマドの葉と端正なセトノジギクを唐銅の花器に活けてみました♪

2021年11月18日 | 花便り

これがナナカマドかどうか確信が持てませんが、
葉の縁に低くてするどい鋸歯があることで
一応、ナナカマドとしました。

「ヤマハゼ」「ハゼノキ」にもよく似ていています。
もしお分かりの方がおられましたら
教えて頂きたく宜しくお願い致します。

葉のアップはこちらです。
⇩⇩⇩

葉の表です。


葉の裏です。







このナナカマドの枝は、活けるために
何も手を加える必要のない状態で山にありました。

きれいに紅葉した葉がちょうど五枚。
そのままスコッと入れました。






*~ セトノジギク ~*

咲いた姿や全体の雰囲気が端正でしたので
紅葉したナナカマドの枝と
唐銅(からかね)の花器に入れてみました。
蕾も立派です。

今年はうっかり支柱なしに育てたので
曲がって育ってしまいました。

来年はきちんと支柱を立てて
もっと立派に育てようと思います。






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薩摩焼のお茶碗で紅葉を楽しむ一服♪ お菓子は仙台の生ゆべし♪

2021年11月15日 | 美術工芸

昔手に入れた薩摩焼の紅葉のお茶碗
今の時期にぴったりと
ゴソゴソと出して来ました。

薩摩焼は名の表すように
産地は鹿児島県です。
特徴は乳白色の素地に細かい貫入があり
その上に上絵付がされています。

伝統的なものは、金や絵具により線描された中に
丹念に彩色する繊細華麗さが特徴ですが
このお茶碗は大胆に絵付けされた作品です。
お茶碗の紅葉を愛でながら一服を楽しみました。

お菓子の
「柚餅子(ゆべし)」は各地で作られますが、
この度は、お土産に頂いた仙台のお菓子屋さんが作った
柚餅子」です。
ふわっとした新食感、新ゆべし、美味しかったです♪






こちらは息子用です。
お茶碗は、友人のお父さん(陶芸作家)の作で
ぽってりとした器体に濃い栗色の釉薬がかけられていて、
見るからに温かい気持ちになるお茶碗です。

「細かく作法を言わなきゃ飲む」と息子。
いいでしょ、いいでしょ!
とにかく一服どうぞ~♪




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軒下ギャラリーに庭の小菊二種と嫁菜の残り花を活けてみました♪

2021年11月14日 | 花便り


活けるというほどの花ではないですが
庭で可愛らしく咲いていたので
名残の嫁菜(ヨメナ)と一緒に入れてみました。

小菊はどの色のものも可愛いですね。
庭に出ると「見て見て!」と言っているようでした。
活けてあげたら満足気です。


※ では、皆さんよい休日をお過ごし下さい~
コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆




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周囲4㎞の頭島を一周して楽しんで来ました*たぬき山展望台から見る瀬戸の他島美

2021年11月10日 | 旅の楽しみ

*~ 頭島(かしらじま)の看板 ~*

頭島は周囲4㎞の小さな島です。
2004年に隣の鹿久居島との間に「頭島大橋」
2015年には鹿久居島と本土を結ぶ「備前♡日生大橋」が開通して
二つの島が陸路で繋がりました。

年に二回ほど日生の五味の市で
焼アナゴを買うために遠出して来るのですが
この度は
未踏の頭島に渡ってみることにしました。




*~ 日生の五味の市で買った焼アナゴ ~*
大きくてプリプリで、遠出の甲斐があります。
今頃のものは脂にのって美味しいですよ~♪






日生から「備前♡日生大橋」を渡って鹿久居島を抜け
「頭島大橋」を渡ると頭島に到着。
時間にして車で20分くらいでしょうか。






*~ フェリーひなせ ~*

「フェリーひなせ」は
岡山県備前市「日生駅前港」と香川県の小豆島「大部港」を
一時間ほどで航行しています。

後ろに見えているのは
左手が本土(備前市日生町)、右手が鹿久居島
これから、ここに架かる「備前♡日生大橋」を渡ります。




*~ 備前♡日生大橋 ~*

橋の途中で待避所があり
ここから眼下にカキの養殖筏が浮かぶ風景が見られます。





*~ カキの養殖筏(筏)~*

向こうに見えているのは日生町の街並み
中央の山が「楯越山(たてごえやま)」
山頂には「港の見える丘公園」があります。
日生町きってのビューポイントです。

「五味の市」は楯越山の麓です。





*~ グランドゴルフ場 ~*

近くの市営駐車場に車を停めて歩くとすぐ目に入って来ます。
隣にはバーベキュ広場やレストラン、土産物店もありますよ。
瀬戸内の島々を眺めながらの休憩はいかがでしょう~♪






グランドゴルフ場越しに見えるのは
隣の「鴻島(こうじま)」
斜面には別荘が立ち並んでいます。
こちらの島には橋はなくて船で渡ります。





*~ 頭島の漁港と定期船乗り場 ~*

向こうに小豆島が見えています。
市営駐車場からの眺めでナイスビューです。
頭島一のカメラスポット。




*~ たぬき山展望台 ~*

頭島の内部の細い道を登って行くと
たぬき山展望台があります。
ぐるりと瀬戸内海の他島美が楽しめます。

道が細いので大型車は通れません。
徒歩でもさほど時間はかからないので
駐車場に車を置いて、のんびりと歩くのもいいですよ。



*~ たぬき山展望台からの眺め ~*

青い手すりに、見える島々の案内板が取り付けてあります。
こちらから見えるのは
左手が「鹿久居島」右手が「鶴島」





こちらは左手が「長島」
樹木で隠れているのが「鴻島」





遠くに見えているのが「小豆島」
手前が「大多部島(おおたぶじま)」

案内の看板が実物と合わせ易くて助かりました。

* * *

頭島は、海水浴、釣り、ミカン狩り、グランドゴルフ、
バーべキューなど気軽に楽しめる施設があります。
民宿もあるようなので宿泊して
朝陽や夕陽の美しい写真を撮るのも良さそうです。






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*ブーケのような花磯菊*可愛らしく咲きました♪ ピーポーパトカーのコップに入れてみました♪

2021年11月07日 | 花便り

花磯菊(ハナイソギク)は
磯菊と栽培菊との交雑種です。
ひとつひとつの花が咲き揃うと
手毬のような愛らしい姿になります。





こちらは花磯菊の親である「磯菊(イソギク)」です。
黄色の小花が頭頂に沢山つきます。





花磯菊は、親の磯菊に似て
頭頂に沢山の花をつけますが
それぞれの花は小さいけれど立派に菊の花。
可愛いでしょう~♪

赤い蕾の残る頃は
初々しくてラブリー♪
活け花に使うのは、この頃の咲き具合がいいですね。





息子が幼い頃に使っていたカップに入れてみました。
可愛い花は可愛い入れ物に~♪






ブーケにして玄関のドアにつけてみました。
このままガラスのコップに入れてもいいですね。








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ウラギンシジミが山茶花の葉で越冬態勢に入ったようです

2021年11月05日 | 虫のお話

11月3日に初めて確認しました。





葉裏にしっかり摑まっています。






山茶花は葉をたくさん付けて
しかも照りがあって葉が光るので
白いウラギンシジミが
身を潜めるのに都合が良いようです。

さて、ここのどこにいるでしょう~?
10秒以内に見つけられるかな~!(^^)!






11月4日
昨日の突然の風雨にもめげずに
ちゃんと摑まっていました。

二年ほど前には一頭のウラギンシジミが
無事に越冬し、春になってから
ここから旅立って行きました。

この子もどうか無事に越冬出来ますように。
また、ハラハラドキドキの冬になりそうです(^_-)-☆






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日の出前の裏山散歩で見た風景

2021年11月03日 | ある風景

東、北、西と三方を山で囲まれた我が家
6時半でも、お日様はまだ東の山の向こうです。





北側の裏山に登っている間に
徐々に日が射して来ます。



*~ 食事を始めたヒヨドリ ~* 

スズメが起きて鳴き出すのが6時頃
その頃、山の鳥たちは静かですが
6時半ともなれば
賑やかに活動を開始します。




中頃まで登って来ると
西側の斜面に陽が当って来ます。

当地は紅葉する木が少なくて
これくらいが一番きれいな時でしょうか。

もうしばらくすると
山が黄色にお化粧をします。
たぶん木々に絡まった葛の葉の黄葉のせいだと思います。
昨年初めて気づいて驚きました。





豪勢に伸びたイタドリが
枯れる寸前に、花のような姿を見せていました。





いつもの所で引き返して下って来ると
田んぼの脇で二羽のカラスが同じ方向を見て
佇んでいる姿がありました。

一体何を見て、何を感じていたのでしょう~
興味がそそられる姿でした。




*~ ハサ掛けの風景 ~*

稲を刈り取ったあとの田んぼの姿は
しみじみとした晩秋の趣を漂わせていました。


ひょっとして
二羽のカラスもそんなことを感じていたのでしょうか。
カラスには人との情も通じるようですが
まさか季節の趣までは感じないかな~
知ってみたいところです。

* * *

裏山散歩では
四季折々に、毎日新しい姿を見せてもらえます。
いつも「日々に新た」の裏山散歩です。

では、皆さん良い一日をお過ごし下さい。


※コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆







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裏山のカマツカ(鎌柄)が赤い実をつけました♪ 庭の黄小菊と活けてみました

2021年11月02日 | 野の花を活ける

*~カマツカ(鎌柄)バラ科 ~*

暖帯に分布する落葉小高木
4,5月にリンゴに似た白い花をつけ
秋に赤い実をつけます。

名は材質が強靭なため鎌の柄を作ったことから。
他に「牛の鼻環」を作ったことから
ウシコロシ、ウシノハナギとも。

日向を好む木らしいですが
ここにあるカマツカは大きな木の下にあって
日差しが足りないせいか
実の付きが少なくてちょっと寂しい感じです。

でも今の時期
活け花に使うのに有難い実物です。





*~ 庭の小菊と合わせて ~*

虫食いの葉もそのまま使いました。
赤い実は可愛いですね。
これからいろいろな菊が咲いてくるので
合わせて活けるのが楽しみです。






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