私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

藤の花は咲いたけど、何か変!

2017年04月30日 | 花便り

今年も藤の花が、きれいに咲いてくれました。
この藤は、家の西側にあって、夏の暑さを遮ってくれる大事な木です。




特に枝の整理をしないので( 実は分からないのでほったらかし)
伸び伸びと育ち、思い思いに咲いています。




~ 藤棚の内側から見るとこんな感じ ~
どうだ!ワイルドだろう!




~ 花房の先にできた球状のもの ~

三十数年も元気に育っていた藤ですが、このところ樹勢が衰えてきました。
やはり狭い土地に、肥料もやらなかったのが悪かったのでしょうか、
幹には「テッポウムシ」もついたり、トラブルが起きてきました。

今年は、花房の先に白い球状のものが多くの房についています。
何か変なのです!
いったいどうしたのでしょう?

人間も歳をとるとしみやしわが出来ますが、それと同じだといいのですが、
大事な木ですから心配です。



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都忘れと白山吹を古い銅の花入れに入れてみました

2017年04月27日 | 花便り

目が覚めるほどの濃い紫色の都忘れに、
白山吹を合わせて、古い銅の花入れに入れてみました。

この花入れは私のお気に入りの筆頭。
正式なお茶会には使えないと思いますが
お稽古では楽しみながら、どんどん使っています。

花入れの端正な雰囲気に合わせて、すっきりと。
実は、白山吹には右側にもう一枝ついていたのですが、
それを取るべきか、取らざるべきか、
悩んだ末に、えいっ!と落としました。
それが良かったのか、悪かったのか、
いつも一枝、一枚の葉に悩むところです。





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* 四月の可愛い山野草たち *

2017年04月25日 | 花便り
~ 4月1日 ~

* ヒマラヤ雪ノ下 ・別名( 桜鏡 ) *




* 猩猩袴 ( しょうじょうばかま ) *
※ 吉野山で購入した思い出の花、まだ鉢植えだけど毎年咲いてくれる♪




~ 4月4日 ~

* 錨草・碇草 ( いかりそう ) *




~ 4月10日 ~

* スノーフレーク ・ 別名 ( 鈴蘭水仙 ) *




* 藪山査子 ( やぶさんざし ) *
※ 秋に赤い実がなって可愛い♪




~ 4月13日 ~

* 一人静 ( ひとりしずか ) *
※ 花は眉ブラシのようでユニーク、名前が素敵でしょ♪




~ 4月20日 ~

* 白山吹 ( しろやまぶき ) *
※白花のやまぶきではなく、全体がやまぶきに似ているのでそう呼ばれる。
葉が対生で花弁、萼片が四つ。希少種。




~ 4月21日 ~

* 深山きんぽうげ ( みやまきんぽうげ ) *
※ 園芸店で見つけて購入したばかり、ちゃんと育つか心配。
向こうに写っている青い花は「宿根えんごさく」これも買ったばかり。




~ 4月24日 ~

* 黄花宝鐸草 ( きばなほうちゃくそう ) *




* 甘野老 ( あまどころ ) *
※ 「なるこゆり」とよく似ているが、違いは茎の上部が角ばっているところ。




* 都忘れ ピンク *




* 都忘れ 青 *




* 白雪芥子 ( しらゆきげし ) *
※ 友人から頂いてから、地植えにしていて、ずっと咲かなかったので
昨年、鉢に上げて肥培したら、今年は立派に咲いてくれた、可愛いね♪



以上、我が家の山野草たちでした(^_-)-☆




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春の天上の美声 ♪ イソヒヨドリ

2017年04月23日 | 野鳥のお話


~ 屋根の上でさえずるイソヒヨドリのオス ~

このイソヒヨドリは、名前が示すように、元々は海岸の岩場にいた鳥らしいです。
それが近年、人家の近くにも姿を見せるようになったとか。
我が家の近辺にも、昨年から姿を見せるようになりました。

昨年の今頃に、外からなんとも言えず美しい声が聞こえて来たので、
出て見るとこのイソヒヨドリでした。
その時には、名前を知りませんでしたので、皆さんに教えて頂きました。
いつも教えて頂き有難うございます(^^♪



そのさえずりの美しさは他の野鳥とは別格で、まるで天空に音符が流れ出ているようです。
さえずりも特徴的ですが、外見的にも頭から背中にかけて暗青色、腹部がレンガ色、
翼が黒色と三色にはっきりと分かれていて、一度見ると忘れられない鳥です。

体長は23センチくらいで、ヒヨドリより少し小さいくらい。
海岸に住んでいて、ヒヨドリに似ているので「イソヒヨドリ」の和名ですが、
ヒヨドリ科ではなくツグミ科で、全く別な種類とのこと。

時期的に、求愛の時だけではなく、天気の良い日にもさえずるらしく、
青空に響く歌声、それはそれは美しく、天上の音楽とでも言いたいくらいです。



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十一代 大樋長左衛門個展 in 姫路

2017年04月20日 | 美術工芸

~ 兵庫県姫路市・山陽百貨店美術画廊にて ~

金沢市で350年以上もの歴史を持つ茶陶の名門・大樋焼十一代を、
2016年に襲名した年雄さんの茶碗や花入れ、水指など約60点。
12日から18日までと、
読売新聞に紹介されていたので、16日に行って来ました。

* * *

会場には多くのお客様がお見えでしたが、
「お茶をどうぞ」のお声がけを頂き、
美しい飴釉のお茶碗で一服ご馳走になりました。

その時のお菓子が、この「ねじり梅」のお干菓子。
大樋家の家紋を押した展示会用のお菓子で、
金沢の老舗「諸江屋」に特別注文したものと、
長左衛門さんから直接ご説明頂きました。

表面は柔らかい落雁で、中には程よい甘さの餡が入っていて、
口当たりが良く、さすがの美味しさでした。

「食べてしまうのは勿体ないないですねえ」 と
相席の方と言い合いながら、せめて写真に収めようと
撮らせて頂きました。

展示会でこのように特別なお菓子を頂けたことは、何よりの喜びです。
「花より団子」のようですが、花には団子が大事なんです♪
この後、ゆっくりと作品を観覧し、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

* * *

お茶を頂いた、飴釉のとろんとしたお茶碗が素晴らしかった。
こんなお茶碗で、毎日お茶を頂くことが出来たらどれほど幸せだろう・・・
そんなことを思いながら、両手に包んでその感触を楽しんで来ました。

花入れも良かった!黒い釉薬がかけられて静かな雰囲気に、
入れられた花筏の瑞々しさと、野趣溢れる白椿が素敵で、
どちらもが、それぞれを美しく引き立てているようでした。

* * *

やはり写真で見るのと、実物を見るのとでは大違い。
その作品の持つ雰囲気や味わいなどが、直に感じられて感動するからです。
気に入った物は、誰が何と言っても、自分の心に響いたものです。
今回の個展では、そういった作品に出会えたことは幸せでした。

次回の個展ではどんな作品に出会えるのでしょう。
楽しみです。


※ 昨秋の小松市でのお茶会では、九代長左衛門のお茶碗が出されていました。
やはりお膝元では、馴染みが深く愛されているのでしょうね。
私もじっくりと拝見させて頂くことが出来て、至福のひと時でした。

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桜とお城と大石神社骨董市

2017年04月17日 | 時空を超えて来たものたち

~ 兵庫県赤穂市・大石神社骨董市 ~

毎月15日は大石神社の骨董市の日
9時に到着すると、もう沢山の人が。
こうなると俄然元気の出る私です♪




~ 駐車場にはざっと100台並んで ~

ナンバーを見ると、近くは神戸、岡山、
中距離では大阪、京都、遠くは金沢、広島の車。
以前には、北九州市の車が並んでいたことも。
420キロもの道のりをものともせす、
骨董への愛情の深さが感じられました♪

※ 駐車場はいっぱいのようでも、中に入れば空きがたいていあります。
早朝に来る本格派が、この頃になると戦利品を抱えて退場して行くからです。
駐車場探しで苦労の無いのが有難いですね。




誰か一人でもお客さんがいると、
「なんだ ♪ なんだ ♪ 」と
次々に集まって来ます。

人が見ている物に興味津々♪
だけど
もし、好みの物を他の人が手に取っていようものなら、
ハラハラ、ドキドキ!
骨董市は、かようにエキサイティングなのです。




今回は、こちらのお店で備前焼の花入れを購入。
ずっと欲しかった物だったので、満足、満足(^^♪
他には
幕末の頃の伊万里の天塩皿と七福神のお猪口が良かったなあ。



いつもの元博物館の学芸員のおじ様のお店では、
素晴らしい花入れがあった。
正確に覚えていないが、九州の小鹿田焼で幕末の物だったと思う。
値段もそれなりだったが、充分に納得がいくものだった。
もう出会いは無いかもしれないが、
もし、どこか奇跡的に再会したら買ってしまうかも知れない。




場外にもお店が並んでいる。




~ 赤穂城隅櫓 ~

大石神社は赤穂城址公園内にある。
こちらは駐車場の反対側だから、骨董市に来てもこちらまでは来ないが、
今回は桜がきれいだったので、お堀に沿ってお花見をすることに♪



~ 向こうに見えるのは歴史博物館 ~

歴史博物館は、城内の米蔵のあった所に建てられていて、
五連の白壁土蔵を模して、米蔵を再現しているそう。

石垣と 白壁と 桜と お堀の眺めはビューティフル♪




~ 城内の桜がおおらかに咲き誇って ~

これなら芝生の上にシートを敷いて、
お弁当を広げたらいいだろうなあ♪
これは良いお花見場所だわ!




~ 遊歩道 ~

車が通らないからゆっくりと歩けるね。
いいデート場所なんじゃないの♪




~ お堀の黒鳥 ~

お堀に白鳥は良く見るけど、黒鳥って珍しい♪
一生懸命に羽つくろいをしていた。

* * *

今回は骨董市プラスお城と桜でした。
たまには、骨董市まっしぐらでなく、こんな風にゆとりを持って
楽しんで来るのもいいものですね。


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春雨にしっとりと * 姫路城西御屋敷跡庭園・好古園 *

2017年04月13日 | 茶の湯便り

~ 姫路城西御屋敷跡庭園・好古園 ~

11日は、お花見にはあいにくの雨降りでしたが、
庭園の木々はやさしく潤い、しっとりと美しい風情に。




~ 姫路城を借景に ~

好古園は、姫路城に隣接した本格的な日本庭園です。
古地図「姫路侍屋敷図」を基に発掘調査で確認された
西御屋敷・武家屋敷等の遺構をそのまま生かして
造られた池泉回遊式庭園群です。




~ 築地塀 ~

趣の違う九つの日本庭園で構成され、
其々が屋敷割遺構通りに築地塀等で仕切られています。

園内の建物は江戸時代の情緒があるため、時代劇や
大河ドラマ等のロケ地に使われることがあるようです。




~ 茶の庭 ・ 茶室への入口 ~

各庭園の入口には長屋門、屋敷門など
江戸時代の建築が再現されています。




~ 茶室・双樹庵と茶の庭 ~

こちらのお茶室は、裏千家十五代家元・千玄室設計の
本格的数寄屋建築で広間と小間(三畳台目)を備えています。

お庭巡りに疲れた足を休め、
乾いた喉を一服のお抹茶で潤すことが出来ます。

当日は、日本人のお客様も多くお見えでしたが、
中国人の若者やタイからのツアーのお客様や
姫路港に停泊した大型客船からのドイツ人クルーズ客など、
外国からのお客様も沢山お迎えしました。
お城の「お花見」とセットで楽しんで頂けたようでした。

* * *

4月16日 には、好古園開園25周年記念茶会が開かれます。
一席500円・呈茶時間は午後1時~4時

※ 小間三畳台目の茶室を内露地より特別公開

参考 : 姫路市HP・ウィキペディア



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散歩の途中でホオジロを発見♪

2017年04月09日 | 野鳥のお話

~ ホオジロのオス ~

先日の散歩の折に、なにやら田んぼの中にうごめく物があったので、
見てみると、スズメくらいの大きさで、見たことの無い鳥がいた。
黒い頭と顔の中央を走る黒い模様が特徴的。
なんていう名の鳥だろう?

ちょこちょこと動き回るのでカメラに収めるのが難しかったけれど、
ようやく表情の分かる写真が撮れたので、図鑑で調べてみると
"ホオジロのオス"ということだった。

そして「一筆啓上つかまつり候」♪と鳴くのだとも。
まだその鳴き声は聞いたことがない。
一度しっかりと聞いてみたいものである。




~ 後ろ姿 ~

つい最近までは、ほとんど山中に住んでいるような状態なのに、
鳥にはあまり興味がなくて、姿を見て名前の分かる鳥は
スズメにカラス、ヒヨドリ、サギくらいのものだった。

それがここのところ、スズメの代わりに、見たことのない鳥が
庭にやって来るようになったので、せめて庭に来る鳥くらいは
名前を知りたいと思い、図鑑で調べるようになった。

* * *

ところが、鳥と一口で言っても、
その種類は似たようなものが沢山あるんですね。

図鑑で名前を調べるのはとても難しく、
野鳥に詳しい皆さんに教えて頂くようになってから、
段々と鳥への興味も増してきて、
ようやく、身近にいる鳥の名前が分かるようになって来ました。

今年は、ウグイスが初めて庭にやって来て鳴いてくれました。
でも実物はまだ見たことが無く、鳴き声でウグイスと分かるだけです。
やはり、自分の目で実際に見てみないと分からないものですね。
こんな次第で、私の身近な鳥勉強は、もう少し続きそうです。



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ひそやかに 華やかに咲く 山桜

2017年04月05日 | 俳句

山の桜はひそやかに咲く
ただそこにあって咲く




隠れるように・・・




気高くも・・・




埋もれながら・・・




溶け込んで・・・




人知れず華やかに咲く・・・





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初燕 今着いたよと 鳴きにけり

2017年04月03日 | 俳句

先ほど、頭上から賑やかな声がした。

もしかして・・・ そう思って見ると
今年初めてのツバメの姿があった。

今年も頑張って飛んで来たんだね。
またしばらく一緒だね。

チュクチュクチュルルー♪
よろしくね。



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