*~ これは家の庭から見える私の好きな風景 ~*
毎年、この桐の花が咲くのをとても楽しみにしている。
父の故郷は新潟県の「桐山」という所で
長野県との県境にある雪深いところ。
「桐山」というのだから
至る所に桐が生えていたのだろう。
家の庭で見たような気がする。
夏休みになると
その山奥の父の故郷に行くのが楽しみだった。
麓の町まではバスが通っていたが
そこから父の実家までは、何時間か(はっきり覚えていない)徒歩だったが
「柿の木坂」という難所があって
まずそこを登らなければならなかった。
「しんどい」なんて一度も思ったことがなかった。
だって、父と一緒だったから、楽しくて仕方なかったんだから・・・
だから桐の花を見ると
いつもそんなことを思い出して懐かしい気分になるのです。