私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

光環懸るスーパームーン

2015年09月28日 | 「いと をかし」なものたち




雲に覆われて姿の見えなかったお月さま
せっかくのスーパームーンが見られないと諦めていたが、
先ほど外に出てみると、なんと、薄雲も向こうに輝く姿が見えた。

そして月の周りには三色の光の環が懸っていた。
この光環は、月が透けて見えるほどの薄雲が広がっている時に、
この雲に含まれる氷の粒がプリズムの役目を果たして起きる現象である。

スーパームーンの強力な光でなければこの雲を突き抜けることは出来なかっただろう。
さすがスーパームーンである。


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五匹のねずみと古い銅の茶托

2015年09月27日 | 時空を超えて来たものたち

~ この茶托は物心ついた時には家にあったもの ~

経年の変化で表面は赤、黒、金、茶と様々な色を見せ
ねずみの体も、文字も、角がとれて丸くなっている。

~ 。* 。* 。~

古物の好きな父が古道具屋で買ってきたものと思うが
我が家に来るまでにどれほどの年月を過ごしてきたのだろうか、、

手に持つとずしりと重く、結構な貫禄がある。
そして、上には文字が書かれ、下には五匹のねずみが配されていて、
遊び心のある、なかなかに面白い茶托である。

ところが、このねずみたち、何やら怖ろしいものを見たのか、
恐怖におののき一目散に逃げ出しているように見える。

その恐ろしいものは、上側に書かれた文字なのだろうか、、
ねずみが見て逃げ出すほど怖ろしいこととは、
一体この文字にはどんな意味が込められているのか、、

その謎が解けたらもっと面白くこのねずみたちを
見ることができるかも知れない。

~ 。* 。* 。~

そしてもう一つ考えてみたことは、五匹に見えるねずみは
実は一匹のねずみで、その連続描写なのでは?ということだ。

~ 信貴山絵巻じゃないけれど、右側から始まり左側で終わるとすれば、

一番右側のねずみがその怖いものを発見!二番目のねずみがギョッとする、

そして三番目のねずみは怖いものを目で捉えながら背を向けて逃げ出す。

四番目のねずみはひたすら逃げて、五番目のねずみは「もうこれでいいか?」と

恐る恐る振り返って確認している ~ そんな風に見えなくもない。

~ 。 * 。* 。~

どちらにせよ、この茶托は製作者の思いがはっきりと込められたものなのだろう。
そしてその思いが分かれば、ねずみが五匹か一匹かも、分かるかも知れない。
この作者の思い、何とか知ってみたいと思う。

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マッサンの初号スーパーニッカ復刻版いよいよ開栓♪

2015年09月25日 | 各地の旨いもん


さあ!いよいよこのウイスキーが登場しますよ!
初号スーパーニッカの復刻版です。

夏前にシングルモルトの「余市」とブレンデットウイスキーの「伊達」を飲み比べて
甘く香ばしい香りやクリーミーな味わいなどがちょぴり分かった越後美人、
涼しくなったら飲もうと、数量限定の品をしっかりと手に入れていたのです♪

~ * ~

初号スーパーニッカは、最愛の妻リタを亡くしたマッサンが悲しみを乗り越えるため
渾身の想いをこめて作り上げた当時最高のブレンデットウイスキー

それは、所蔵していた最高の原酒をブレンドしたもので、当時の価格は3千円、
現在では4万円相当という高額品、供給数も年間1000本と少なく
幻のウイスキーと呼ばれたそうです。

その初号スーパーニッカの未開封で現存していたものを、現代のブレンダーがティスティングをし、
当時の香味を再現したものがこの初号スーパーニッカ復刻版

~ * ~

~ モルトの甘いコクとビートの香り、芳醇でスイートな熟成度、
グレーンの柔らかな口当たりと甘さ、しっかりとしたビートの塩味とビターさ、
はっきりとして長い潮風を思わせるビートの余韻 ~

リタさんへの想いがいっぱい詰まったウイスキー
さあ!どんなお味でしょう!

マッサンとリタさんの生涯に想いを馳せながら、
秋の夜長をちびりちびりと楽しみたいと思います。

※アサヒビールHP参考
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知らざあ言って聞かせやしょう

2015年09月23日 | 「いと をかし」なものたち

ー この湯呑はあるお寿司屋さんの特注品 ー
もう50年も昔のもので、主人が実家の整理がてら持ち帰ったものである。

湯呑の中には知らざあ言って聞かせやしょう
「ずけ」から始まり「上り」で終わる鮨言葉が書かれてあって
なんとも親切な湯呑である。




知らざあ言って聞かせやしょう、、これはべらんめえ口調の江戸っ子弁
江戸っ子と言えば、向こう見ずで喧嘩早くって、ちょっと慌てん坊、
そして人情味があって正義感もある。
だからお節介もやく。

この言葉にはそんな江戸っ子の人情溢れるお節介魂が感じられ、
湯呑に書かれた文字でしかないのに、生き生きと見えるから面白い。




この中で知らなかったのは「ずけ」「たま」「片思い」「縁側」「鉄ぽう巻き」
「ガレージ」「さがや」「きず」「やま」の九つの言葉。



「やま」の笹は、山で採れるから。
「きず」の干瓢は、大阪の木津が産地だったから。
「ガレージ」のしゃこは、ガレージ=車庫(しゃこ)の駄洒落から。
「鉄ぽう巻き」は、干瓢を芯にした細い海苔巻きで鉄砲に似ているから。

なーるほど!言葉の由来も結構適当なところが面白い♪

こんなに教えてもらって「兄さん、あんがとよ!」「すまねえな!」ってとこでしょうか、、



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ウサギのダンス♪楽しい砥部焼の中皿

2015年09月22日 | 「いと をかし」なものたち

うわあー!なんて楽しそうなんでしょう!
ウサギが三羽、踊ってる♪跳ねてる♪歌ってる♪

見ているだけで、こんなにウキウキと楽しくなるお皿と出会ったのは初めてである。
今にも、イーヤッホー♪キャッキャ♪なんてウサギたちの歓声が聞こえてきそう、、

この中皿は二年前の砥部焼祭りで見かけ、
あまりの楽しい雰囲気に迷いなく、即断購入した代物。

二年経った今でも、見ると楽しくなる私のお宝になっており、
お月見の時期には菓子皿としてお稽古場を賑わしている。



砥部焼祭りは愛媛県伊予郡砥部町で行われる焼物のお祭りであり、
伝統的な絵柄のものから現代感覚のものまで様々なものが出品されている。
多くの窯元が軒を連ね個性を競っているので見るだけでも楽しい。




ー 写真は砥部町観光協会HPより ー

砥部焼は磁器でありながら肉厚でぽってりとした手触りが柔らかく、
器体は温かみのある白色で、そこに素朴な呉須絵や赤絵が描かれていて
ほっと心安らぐ雰囲気を持っている。

それと砥部焼のよさは、生活に馴染み「使うための器」に徹しているところだろう。
このウサギの中皿の他にも花器や石鹸入れなど購入したが、気取らずすんなりと
家族の一員のようになっているところが、なんとも微笑ましい焼物である。

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姫路城グランドオープン祝賀・観月会のお知らせ

2015年09月19日 | 茶の湯便り

平成の大修理が終わり3月27日のグランドオープンから早や半年、
その間、国内外から大勢のお客様をお迎えしました。

この度は、9月27日に行われます観月会のお知らせです。
夜空に白く輝くお月さまと白鷺城の美しい姿をご覧ください。




会場は天守閣の前、三の丸広場です。入場は無料です。

ステージでは箏曲、獅子舞、吹奏楽、吟剣詩舞・歌謡詩舞、和太鼓の演奏、
おもてなしコーナーでは地酒、お月見団子、千姫弁当、揚げかまぼこ、姫路おでん、
お茶席では甘い和菓子とお抹茶を楽しむことができます。

どれも美味しそう!張り切って私も行って来ます!
皆さん、三の丸広場でお会いしましょう(^_-)-☆




お茶席コーナーは5時から8時半までにお入り下さい。
数に限りがありますのでお早目にどうぞ、とのことです。

※お問い合わせー姫路城イベント実行委員会(079-287-3652)

※雨天時9月28日に順延
雨天中止のお知らせ(079-282-2012)自動応答
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ソラカラちゃんをペンダントにしちゃいました♪

2015年09月10日 | 美容・ファッション

~ ソラカラちゃんと団扇 ~

ソラカラちゃんは空からスカイツリーに舞い降りた女の子
生まれた所はとんがり星
嬉しいことがあるとお星様の頭がキラキラ光るんですって




~ ソラカラちゃんは、東京スカイツリーの公式マスコットキャラクター ~

スカイツリーショップに行くと、いろんな形で出会うことが出来ます。
このソラカラちゃんはストラップになって販売されていました。

胸に抱いているブルーのクリスタルはスワロフスキー製、
デザインはココスチュームジュエリーブランド・アビステ、子供だましじゃありません。
でも、とってもキュートで、愛らしい瞳が私に訴えかけます。
あまりの可愛らしさに、そのまま置いてくることが出来ず、一緒に帰宅。



でも衝撃に弱そうで、ストラップとして使うのは心配です。
だから、チェーンに通してペンダントにしちゃいました♪

なんと、いいおばちゃんがソラカラちゃんのペンダントですって?!
そう思わなくもありませんが、
いいじゃありませんか!人生一度っきりなんですからね




~ スカイツリーサブレ ~

これは留守番の主人がリクエストしたお土産です。
サブレの表面にスカイツリーが描かれています。
とても美味でした


※ソラカラちゃんと一緒に写っているプラスチック製の団扇は、
スカイツリーショップで買い物をするとプレゼントしてくれます。
(たぶん5000円以上だったように思います)

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東京スカイツリー・曇天なら朝一番にダッシュ!

2015年09月07日 | 旅の楽しみ

地方からスカイツリー見学に行く場合、中々その日のお天気に合わせていくことは出来ませんね。
近ければ、晴天の日を狙って行けますが、予定していた日がこの写真のようにいくとは限りません。

私も今回は、新潟の実家に用事があって、そのついでに東京の娘に会うのが目的で、
そのまたついでにスカイツリーに行こう、ということでしたから日程をずらすことも出来ず、
雨降りで全く眺望が望めないようなら、諦めて帰るつもりでいました。

家を発つ前から、東京の週間天気予報を気にして見ていたのですが、私が滞在中はずっと曇りか雨の予報。
当日は朝から曇り、今にも雨が降り出しそうでしたが、取り合えず様子を見に行くことにしました。

上空の雲は、まだそれほど低く垂れこめていません。
これならまだ間に合うかも知れないと、朝一番のシャトルバスを目指しました。




都内の何か所かで、スカイツリー行きのシャトルバスが出ています。
私は上野駅前から出る一番早い7時55分発のバスに乗りました。




スカイツリーまでは30分ほどで着きます。
地下鉄の方が速いかも知れませんが、お上りさんには乗り換えのないバスが安心です。

バスの天井はガラス張りになっていてスカイツリーが見えます。
まだ展望台には上も下も雲がかかっていません。
これなら1時間くらいは大丈夫でしょうか、、
早く、、早く、、と焦ります。




いつもは行列が出来て、待ち時間が1時間、2時間だと聞きましたが、
さすがに今日は、曇りで早朝ということもあって待ち時間はゼロです。
雲に覆われない内に、一刻も早く展望回廊と450mの最高階に行かなくては、、
350mの展望デッキから445mの展望回廊までは、このシースルーのエスカレーターの中から
外部の景色を見ることが出来ます。




ギリギリセーフです。何とか近くの景色は見えますが遠くは霞んでいます。
左は445mの展望回廊からの眺めで、右が450mの最高フロアーからの眺めです。
5mの違いでも結構な違いです。

千葉方面から段々と雲が近づいてくるのが分かります。
あと30分もしたらこのフロアと展望回廊は雲で覆われてしまいそうです。
下の350mの展望デッキの視界が良い内に、そこでゆっくりと見物することにします。




ー 350mの展望デッキ フロアーー

この屏風は江戸時代に描かれたもので、このスカイツリーから見る眺望と重なるそうです。
正面向こうに富士山、その下方に江戸城、右下は浅草、隅田川と
高い所から見たわけでもないのに、その正確さに驚きます。



こちらは東京駅付近、丸の内のビル群、皇居方面の眺望で、上の屏風と一部重なります。
隅田川のこちら側で、左上の高い建物の向こう隣に薄緑の屋根の両国国技館が見えます。



こちらは隅田川の向こう中央よりやや左下に浅草寺と五重塔が見え、左上の緑の塊は上野公園です。
上野公園の左上に霞んでいますが池袋のビル群が見えます。目を凝らして探して見て下さい。




足元を見るとこんな感じです。
車がゴマ粒よりも小さく見えます。

さて、たっぷりと見物したので帰ることにします。



この展望デッキと下のフロアーを行き来するエレベーター(展望シャトル)は4基あり、
内部はそれぞれ、春の空、隅田川の空、祭の空、都鳥の空と、四季で異なる装飾が施されています。
どの基に乗るかは自分では選べず、私が帰りに乗ったのは隅田川の空で、江戸切子を
花火に見立てて埋め込まれた美しい基でした。偶然とは言え、ばっちり私好みで大満足です。
本当に、夜空に無数の花火が咲いているようでした。








スカイツリーを支える足場の鉄柱です。
その巨大な姿に感動してしまいました。
美しさまで感じ、日本の技術の粋を見るようでした。


さて、次はシャトルバスで浅草に向かいます。
発車して後ろを振り返ると、スカイツリーの最上階に雲がかかっているのが見えました。
私が下のフロアーに戻る頃には、最上階は視界不良との看板がかかっていました。



そして、浅草寺を後にする頃には、展望デッキまでにも雲がかかって来ました。
こんなお天気でも、私が帰る頃にも多くの見物客が登って来ていましたが、まだなんとかセーフでしょうか、、



上野行きのシャトルバスを待っていると、とうとう展望デッキまでも雲の中になってしまいました。
スカイツリーに到着してからここまでの時間は3時間ちょうど。
早起きした甲斐がありました。

ブラボー!天空の眺め・東京スカイツリー

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ブラボー!天空の眺め・東京スカイツリー

2015年09月04日 | 旅の楽しみ

ー 展望デッキ・地上350mからの眺望 ー

うわあー!これは何ということだ!

自分の魂が体から抜け出し、空中を浮遊しているかの錯覚を覚える。
そして、この世には地上界と天上界があるのだと感じさせる眺めだ。

大空を飛ぶ鳥たちは、地上の人間の営みをこんな風に見ていたのか、、
見渡すとはこういうことなのか、、



私は若い時に、カラスに馬鹿にされたことがあった。
降り積もった新雪を手で掻き分けながら出勤していた時のこと、
ふいに頭上からアホーアホーと言われたのだった。

その時は必死で、雪の冷たさと職場までの道のりの遠さに悲壮感を持っていたのだが、
その声を聞いて、なんだか自分のしていることが、馬鹿馬鹿しく、滑稽に思えて
その悲壮感があっと言う間に消えて無くなったことがあった。

このスカイツリーからの眺めは、正にそんな効果があるのである。

ブラボー!天空の眺め!
ブラボー!スカイツリー!


※中央のベージュの建物の左に黒く見えているのはJR錦糸町駅
画面の右上は品川方面、左上は千葉方面

カラスに馬鹿にされたお話はこちらもどうぞ

笠地蔵のお話がわが身に
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減量1kgクリアー・翼の像まであと一息

2015年09月01日 | 美容・ファッション


~ 東京上野駅・翼の像 ~

この像は、上野駅中央改札口を出たグランドコンコース、みどりの窓口の隣に置かれている。

両手を広げ、高くさし上げて光に向かう姿は
1kg痩せた喜びと、あとの2kgクリアーという希望に向う私の気持ちを表しているかのよう、、
そして、この像のプロポーションは私の目指すところなのである。

~ * ~ * ~

この像は、昭和28年、上野駅開設70周年と、「特急はつかり」の運転開始を記念して作られた。

作者は朝倉文夫元東京美術学校教授で、明治から昭和にかけて活躍し、高村光太郎と並んで
日本美術界の重鎮であり、昭和23年文化勲章受章するなど「日本のロダン」と呼ばれた。
ウイキペディア




7月16日に3kg痩せる!と公言してから役一か月半が経ち、努力の甲斐があって1kgの減量に成功!

なーんだ!たった1kgか!と思われるだろうが、始めの1kgが結構難しいのである。
たかが1kgされど1kg。この牛乳の1リットルパックと重さが同じ、持ってみると結構重い。
この重さがとれた分、体は軽くなり、あれこれと食べる気がしなくなった。

翼の像まであと一息
さあ!あと2kgだ!

「3kgやせなくてはならない」
「10kg痩せたお祝いカメオのブローチ」
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