私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

黒くて美しい蝶はヤマトシジミのメスでした~♪翅裏の黒色斑紋が整然として美しい

2022年06月30日 | 虫のお話

庭に出てみると
翅の黒い蝶が縞ススキにとまっていました。
ビロードのような質感で白い縁どりがお洒落です。

初めて見る蝶だったので
調べてみると
ヤマトシジミのメスだと分かりました。
オスの翅表は白みを帯びた青色とのこと。
いつか見てみたいものです。



翅裏は
大きめの黒色斑紋が整然と並んで美しい。
翅表の黒色がちらりと見えて素敵です。

* * *

所用のため7月15日頃までブログをお休みします。
復帰後またよろしくお願い致します。
入院ではありませんのでご安心下さい。
ミニトマトも無事に育っていますよ。

では、暑くて大変な毎日ですが
皆さんには
くれぐれも熱中症に気をつけてお過ごし下さいね(^_-)-☆

※コメントもお休みさせて頂きますね🌻





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*ベトナムのお菓子・緑豆の干菓子で一服*涼味満点の刷毛目茶碗でお茶を楽しむ♪

2022年06月24日 | 美術工芸

*~ 刷毛目茶碗とベトナムのお菓子 ~*

暑くなると使いたくなるお茶碗です。
一気に刷毛を走らせた
勢いの良さが気に入っています。




少々厚手で無骨な感じが
大らかな気分にしてくれます。




内側はたっぷりの水流が
一気に駆け上がっているようで
これを見るだけで涼しくなります(^^♪



ためらいの無さが気持ちよいです。




*~ ベトナムのお菓子 ~*

息子が会社で頂いてきたお菓子です。
箱にはGREEN BEAN CAKEと印刷されていました。
原材料は緑豆のようです。
※英語のグリーンビーンはインゲンマメのこと。

箱の中には小さく
六つに切られた状態で入っています。
口に含むとふわ~っととろけて
まるで和三盆を使った日本の干菓子のようです。

そのとろけ方は
日本の三大銘菓の一つ「越の雪」にも負けていません。
口の中に「雪」が入ったと思って下さい。
あっと言う間に融けますね。
そんな感じです。

独特の風味と甘味でお抹茶にもぴったり。
ベトナムでは有名なお菓子のようです。
珍しいお菓子とお気に入りのお茶碗で一服を楽しみました。





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*旗竿桔梗は鳥からのプレゼント* 簪擬宝珠、縞ススキとなた籠に活けてみました♪

2022年06月21日 | 花便り

旗竿桔梗(ハタザオキキョウ)は
鳥が種を運んで来たのでしょう
三年ほど前に
我が家の庭に突然生えて来た植物です。

簪擬宝珠(カンザシギボシ)縞ススキとさっぱり活けてみました。



*~ 旗竿桔梗の蕾 5月 ~*

昨年は芽を出さなかったので
もう絶えてしまうのかと心配しましたが、
今年はすくすくと育ちました。
この分だと花は咲いてくれそうです。
⇩⇩⇩

*~ 旗竿桔梗の開花 6月 ~*

桔梗に似たベル型の花を咲かせました。
下から上へ咲き上って行きます。



*~ 旗竿桔梗のアップ ~*

青紫色が涼やかです。

左に流れているのは縞ススキ
緑に白の縞が爽やかです。



*~簪擬宝珠(カンザシギボシ)~*

一緒に活けた簪擬宝珠です。
茎の頭頂にまとまって咲く姿を
簪(カンザシ)のようだとしての名です。



*~ 庭で咲く簪擬宝珠 ~

一般的な擬宝珠(ギボシ)と違って
花が頭頂にまとまって咲くので華やかに見えます。
淡い藤色が素敵です。


* * *

鳥が運んで来てくれた旗竿桔梗
初年度は元気いっぱいでグングン茎を伸ばして
草丈1mほどになりましたが
夏の暑さに弱いとのことで
昨年は芽さえ出さず消えたかと思いました。

恐らく
一昨年の猛暑で大きなダメージを受けたのでしょう。
そこで昨年はお休みして
今年は細々と茎を伸ばして
ようやく咲いたといった風情です。

今年の夏はまた暑くなるんでしょうね。
自分のことも心配ですが
この旗竿桔梗が無事に夏を越せるか
そちらの方が心配です。
何とか、この地に順応してもらいたいです。







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*城下町姫路の街中歩き*近代的な大手前通りとノスタルジックな本町商店街

2022年06月15日 | ある風景

*~ JR姫路駅から姫路城を望む ~*

姫路の街は買い物やお茶の用事で出るだけで
街そのものを見物の対象にしたことが無かった。

今回は改めて見物しようと
カメラ片手にぶらぶらと歩いてみることに。

姫路城は明治の廃城の危機や
第二次世界大戦時の焼失も免れた
奇跡のお城です。




爆撃で街は焦土と化しましたが
一夜明けて
姫山に美しい姿のまま立っていた姫路城。
市民に大きな勇気を与えてくれたそうです。

ここまで復興して繁栄した姿を見て
さぞお城も喜んでいることでしょう。



*~ 大手前通り ~*

JR姫路駅から姫路城大手門前を結ぶ
全長832m、幅50mの大通りで
姫路市のメインストリートです。
日本の道100選にも選定されています。



*~ 駅前の交番 ~*

「交番」の提灯が江戸時代の岡っ引きを彷彿とさせ
その粋な風情に
思わずカメラを向けました。
眼前を横切ろうとした年配の女性が
写真を撮り終わるまで待っていてくれました。
(観光客と思って下さったようです)
それなら
立派に観光客にならなくちゃ~ね~(^^♪



*~ お城方面からJR姫路駅を望む ~*

大手前通りは車道、歩道共に広々としていて
街路樹や植え込みも美しく爽やかな通りです。




*~ 西国街道(旧山陽道)の看板 ~*

この東西の道が旧西国街道で江戸時代には
大名行列などが行き交うメインストリートでした。
またこの場所には
大名などが宿泊する国府寺家の陣屋がありました。
※以上看板より



広々とした歩道には
植栽の他にブロンズ像が所々配されていて
街中美術館の趣です~♪




姫路獨協大学駅前サテライトや
播州信用金庫の看板が地域性を表していますね。
午前11時前の時間帯のせいでしょうか
人通りが少なくてどこに行くにもスイスイ。

兵庫県内では
人口でみると1位は神戸市
姫路市は神戸市に次ぐ2位の約52万5千人。
居心地の良い、程よい都市です。



*~ 大手前公園から見る姫路城 ~*

大手前公園の地下には、大駐車場が整備されています。
買物やフリーマーケット、全国陶器市などのイベント時に便利です。



*~ 本町商店街 ~*

戦後闇市の立っていた所です。
今は全天候型のアーケード商店街になっています。
昭和時代のノスタルジックな雰囲気があります。
古くからあるお店もあって若い人には
かえって目新しく感じられることでしょう。



*~ 姫路かりんとう専門店の道満 ~*

姫路の古くからのお菓子かりんとう
江戸時代後期、藩主の命で長崎で製造法を学んだ
職人が作ったのが始まりだそう。

昔ながらの物もある中で
濃厚黒蜜、濃厚三温糖、濃厚抹茶の三種セットなど
新しい商品も生み出されているようです。


向こうに見えているのはみゆき通り商店街
全天候型アーケード街です。

御幸通り(みゆき通り・全長550m)は
明治36年、明治天皇の観兵行幸に際して作られた通りです。
大手前通りが完成するまでは
バスや自動車が通っていたとのこと。
今は商店街として独立しています。



*~ 姫路駅前の北広場 ~*

駅前一等地の大空間
歩行者専用のくつろぎのスペースです。

これでJR姫路駅前から大手前通りを経て
お城の前をUターン
大手前公園⇒本町商店街⇒みゆき通り商店街⇒駅前北広場
ぐるり一周して来ました。

途中、イーグレー姫路で昼食、休憩。
見慣れた風景でも新たな発見があった
二時間弱のミニトリップでした。




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*白いマツモトセンノウを主役に環付き花籠に活けてみました*初夏の花5種と。

2022年06月11日 | 花便り


初夏の花たちが次々に咲いてきました。
庭を眺めると
白の松本仙翁(マツモトセンノウ)がきれいだったので
今回の主役になってもらいました。

合わせた花は
ワイルドオーツ、ホタルブクロ(赤、白)
ヤマアジサイ(星の輝き)、ヒルザキツキミソウ




*~ 主役の松本仙翁(マツモトセンノウ)~*

マツモトセンノウと言えば
目の覚める朱色が主流ですが
白色の花も素敵です。




*~ ホタルブクロ赤 ~*

山茶花の根元から道行く人に「こんにちは~♪」
可愛らしく頭を下げています。




*~ ホタルブクロ白 ~*
こちらも「こんにちは~♪」
白色も可愛いです。

白い色がマツモトセンノウとかぶるので
開き始めの蕾のものを使いました。




*~ ヒルザキツキミソウ ~*
単純な姿が可愛い花です。

活ける時には小さい花を使います。
正面を向けると
花の形がマツモトセンノウとかぶるので
少し横を向いてもらいました。




*~ ヤマアジサイ(星の輝き)~*

奥の花を切って使いました。
濃い青色が涼し気です。
足元を引き締めてもらいました。





*~ ワイルドオーツ イネ科 ~*

今回の準主役です。

別名ー西洋小判草
主な原産地ー北アメリカ

稲に似た小穂と明るい若緑色の葉が爽やかです。
全体のイメージ作りの要になってもらいました。

小穂は秋になると黄色く色づき
小判草に似た形となります。









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2022年*庭のヤマアジサイとコアジサイ*星の輝き、夢、七段花、紅、九重八重、甘茶、アキヨシコアジサイ

2022年06月06日 | 花便り

*~ 星の輝き ~*

濃い紺色が段々と赤紫色に変化して
煌めくような色合いになります。
骨董市で巡り合ったヤマアジサイです。

* * *

我が家では今ヤマアジサイがきれいです。
どれも小さくてその繊細さが
見る度に心を和ませてくれます。





*~ 夢 ~*

上の「星の輝き」の鉢に紛れていたヤマアジサイ
白にほんのりと紅が差して可愛い姿です。
「夢」の名がぴったりです。





*~ 紅(クレナイ)~*

咲き進むと最終的には真っ赤になります。
この時期も縁に紅が差してきれいです。

このところ、夏の暑さが堪えたようで
すっかり元気を無くしました。
昨年は一つも咲かず
今年はようやく一つ、力を振り絞って咲いています。
何だか、消えてしまいそうな雰囲気。
山野草の土を入れてみようかと思っています。




*~ 七段花(シチダンカ)~*

江戸時代にシーボルトによって
世界に紹介されたヤマアジサイです。

優しい紫色でこんもりと咲いてくれています。
庭の一角が「超爽やか~」




*~ 甘茶 (アマチャ)~*

薄いブルーが如何にも涼し気です。



*~ 甘茶の咲き始め ~*

薄黄色からだんだんと
水色に染まっていく段階も素敵です。



*~ 九重八重(ココノエヤエ)~*

濃い青色な萼片と若緑色の葉が特徴です。
昨年の剪定が悪かったようで
今年は花数が少なくて残念!
剪定が未だによく分かりません。




*~ アキヨシコアジサイ ~*

とても繊細な花です。
小さな手毬のように咲いて可愛らしいです。




こちらは、相変わらず名前が分かりません。
白くて小さな花を咲かせます。
茎が黒いところが特徴です。



上の花と同じ花です。
花器に活けたら意外と映えたのには
ちょっと驚き、ちょっと嬉しかった~(^^♪

⇩⇩⇩

*~ アワモリショウマと ~*



*~ 七段花(シチダンカ)一種で ~*

葉の付き方が悪かったですね。
向こうにある葉が手前にあったら良かったのに、残念!
切る時に気をつけなくっちゃ!

こうして活けた後に写真を撮って見ると
悪かったところがよく分かります。

細い筒状の花器なので
それだけで難しさはありますが
それも今後の課題にしたいと思います。









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*古代中南米の美術品2,300点もの収蔵品に驚き*素晴らしかったBIZEN中南米美術館

2022年06月02日 | 時空を超えて来たものたち

*~ 美術館前にあるコパンの石碑(レプリカ)~*

コパンはホンジュラス西部 古典期マヤの大都市
「コパンのマヤ遺跡」として1980年世界遺産登録

古典期マヤ・前期 紀元300年~600年
古典期マヤ・後期 紀元600年~900年



*~ 玄関付近 ~*

BIZEN中南米美術館は日生町(岡山県備前市)で
漁網の製造・販売を営んでいた故森下精一氏の
コレクションの寄贈により昭和50年3月に開館。




*~ 美術館の外壁は全て備前焼 ~*

収蔵品が素晴らしいだけでなく
美術館の建物自体も美術品。

外壁は全て備前焼の陶板で作者は
備前焼の大家 故藤原健氏(岡山県重要無形文化財)


 *~ すっきりと美しい館内 ~*


内装、展示には
画家・岡本太郎氏が主宰する現代芸術研究所の
専務・平野茂氏、同所長・長崎哲士氏が指導に当たられた。



*~ 香炉の蓋(中央肌色の物)グァテマラ ~*







*~ アステカの聖なる3戦士の神殿(レプリカ)~*





*~ ケーロ(彩文杯)木製 ~*

出身地ーペルー
用途ーチチャ酒用儀礼杯
使い方ー一対のケーロを両手に持ち片方を
相手に振る舞い、片方を自身が飲む。

※インカ帝国時代には土製、金製、銀製がある。



*~ 石の祭壇 ~*

出身地ーコスタ・リカ



*~ 古代アンデス織布 ~*




*~ 動物付き方型笛吹ボトル(二室タイプ)

出身国ーーーーーーーーーーーーーーーーーエクアドル
出身文化ーチョレ―ラ(紀元前1100年~紀元前100年)
使い方ーーーーーーー左右を交互に上下させて鳴らす。



*~ ライモンディの石碑の拓本 ~*








*~ ネガティブ文様壺 ~*
出身国ーパナマ



*~ 人とリャマ象形ボトル ~*
出身国ーペルー





*~ ネガティブ彩文碗 ~*
出身国ーエクアドル
出身文化ートゥンカワン(紀元前300年~紀元700年)




*~ 魚付き、動物付き単頚ボトル ~*

出身国ーーペルー
出身文化ーチムー
ナマズの背中にアルマジロが乗っているのが愉快~♪










*~ ティカルの石碑(レプリカ)マヤ文明~~*

* * *

ざっと紹介しましたが
気になる物はまだまだ沢山ありました。
古代中南米でそれぞれの文明を築いた人々の
生き生きとした息吹きが感じられて
時を忘れて遊んで来ました。

館長さんの詳しい説明も
楽しく拝聴し、勉強になりました。

*~現在開催中の企画展のポスターです~*
10月16日まで。
古代中南米のインディオたちの魂に触れてみて下さいね。
⇩⇩⇩


※参考ー「現代に華開く・古代アメリカの文化と美術」
発行所ー財団法人 森下美術館(現BIZEN中南米美術館)

詳しくは5月19日投稿の
「*僕は山猫のオセロット*BIZEN中南米美術館にいるよ。
会いに来てね」を合わせてご覧下さい(^_-)-☆


※撮影、ブログ投稿は館長の許可を得ています。






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