私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

真っ赤だった岩根絞に白斑が戻りました~♬ 謎の蕾は乙女椿でした♪

2023年03月28日 | 花便り

いやあ~やっと!
いったい何年ぶりでしょうか。
白斑が入って岩根絞らしくなりました。





*~ 咲き始め ~*

今年は
濃赤地に白斑がくっきりと入りました。





昨年までは
何年も真っ赤なバラのようでした(^^;)
これでは岩根絞と言えませんが
調べてみたら
岩根絞は斑の入り具合が不安定で
真っ赤になったり
真っ白になったりすることがある、とありました。

そうだったんだ~
それなら良かったと一安心。
でも
赤白のバランスの良い状態が
ずっと続くといいのになあ~




*~ 岩根絞を植えた時のメモ ~*

この写真は
園芸店で買った時に苗についていたもの。
赤地に白斑が少し入っています。
自分で書いたメモによると
白斑の多過ぎないものが良い」とあります。




ある時には
白斑がおぼろに入ったこともあり
ようやく白斑復活か!と喜びました。
このまま順調に
白斑の範囲が広がりますようにと
祈りつつ、何年も経って
⇩⇩⇩

*~ 2023年ようやく白斑が戻りました ~*

これでは
白地に赤斑入りで
赤地に白斑になっていませんが
真っ赤や、真っ白よりずっとましです。

嬉しい白斑復活の年となりました!(^^)!


さて2月8日から一か月以上
蕾のままの
得体の知れない椿がようやく咲きました。
⇩⇩⇩

咲いたら
なんと!こんなに美しい千重咲きの姿。
どうやら
何年か前に挿し木していた
「乙女椿」のようです。
こんなに花弁が多いのだから
そりゃあ
咲くのに時間がかかるわけですよね。

花弁の数を数えようと思い
数え始めましたが
目がちらちらして大変なので
数えるのは止めました💦

今年は
庭の椿の当り年かも知れません。
全ての椿が咲いたら
まとめてご紹介しますね(^_-)-☆








コメント (26)
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お彼岸のおはぎを作ってみました。

2023年03月24日 | ぶきっちょ主婦の料理

*~ 3月20日に作ったおはぎ ~*

今年の春分の日は3月21日
その前後3日の七日間がお彼岸ですね。

ぶきっちょながら小豆を炊いて
おはぎを作ってお仏壇にお供えしました。

昨年我が家にお仏壇をお迎えしてから
初めてのおはぎのお供えです。
甘い物が好きだった義母は喜んでくれたことでしょう。




きな粉をまぶしたおはぎには
粒あんを入れました。
(大きくてお稲荷さんみたい~💦)

相変わらずゴツゴツと見栄えの悪い出来栄えですが
家族が喜んでくれて
私はそれだけで幸せ~♪

ご先祖様への感謝の気持ちをこめてお祈りし
これからも見守って頂けますようにとお願いしました。


※コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆




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*姫路城は美しくも堅固な要塞*災禍や取り壊しを免れた奇跡の城

2023年03月21日 | 時空を超えて来たものたち

*~ 備前丸から見る天守閣 ~*

正面から見ると翼を広げた白鷺のようだとして
美しさが謳われる姫路城ですが
この備前丸から見ると雰囲気は一変して
要塞の趣を感じさせます。

塀や櫓には弓や鉄砲を放つ狭間(さま)や
石落としも開けられています。




*~ 備前丸から見上げた大天守 ~*

石垣の上に聳える大天守の高さに圧倒されます。
軒は白漆喰の総塗り籠め。
これは火災に強いというメリットの他に
天下泰平の江戸時代には、眺めて美しいことも
求められたようです。




到底、この石垣を登って到達するのは無理そうです。
上から弓や鉄砲を放たれたらひとたまりもありません。



*~ 菱の門(城内で現存する最大の城門)~*

城内に入るためには、まずこの菱の門を通らなくてなりません。
ここにも石落としなど迎撃用の設備があります。



*~ 天守閣と昼の月 ~*

天守閣は高い石垣で囲まれています。



*~「はの門」に続く階段 ~*

姫路城にはたくさんの城門があります。

まず「菱の門」を入ると
「いの門」「はの門」と「いろは・・・」と
それぞれの門に名称がつけられており
天守に至るまでの通路はまるで迷路のようです。

この通路の壁にも狭間が開けられ
ここからも迎撃出来る仕掛けになっています。
丸、三角、正方形が鉄砲用
縦長の長方形は弓矢用。



*~天守への入り口~*







*~ 大天守の断面図 ~*

大天守は地下一階、地上六階。
六階を目指して階段を登ります。



*~ 狭くて急な階段 ~*




*~ 階段と階段の蓋 ~*
右側に立てかけてあるのが階段を塞ぐ蓋です。 



姫路城は大きくて立派ですが
内部もさすがに広々としています。






*~ 大天守の役割の説明版 ~*
以下に書き出してみました。
⇩⇩⇩
天守内部には多くの武具掛があり、鉄砲や槍などが
収納されていたことがわかります。
その他の武具も武具庫に収納されていたとみられます。

「池田家履歴略記」には天守に池田輝政の遺産の金銀や
武器など大事な物を収納する倉庫でもありました。

現在、室内には何もありませんが、いざ籠城となれば
戦争に必要な物資で満たされていたことでしょう。



*~ 武具掛 ~*



*~ 武者隠し ~*



*~ 姫路城と城下のジオラマ ~*

内堀の外に大きな外堀が施されているのが分かります。



*~ 六階(最上階)~*


*~ 最上階にある神社 ~*

御祭神は長壁(おさかべ)大神「姫路城の守護神」


⇩⇩⇩
明治15年城内備前屋敷の火災
昭和20年7月3日大空襲には奇跡的に炎上を免れた。

姫路城の守護神であり、火災・災害等にご霊験あらたかで
人々の信仰が篤い。




*~ 最上階から見る姫路市街 ~*

下に見えている芝生のエリアは「三の丸広場」
中央に走っているのは大手前通り
正面はJR姫路駅。
その先は瀬戸内海に通じています。



*~ 西側からは西の丸全体が見えます ~*

*~ しゃちほこの変遷 ~*
⇩⇩⇩
***明治時代***

鱗や顔の表情が細かく作られています。


***昭和時代***

鱗は筋彫りに変化し、尾ひれの表情も簡素化されました。


***平成時代***

大きなものですから、焼くのにかなりの技術が
必要なのでしょうね。

🐕~おまけのワンちゃん~🐕

*~ グレート・ピレニーズ犬 ~*

三の丸広場に出ると大型犬がお散歩していました。
体重60キロもあり
名前はコテツ君(大きいのに可愛い名前♪)
物音にも大勢の人にも全然動じない様子。
私と飼い主さんが話している間は
どっしりと腰をおろして寛いでいました。
一度こんな大型犬を飼ってみたかったなあ~



歴代の大名の居城となった姫路城は
初めての築城以来、不戦城であって
災禍にも遭わず
廃城の危機も乗り越えて
幸運に恵まれた奇跡の城だったんですね。

そして、美しい外観と共に
堅固な要塞だったことを改めて知りました。





コメント (12)
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楯越山のミモザが輝いていました♪ 岡山県備前市日生町楯越山・港の見える丘公園より

2023年03月16日 | 花便り

*~ 「うちわだの瀬戸」をバックに ~*

※「うちわだの瀬戸」は本州本土と鹿久居島との間の海峡



*~ 備前♡日生大橋 ~*

楯越山(たてごえやま)は
JR赤穂線日生駅から10分ほどに位置し
標高126mの頂上は展望台に整備され
「港の見える丘公園」と呼ばれています。

備前♡日生大橋は
本州側・日生(ひなせ)と鹿久居島(写真上の島)とを
結ぶ全長765mの橋で、平成27年4月16日に開通。
通行は無料です。
途中に展望スペースがあって
湾内のカキの養殖筏や日生諸島が眺められます。



*~ 山頂に立つ二本の鉄塔とミモザ ~*

左はNTTドコモ日生基地局
右は備前市防災行政無線中継局

頂上には東屋があり
テーブルとベンチがあります。
景色を眺めながらのランチもいいですよ。

この日は年配の男性二人組
若い男女のカップル
単独の女性
そして私たち二名の
総勢7名で賑やかでした。





*~ 山頂(港の見える丘公園)に続く道二本 ~*

右は階段でかなりの段差があって健脚向き。
左はゆるやかな上り坂。



*~ 駅前港と中腹のミモザ ~*
この港から小豆島行きのフェリーが出ています。
一時間の瀬戸内海の旅が楽しめます。



*~ 駅前港をバックに ~*
枯れ枝の多い中で、ミモザの黄色が輝いていました。



*~ 隙間から見える備前♡日生大橋とミモザ ~*



*~ 頂上から見る日生諸島 ~*
向こう正面には霞む小豆島



*~ 西側には日生町の家並みとミモザの大木 ~*



*~ 日生港(漁港)とミモザ ~*
ミカン狩りの船はこちらから出航します。



*~ 中腹のミモザと椿 ~*
バックは手前下が日生湾、右上がうちわだの瀬戸。




*~ 日生湾と咲きかけのミモザ ~*


楯越山へは頂上付近まで車で上がれますが
車一台がやっと通れる狭い道です。
大型車と、運転に不慣れなドライバーは
谷に落ちる恐れがあるので、麓から歩いて登って下さい。
30分ほどと思います。
頂上だけでなく、林道にも桜が咲きますので
これからの時期は、お花見がてらお散歩が良さそうです。












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裏山の春景色と猫の日向ぼっこ♪

2023年03月11日 | 猫のお話

裏山では梅が満開
燦燦と降りそそぐ陽の光を受けて輝いていました。



竹の葉にも陽が当って若緑がきれいです。



ウグイスが鳴き
山鳩の長閑な声も聞こえてきます。



桜カットの済んだ野良ちゃんも
のんびりと日向ぼっこ。
「こんにちは!いい気持ちだね~♪」
声をかけたら
「なんですか?」といった顔で
じっと見つめてきました。

きゅっと結んだ口元がいいですね。
賢そうなニャンちゃんでした。


😺コメント欄はお休みしますね。
今晩のWBCが楽しみですね(^_-)-☆








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*春の風物詩*谷にたつ靄にまぎれて初音かな

2023年03月10日 | 俳句

春の始め、三寒四温を繰り返しながら
温かな雨が降るようになると
谷には靄(もや)や霧(きり)が立ちこめる。
ウグイスも可愛い声で鳴き始めました。
いよいよ春本番の開幕です。

※1㎞先が見えない時は「霧」
「靄」は1㎞以上先が見えて空気がぼんやり見える状態。

コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆




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初公開*姫路城最大の菱の門*二階櫓部 特別公開 名家老・河合寸翁の硯と葵紋の黒漆塗長持

2023年03月06日 | 時空を超えて来たものたち

*~菱の門(ひしのもん)と姫路城天守閣~*

2月27日好古園の梅花展を観たあとで
初公開の姫路城で現存する最大の城門・菱の門
二階櫓(やぐら)(重要文化財)の見学に行って来ました。



*~ 菱の門の入り口 ~*
二階櫓は黒漆に金の装飾が施された格子窓と
火打窓がアクセントになっています。
美しさと重厚感が同居していますね。
外観だけでも見応えのある城門です。

*~菱の門・二階櫓部特別公開のパンフレット~*
⇩⇩⇩
⇩⇩⇩
菱の門付近を拡大してみました。

菱の門を入ると
左側に広がっているのは西の丸
家康の孫・千姫が休憩時に過ごした化粧櫓があります。

菱の門から真っすぐ伸びた道は
天守へ続く「いの門」に突き当たります。



*~ 菱の門・二階の櫓の内部 ~*
中は東・中、西の3室があります。




南面の窓から外部が見渡せます。
西室と中室では窓の真下に隠し石落としが設けられています。
⇩⇩⇩
⇩⇩⇩
*~隠し石落としの蓋~*
⇩⇩⇩
*~蓋を開けたところ~*

下を通る人がよく見えます。
ここから石を落としたわけですね。



*~火打窓~*
黒漆で飾り金具のついた美しい窓。
この菱の門に向かって来る人がよく見えます。



*~天井の太い梁~*
主要な城門であったため室内には
武器が保管されていたようです。


この度は、この菱の門と同時に
二つの所蔵品初めて公開されます。
⇩⇩⇩
*~城主酒井家家老の川合寸翁(道臣)愛用の硯~*

河合寸翁は
姫路城主酒井家家老として
姫路藩の財政赤字を救った名家老
殖産や領民への教育などに力を注ぎ
27年かけて負債を全て返し終えたとのこと。

藩主と同様に茶人でもあったので
和菓子作りのために京都や江戸に職人を修行に行かせ
姫路銘菓「玉椿」の名付け親でもあるとのこと。
見た目もお味も上品な玉椿が
その頃からあったとは、知りませんでした。

※参考 電子じばさん館(詳しくはこちらをご覧下さい)


*~葵紋つき黒漆塗長持~*

*~黒漆塗長持の説明文~*

文字が薄くて読みにくいので下記に写しました。
⇩⇩⇩
この長持は菱の門二階櫓部の東室に置かれていて
中には酒井家の資料が収納、保管されていました。

酒井家資料はもともと酒井家が所有していた近世、近代の
文書の総称で、姫路市が酒井家から資料を受け取る際、
東京からこの長持に入れたまま姫路まで運ばれたようです。

酒井家所有の長持で葵紋が描かれていることから
酒井家と徳川家あるいは松平家とのつながりが窺えます。

その具体例として
安政3年には高松藩松平家から嘉代姫(かよひめ)を、
安永3年には将軍家から喜代姫(きよひめ)を迎えています。
いずれかの嫁入り道具だったのかも知れません。



*~東室から天守方面を見る~*



*~西側には西の丸の櫓がみえます~*




北面の格子窓から城内に入る一番目の門
「いの門」が見えます。



*~北面にある格子窓~*



菱の門を出て「いの門」までに見られる
三天守の美しい姿。
左から「乾小天守」中央「西小天守」右に聳えているのが大天守。
この角度からの姫路城は均整がとれていてきれいです。



いよいよお城の足元までやって来ました。



「いの門」を抜けて中に入りました。
城門は、い、ろ、は、に・・と続きます。
ここからくねくねと曲がりながら登って行きます。
天守は見えているのに
なかなか行き着けない。
敵にやすやすと入り込ませない設計になっています。




大天守がこんな間近に迫って来ました。




*~登閣口~*
いよいよ城内に入ります。

※この菱の門、二階櫓の公開は3月12日までです。
ついでに大天守まで登ってみてはいかがでしょう。

城内の様子は次回に続きます。



コメント (16)
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姫路城西御屋敷跡庭園*好古園の梅花展*に行って来ました~♪

2023年03月02日 | 花便り




2月27日は雲一つない晴天の日
姫路城の隣にある好古園の梅花祭に行って来ました。



*~ JR姫路駅から正面に見えている姫路城 ~*
好古園はそのお城の西隣(左側)にあります。



*~ お堀の右側が姫路城、左側が好古園 ~*



*~ 好古園入り口の紅梅の鉢・鹿児島紅 ~*



*~ お屋敷の庭の入り口の枝垂れ梅 ~*
2月27日には、まだちらほらでしたが
本日には三分咲き以上になっていそうです。



金屏風を前に、まるで絵画のようでした。

その一部を切り取ってみました。
⇩⇩⇩

冒頭の写真と同じです。
金屏風をバックに白梅が格調高く咲いていました。
このまま絵になりそうですね。







小さいながらこの下垂した見事な枝ぶりは
仕上げるのに大変なご苦労だったでしょうね。



本体は三日月のような形で
その途中から幾つかの枝が出ていて珍しい樹形。
技術的に難しいのでしょうね。






一部を絵画風に切り取ってみました。
⇩⇩⇩




*~ 馬酔木と椿がきれいに咲いていました ~*


*~ お屋敷の庭の池で寛ぐカモのペア ~*
ほどよく陽が当って気持ち良さそうです。
居心地が良くて帰るのが嫌になっちゃうかな。



*~ お屋敷の庭の池(西の丸を借景に)~*



*~ 池をバックに ~*



*~ 池の錦鯉 ~*

日当たりの良いところで
日光浴といった感じでした。



*~ 紅梅と白壁 ~



*~ 白梅と西の丸 ~*



*~ 松の庭の紅梅 ~*



*~ 白梅と東屋 ~*

* * *

会期は3月5日までですが
園内の梅はこれからが本番のようです。
庭園と梅の景色をまだ楽しめます。

この好古園の後は
姫路城最大の城門・菱の門特別公開に
行って来ました。
次回に続きます(^_-)-☆





コメント (22)
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