私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*令和4年のお雛様*今年は吊り飾りをつけてみました♪毎年一つずつ増やして行きます

2022年02月25日 | 「いと をかし」なものたち

このところタウンワークのCMで
キムタクと芦田愛菜ちゃんとの掛け合いが面白い。

キムタク「タウンワークの何が面白いの?」
愛菜ちゃん「言うなれば、いとをかし

うふふ~♪ 面白い~♪
こんなに若い子が
雅な平安時代の言葉を使うなんて。

勉強家の愛菜ちゃんのことだから
清少納言が主に使った意味の「いとをかし」ではなくて
元々の意味の「面白い」を踏まえての事なんだろう
と思わせるところが面白い。
とこれは余談です。


・ 。🌺 * 🎎 * 🌺 。・


さて、我が家もやっとお雛様を出しました。
ここ数年、面倒くさくてお蔵入りのお雛様セットでしたが
長引くコロナで気分が晴れないので
気分転換に
頑張って出してみました。

こうして出してみると
ぽっと心に明かりが灯りました。
それに今年は可愛い吊り飾りも足してみたら
ちょっぴり華やかさが増しました。
これから毎年ひとつずつ足して行こう~♪
幾つ下げられるか楽しみです。







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*秋田のきりたんぽ鍋*抽選で当たって初めて食べてみました~♪

2022年02月22日 | 各地の旨いもん

スーパーで秋田県産のあきたこまちを初めて買ってみたところ
新米キャンペーンとして
A賞できりたんぽ鍋セットが当ると書いてあって

これはいいわ~
一度も食べたことが無かったので
「当りますように!」と念を込めて応募してみました。






すると一昨日、クロネコヤマトさんから
「当選品をお届けします」とメールがあって
そのセットが本当に届きました。

やった~!
初めてのきりたんぽ鍋だ~♪





送られて来た箱には
秋田産の比内地鶏ときりたんぽ、糸こんにゃく
野菜としては、セリ、ささがきごぼう、ネギ、舞茸と
濃縮スープなどがセットされていました。

ゴボウやセリ、舞茸などは
それぞれ独特の香りと味があって
同じ鍋の中で喧嘩しないのか?
そう思って食してみると
これが
それぞれに独立していて
それぞれの香り、それぞれの味がしっかり分かって
実に美味しかった♪

主役のきりたんぽうるち米で出来ていて
ご飯とお餅の中間のような食感。
比内地鶏とスープの味がよくしみて美味しかった~♪

スープは醤油味で素朴な東北らしい味で
温かい雰囲気があってほっこりしました。
郷土料理はいいものですね。


※比内地鶏は
名古屋コーチン、薩摩地鶏と日本の三大美味鶏の一つとのこと。
次は名古屋コーチン、薩摩地鶏も食べてみたいなあ~(^_-)-☆





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。・。スノームーン。・。夜明け前の西の空に光り輝く大きな満月 山茶花も凍りました

2022年02月18日 | 気象、気候

~ 2022年2月17日 午前6時10分 ~

息子を駅に送って行く時
西の空に大きな満月が光り輝いていた。

「よう光ってるな!なんか力をもらえそうだな」
「そうだね、オオカミが遠吠えしそうな月だね」
そんな風に感動しながら会話して

帰宅後調べてみると
2月の満月はスノームーンと呼ぶのだと知った。

居座った低気圧と強烈寒波のせいで
北海道や日本海側には雪が降り続き
我が家方面でも、今朝の外気温はマイナス5度と
真冬の寒さ
まさにスノームーンの名がぴたり当てはまった。




~ 寒さで凍った山茶花 ~

このままの状態でぽろりと取れるほど
コチコチに凍っていました。
まるでブリザーブドフラワーのようです。




~ 凍った雪椿 ~

春咲きの雪椿ですが、一輪だけ咲いてしまい
今朝はあまりの寒さに凍ってしまいました。
生まれ故郷の新潟なら
まだ蕾で雪の下にいる頃です。
「寒いよ~冷たいよ~」と声が聞こえて来るようです。



そんな厳寒の日々
二頭のウラギンシジミたちは頑張っています。





どちらも翅が縮んだように見えます。
それはそうだよね
何か月も飲まず食わずだもんね。
あともう少しだよ
頑張って!




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*菜の花畑と綾部山梅林と古墳群で早春を楽しむ* 兵庫県たつの市御津町黒崎にて

2022年02月16日 | 短歌

~ 綾部山(あやべやま)の裾野に広がる菜の花畑 ~

冬ごもりに飽きた2月11日
春の息吹きを感じたくて
御津町(みつちょう)の菜の花畑に行って来ました。




あらまあ~べっぴんさんがいましたよ~♪
色白でお目々ぱっちりの菜の花娘さんでした。

こちらでは1月から3月にかけて
春の味覚である菜の花の蕾の摘み取りが出来ます。

料金箱に百円入れて
備え付けの黄色い袋いっぱいに摘めます。
私も摘んで帰り
お味噌汁の具と辛子あえに使いました。
ほろ苦い春の味が口内に広がりましたよ~♪

※3月には菜の花祭りがあるようです。
詳しくは「みつ菜の花まつり」をご覧下さいね。




綾部山は標高144.5m
兵庫県の南西部、西播磨の最南端に位置しています。

眼前には国立公園の新舞子浜の海岸家島諸島、小豆島
淡路島などの島々と、遠くは四国も望むことが出来ます。

24haの広大な広陵に海の見える梅林として
西日本随一の梅の里とされています。



梅林の向こうに瀬戸内海が望めます。

11日は開園初日とあって
早咲きの紅梅が咲き始めたところで
白梅はちらほらと見えるだけでした。



白梅は一輪、二輪と探梅の趣き。
これはこれで早春らしいです。




こちらの紅梅は五分咲きくらいでしょうか。




膨らんで色づいた蕾がいっぱいです。
見頃は来週以降になりそうです。



~ 島津久子女史の句碑 ~

梅林には幾つかの句碑が建てられています。
島津久子さんは、昭和天皇第五皇女・島津貴子さんの義母

「こそ乃春 友のさそい乃 梅が香に
引かれて来つる 綾部山さと」

この春に お友達の誘いで 梅の香りに
引かれて 綾部山の里にやって来ました。

素敵です~♪



~ 谷間の紅梅 ~

この斜面一面に咲き揃うと見事でしょうね。
一目二万本と言われています。



~ 竹林をバックに咲く紅梅 ~

これは梅林の入り口(受付)付近の紅梅です。
梅の里らしく
「梅の盆栽」や「切り花」の販売もされていました。
梅の盆栽には興味があって、つい買いそうになり

本当にお世話出来るの?
枯らしたら可哀想でしょ!
しばし自問自答
結局、今回は諦めることにしました。




梅はまだ早かったですが、蠟梅は満開でした。
道は結構な急こう配です。
入り口に車椅子が置いてありましたが
押す人にはかなりの負担になりそうです。

主人がふざけて
「俺を乗せて押してくれ」と言っていましたが・・・(^^;)




年配のご夫婦です。(私も年配者ですけど~^^;)
ご主人が奥様の手を取りエスコートしているのが微笑ましかったです。

老い二人 長き人生 歩み来て
手を取り進む 梅の咲く道
越後美人




綾部山には千五百年前の古墳が点在しています。



いにしえの 人偲ばれる 梅の里
我は千年の あとに生きつつ
越後美人



~ 28号墳 正玄塚の説明版 ~


~ 露出している正玄塚の天井岩 ~




~ 正玄塚の開口部 ~

~ 正玄塚・横穴式石室の内部 ~
係りの方のお話ですと
この石室内に入って見学しても良いとのことです。
古墳に興味のある方には嬉しいお話ですね。

早春の一日
菜の花畑と梅林と古墳群を楽しんで来ました。


※参考ーウイキペディア
   たつの市観光協会御津支部HP




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*一日一日を味わって生きて行くよ*二人だけの兄妹だから長生きしてよ!

2022年02月09日 | 思うこと

2月8日は兄の誕生日
「もう誕生日は嬉しくない」とか言っていたけど
私にとっては一人だけの兄
心臓に病を持っているので
一つ歳を重ねてくれた喜びは
私の方が大きいのかも知れない。

毎年
兄の誕生日にはメールでお祝いを伝えていて
今年は
「体に気をつけて、また来年の誕生日に向けて
健康な一年でありますよう祈っています」と送った。

その返事が
「一日一日を味わって生きて行くよ」だった。
そうだね
大事な一日一日を充分に味わってもらいたい。
心に響いた言葉だった。


🐤。・。・🐣。・。・🐥


兄との思い出はいっぱいある。
その中で
今でも思い出すと、胸がきゅ~っとなる情景がある。

私が小学校の低学年の時
雪が降る中
兄に連れられて床屋に行く時のこと。

兄は黒いマント
私は赤いマントを着ていた。

そのマントに
降りしきる雪がどんどん積もっていく。

兄との懐かしく美しい思い出の情景である。






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*熊本のミカンは大きくて甘~い*種も大きくて立派なので、庭に植えてみます♪

2022年02月07日 | 各地の旨いもん

熊本でもミカンが採れるんですね。
この度初めて知りました(^^;)

いつも3軒のスーパーで買い物しますが
そこで販売されているのは和歌山産が多くて
酸味の少ない有田みかんを好んで食べていました。




それが、そろそろ賞味期間も過ぎたようで
味がだいぶ落ちて来ていました。

そんな時に
普段は行かない遠くのスーパで熊本産のミカンを発見!
大きくて身が詰まっている感じで皮も薄いし
色つやもいいので
試しに買って食べてみました。

そしたら、なんと!
瑞々しくて、酸味はほとんどなくて甘い!
へえ~熊本のミカンってこんなに美味しかったんだ~♪





そして
もう一つ、お~っ!と思ったことは
実も大きいけど種も大きかったということ。

種まで瑞々しくてぷりっぷり
これはすごいわ~♪
庭に埋めておけば美味しい熊本ミカンが出来るかも~(^^♪
上手くいきますかどうか
試してみようと思います(^_-)-☆







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寒風に耐え春を待つユキツバキと越冬中のウラギンシジミ2頭

2022年02月06日 | 虫のお話

本日は
大陸からの寒気のせいで
日本海側では雪が降り続いています。
瀬戸内で温暖な我が家方面でも
風が吹き荒れ小雪も舞ってとても寒いです。

そんな中で
春咲きのユキツバキ(雪椿)が一輪だけ
蕾を膨らませて色づいていました。
葉っぱを蓑笠として風を凌いでいますが
「寒いよ~寒いよ~」と言っていそうです。
あとの蕾はまだ固い緑のままです。



山茶花の生垣で越冬中のウラギンシジミは
強風に翅が煽られていました。
頑張れ!頑張れ!
もう少しの辛抱だよ!

※こちらの個体は昨年の11月に初めて確認
12月から本格的に越冬に入りました。





もう一頭の翅が傷んだウラギンシジミは
隣の葉が風よけになっていて
翅が煽られることがないようです。

自分の翅の傷み具合が分かっているのか
上手にとまる葉を選んだようですね。

春はもうじきだよ!
頑張れ!


※こちらの個体は1月3日に初めて確認
それ以来ここで越冬中。


🦋 備忘録につき
コメント欄はお休みさせて頂きますね。
寒さが厳しいです。
皆さんご自愛下さいね(^_-)-☆





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佐渡の鋳金*斑紫銅の茶托*三代本間琢斎造 児玉果亭ー漢文詩、鼠盛り上げ図

2022年02月04日 | 美術工芸

一度紹介した銅の茶托
その時には何も分からない状態だったが
先日、山形の鋳金について調べていて
偶然にこの茶托のいろいろなことが分かった。



~ 斑紫銅の茶托 推定(三代・本間琢斎)造 ~

この茶托は
亡き父が大事にしていたもので
母が亡くなって実家の整理をした折に
私の手元にやって来た物。

いつからあったか定かでないが
思い出せるだけでも私が小学校の低学年の頃に遡る。
何十年も見ながら育ったので
その姿は目に焼き付いていた。




~ 生き生きとした五匹のネズミの盛り上げ図 ~

今にも茶托から出て来そうで
小さい頃はこのネズミが怖かった。
今は可愛いと思えるけどね。




~ 上部には漢詩と果亭の落款 ~

残念なことに文字がつぶれて読めない。
勿論、草書で達筆ということもあるけれど。

※ネズミ図と漢詩は児玉果亭
(明治時代における長野県を代表する南画家)




~ 裏側の落款 (琢斎)~

縁の下側に斑紫銅(むらしどう)の特徴がよく現れている。

※斑紫銅は赤紫色の斑紋が特徴
初代琢斎が生み出した独特の着色技術。

* * *

この落款によって
この茶托は三代目の琢斎と推定されるが
今のところ本物である確証は得ていない。
漢文の意味と共にこれからも調べていこうと思っている。

初代 琢斎(1809~1891) 新潟県(現)柏崎市出身
江戸時代後期~明治時代の蝋型鋳金家
佐渡奉行に招かれ大砲を鋳造、維新後は美術品に力を注いだ。


三代 琢斎(1868~1904)書画に秀でて各種展覧会で多くの
賞を受賞し、先代以上に本間琢斎の名を高めた。


*~ 蝋型鋳金(ろうがたちゅうきん)~*
「蜜蝋で原型を作り、その上に粘土で覆い
粘土が乾いたら火をつけて蝋を溶かし
空洞になった部分に
銅の合金(銅、鉛、亜鉛、錫)を流し込んで
原型と同じものを作る」とのこと。

※参考
新潟県生涯学習情報提供システム「フ.ラ.ネット」
一般財団法人 新潟県北方文化博物館公式ブログ
コトバンク




~ 斑紫銅の特徴である赤紫色の斑紋がよく出たところ ~



~ 躍動感あるネズミ図 ~




~ 後ろ姿のネズミと雷紋に似た続き模様 ~

* * *

父はこの茶托のどこが気に入ったのか?
どこで手に入れたのか?
もう知る由もないが
父が亡くなってからもう40年
きっとその頃よりも美しくなっているだろう。
父が見たら何と言うかな?
聞いてみたいところである。






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